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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862760845
感想・レビュー・書評
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「カヤック=面白い会社」というイメージは持っていたが、例えば“さいころ給”のような特徴的な仕組みの背景にあるメッセージがあることを知って、ますます「面白い」と思った。簡単にはマネできない分、カヤックに負けないくらい“面白い”仕組みを作りたいものだ。
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真面目にかつ面白く、利益を出しつつアホなこともする。面白法人カヤックはどこが面白いのか、に迫る本。
世の中の常識にとらわれず、やりたいと本当に思える事をやりたい、という気持ちと、でも儲からないと飯食えないよね、という現実を両方とも包含し、独自のバランス感覚で成立させている会社なんだなと思った。多分、今の30代のビジネスパーソンなら、「俺が起業したらこういう会社にする」というイメージに近いんじゃないかな。誰でも考える事だと思う。でもそれを現実に実現してるのは、創業者が3人いて、皆友人である、という部分が大きいのかな。
カヤック流365度評価等で、あらゆる方向から個人個人が見える化されていて、能力のある、フリーランスでも十分やっていける人じゃないと働くのはキツイと思う。"あと一歩足りない"人がカヤックに入ったら、大変なストレスを感じるんじゃないかな。ベンチャー企業はどこもそうなんだろうけど。
そういった厳しい面もありながらも、人の評価は必ずしも100%正しいわけじゃない、という思いを込めた、サイコロで給料を決めるサイコロ給。これは素晴らしいネ。