2人が「最高のチーム」になる―― ワーキングカップルの人生戦略

  • 英治出版
3.69
  • (50)
  • (108)
  • (73)
  • (23)
  • (4)
本棚登録 : 792
感想 : 112
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862760937

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 結婚後、すぐに夫と買って読んだ。
    現実として2人で働いて子育てしていくことをイメージできてよかった。

  • 実際のところ難しいとは思います。
    ただ自営とはいえ、ちゃんとされてる方がおられるのでやって「やれないことはない」んだろうなあとは思います。
    でも子供たちが乳幼児期にこの本を読んだところでやり方は変えなかったやろうなあとは思います。
    僕は徹底して外部資源(親と機械)を育児に導入することにこだわりましたから。

    ただ外部資源を導入できない場合には参考になると思います。
    これからの若者たちは少なくとも役所勤めではシングルインカムで余裕のある生活は難しいのでダブルインカムを目指すことになると思います。
    そのためのお手伝いの指南書になるかなぁと思います。

  • 第1章 
    第2章 コミュニケーション戦略
    第3章 時間戦略
    第4章 妊娠・出産戦略
    第5章 育児戦略
    第6章 お金戦略

  • ワーキングカップルの知恵が詰まった本。私はワーキングカップルではない、独身OL。自分がどんな生活を歩むのか、共働きになるとどんなことが大変になるのかを考えるきっかけにしたくて、この本を読み始めました。

    この本を読む事で、
    男性がどんな事を苦手と思うのかが、共同筆者である駒崎弘樹さんの実体験を元に書かれているので参考になった。

    共働きで分担が上手くいかず悩むご夫婦、
    将来の働き方を考えている独身女性、
    奥さんにはどうしても家庭に入ってほしいと考えている男性、
    同僚、部下、上司の共働きや子育てをしている方と一緒に
    などなど、様々な立場の人でも読む価値があると思います。

    特に仕事を辞めたいと思っているなぅ独身OLには是非読んでほしい。
    というのも、絶対にこれからの働き方を決める選択肢のイメージが広がると思うから。

    この本を読んで絶対結婚しても子供産んでも働き続けていきたいと思った。共に支え合う夫婦関係、最高に理想!
    結婚して妊娠したらなんとなく仕事辞めるかなーって思ってたから、その重大決心の前にこの本に出会えて良かった!
    とても読みやすいです。

  • 時代はどんどん変わってるのね。田舎にいるのと、両親も異端なため、古い価値観すらよく分かってないことに気付けたw

  • 病児保育問題の解決を目指す(だけではないですが)駒崎弘樹さんの本が面白くて、続けて読んでいます。

    この本は、ワーキングカップル向けに、書かれた本です。


    駒崎弘樹さんの後書きを、まず読んで欲しいと思います。
    小室淑恵さんのはじめに、も素晴らしいのですが。
    3.11。大震災後に書かれた後書きに、日常の素晴らしさを確認させられてから、本文を読むことで、響きかたが変わるような気がします。

    過去のモデルではなく、自分たちの試行錯誤で幸せを作っていく世代。
    今生きている私たちはそうではないでしょうか?

    (むしろ、どの時代でも生きていくことはそういうことではないか、とも言えるかもしれませんが)

    しかし、本当に駒崎さんの本は読みやすい。

  • もはや一人の収入では家庭のやりくりが難しくなってきた現代。

    気持ちよく共働きをするにはどうすればいいのか、
    その考え方(というか楽しみ方)と、具体的な小ワザが盛りだくさん。

    一番大事なのは、自分と相手の状況や考え方を共有し、
    ちょっとした声掛けで思いやりを表現することやなぁと思った。


    自分が本気で結婚を考えたら、もう一度読もう。
    そして、相手にも読ませよう。笑

  • よく友人に言われるのは、僕はどうやら実は自分のことしか考えていない傾向があるらしい。。。
    結婚してもうすぐ1年、夫婦のあり方を改めて考えてみようかな…ということでチョイスした、自分的に全くの新ジャンルな一冊です。

    父がバリバリ働いて、母は専業主婦で家にいてくれるという家庭で育った自分の考えを変えてくれる感じがします。


    仕事柄もあって、ワークライフバランスについてはよく考えるけど、本当に難しい話だと思う。

    書いてあることは基本的には、夫婦が一緒に住んでいること前提(夫の転勤にも少ないながら触れているのはさすがだが)だと思うけど、経済のグローバル化はそれもますます難しくしているし、会社がいつなくなるか分からない世の中で、少し悠長すぎるのでは?という気もする。

    しかも、その中で、男性も女性もキャリアアップしていこうとなると…

    そんな風に思うのも自分の固定観念からなのか…うーん、難しい。

  • 夫婦共働きだけならまだしも、子育てが加わった今、復職する前に、夫との家事の役割分担と今後の人生設計を(経済的なことも含めて)見直さなければ、と思って読んだ本。
    男女のコミュニケーションの取り方については、特別目新しいことが書いてあったわけではないけれど、「肝に銘じる」という意味では読んで損はない。
    また、どうして復職に対して私ばっかりが(家事も育児も仕事もできるのかという)不安を感じているんだろう、と悶々としていたけれど、その理由が本書を読んで理解できた。
    駒崎さんの家事を仕事のように捉えて効率化を図った話や、地域活動が子育てにもプラスになるという話は、ぜひ夫にも読んでみてほしいと思った。(早々にこの本は夫にプレゼントする。)
    私がやるべきことは、
    1)家事(特に食事作り)に関しては夫に「全権委任」をする。中途半端に口を出さない。
    2)夫婦の夜お茶の時間を作る。その際は必ずメールやFBは遮断。
    3)今後の家計のシミュレーション。エクセルにおとして夫婦で共有。

    これから復職を控えている友人達にもおすすめしたい。

  • すごく良かった。
    結婚して、一緒に働いて、一緒に家事や育児を行うにあたってのノウハウが書かれている本。具体的なやり方に関してはあんまり実感がわかなかったけど、それよりなにより自分の考え方をぐっと変えてくれた本でした。いつのまにか自分に制限をかけて、本当にやりたいことを考えていなかったような気がします。出産と起業を同時にされた著者のエピソードを読んで、やろうと思えばかなり何でもできるんだなと改めて思わされました。

    大切なことは、パートナーが何かにチャレンジする時、ちょっと困った時に、それをサポートしたいと思えるか、思ってもらえるかということなんだろうと思います