世界で生きる力――自分を本当にグローバル化する4つのステップ

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制作 : 松本 裕 
  • 英治出版 (2010年11月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760906

世界で生きる力――自分を本当にグローバル化する4つのステップの感想・レビュー・書評

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  • 自身をグローバルな存在にするという点で、普段の生活で気にすることが出来ること、ビジネスを考える上で想定すべきものを知ることができた。
    大学院修了時にもう一度読みたい

  • ・グローバル人材に求められる4つの能力 1)直視する力 2)学ぶ力 3)連帯する力 4)助け合う力 この4つを開発すれば、我々は「グローバル・インテリジェンス(GI)」を向上させることができる。GIは人類を分かつ境界線を越えるべく、持てる機能のすべてを活用する能力。自分と異なる人々と共存し、共創することを可能にする人間の能力のことだ。

  • 原題はGlobal Citizensなので少し邦題に疑問あり。Citizenを5つの段階にわけて分類しているのが興味深かった。ただしこの本を読んだからといって、はいそうですかとGlobal Citizensに慣れるわけでもなく、もしなりたいのであれば文中に出てくる人々のような多様な経験を積み、自らの感覚を磨き上げる必要あり。以下、興味深かった箇所の抜粋。

    Citizen 1.0:自分自身にさえ忠誠を持っていればよい
    Citizen 2.0:自己の利益と所属するグループ(氏族、部族、政党等)の利益と均衡を図らなくてはならない
    Citizen 3.0:自己とグループへの忠誠心よりも国家の利益を優先しなければならない
    Citizen 4.0:複数の文化に忠誠心を抱いている
    Citizen 5.0:全てを統合し、地球と生きとし生けるもの全てに対する忠誠に組み込まなければならない

    Outward Bound International: Global Leaders Program http://www.outwardbound.net/
    Sees of peace: http://www.seedsofpeace.org/

    ”利口な人かどうかは、その人の答えを聞けば分かる。聡明な人かどうかは、その人の質問を聞けば分かる” ナギーブ・マフフーズ(作家)

    1. 自らが変わる
    Avaaz、”Global shift” by Edmund Bourne、”Be the Change” by Ed and Deb Shapiro、”Be the Change” by Stephen Shick
    2. 脳の両側を使う
    The HeartMath Insitute、”ハイ・コンセプト” by ダニエル・ピンク
    3. 根源的なルーツを探る
    The Genographic Project、Global Oneness Project
    4. 家にちゃんとドアをつけておく
    Education for Global Citizenship (Oxfam) 、”Teaching tolerance” by Sara Bullard
    5. 少数派の視点で考える
    Global Voices (globalvoicesonline.org)、”We are all Moors" by Anouar Majid
    6. 学び続ける‐無知でいる方法も含めて
    The Global List (www.globallist.com)、”禅へのいざない” by 鈴木俊隆
    7. 自分の世界観を事実に照らし合わせる
    Global Issues (www.globalissues.org)、”unSpun” by Brooks Jackson
    8. 敵を知る‐徹底的に
    Search For Common Ground (www.sfcg.org)、”敵の顔” by サム・キーン
    9. 固定観念を信頼関係へと進化させる
    Rotary International、World Learning (www.worldlearning.org)
    10. マインドを広げる質問をする
    国際教育交流協議会、欧州国際交流協会、Asia Society (www.asiasociety.org)、World Cafe (www.worldcafe.com) ”グローバリゼーション” by ナヤン・チャンダ
    11. 地球の声に耳を傾ける
    地球憲章イニシアティブ、The Pachamama Alliance、”世界の聖地” by マーティン・グレイ
    12. うまくいく方法を忍耐づよく探る
    Appreciative Inquiry Commons、Ode (www.odemagazine.com)
    13. 境界線を越えて行動する
    e国会、Global Action Networks、”Beyond boarders” by Paula Rothenberg
    14. 利益と価値の両方を考える
    Center for Global Citizenship、ICLEI (Local Governments for Sustainability)、”持続可能な未来へ” by ピーター・センゲ
    15. 遠近両方に旅する
    Global Diversity Foundation、”The middle of everywhere” by Mary Pipher
    16. 共通点を見出す
    A common word between us and you (www.acommonword.com)、危機予防復興支援局、”The search for Common Ground” by Haward Thurman
    17. 複数の言語を身につける
    ロゼッタストーン、”The power of Babel” by John McWhorter
    18. 壁の向こう側を見る
    Global Citizens Network, Global Studies Association
    19. 神聖なるものを追求する
    Abraham Path, 宗教連合イニシアティブ、”The world's Wisdom” by Philip Novak
    20. 連帯する
    Clinton Global Initiative, Global Citizen Center, Wiser earth

  • 本当のグローバルとは何か・・・を意識しながら読み進めそのなかで世界に目を向けグローバルシティズンというマクロ的な一面と、自分自身の考え方/スタンスを振り返るというミクロな一面、両方を再考する機会となりました。

  • 様々な「見方」というのは言われているが、育った環境によって、同じものを見ても解釈は異なるというのはあまり認識されていないことなのではないだろうか。非常に示唆に富む内容が書かれた本だった。身近な人とも、背景が異なる人とも、コミュニケーションを続け、世界を知ることを続けていくことが必要だ。
    本の内容は良いものなのだが、日本語で読むとやや違和感があるので星は4つ。

  • Global citizens:
    How our vision of the world is outdated, and what we can do about it ―
    http://www.eijipress.co.jp/book/book.php?epcode=2090 ,
    http://www.mediatorsfoundation.org/

  • 私たちの生活は否応なしに世界とつながってる。
    身につけてるもの、食べてるもの、
    学ぶもの、はたらくこと、すべて。
    「グローバル化」ってよく言うけれど、
    でも本当に、私たちって「グローバル」な存在なんだろうか?
    グローバル化によって違う文化、違う生活に簡単にアクセスできる
    ようになったけど、同時にそれは「ナショナリズム」を促進してたりもする。
    この本では世界で暮らす人々をシティズン1.0-5.0に分けて、
    セクショナリズムやナショナリズムを越えた、「多国籍」「超国籍」
    といった生き方をするために必要な4つのステップを紹介している。
    人は必ず複数のアイデンティティをもっており、だれしもが1つ以上の何かである。
    そこで共通する何かを見つけられれば、橋渡しができる。連帯をすることができる。
    「直視」し「学び」、「連帯し」「助け合う」ことができれば、
    誰もが違う立場を越えて、でも誰もが望む「平和」に向けて
    一歩踏み出せる。
    これから世界へ出ていきたい人はぜひ読んでおくべき本だと思った。

  • 基本、翻訳本は致命的な誤字脱字があった時点で☆を1つ引きます。この本もその点でマイナスがあった、ということで。原注の番号を振り間違えてるのはマズいと思ったけど、文章の最後に意味不明の「ぴ」一文字が誤植されてるのは、ミスとしては笑えました。でも、この「ぴ」から続く大事な内容があったのかもしれないと思うと、あんまり笑えない。

    内容はそれほど大きく珍しいものはなかったけど、最後に行動指針みたいなのがまとめてあるのは良いと思います。それと、「境界線はお互いを隔てるものではなく、単にお互いを繋ぐもの」という視点は、世界で求められていく考え方だと思います。

  • ・世界を見る際に通すレンズの存在を認識する。自分がレンズを持っていることを認識する。
    ・地理的境界線、宗教的、国家的、民族的、経済的、文化的、思考的境界線。こうした数多くの境界線の存在を、認識することが大事。
    ・自分の固定概念を変えたかったら、まず直接体験すること。
    ・ありのままの自分を尊重する人間に、人はひきつけられる。
    ・世界のリーダーは橋をかける能力が共通して備わっている。
    ・世界に起こればいいと思う変化を、自分自身が起こしなさい。思いやりにあふれたやさしい世界を望むのならば、自分の身近な人に対して思いやりと優しさを示そう。
    ・どのような違いがあろうとも、何が共通点なのかを見つける。何が普遍的なのかを見つける。
    表面的な違いのさらに深い部分を見つけ、そこに隠された共通点を発見すべく努力する。
    ・他者と同じである必要はないが、すべての人々が何を共有しているのかを知る必要はたる。

  • 池田洋一郎さん(ケネディースクール)オススメの本

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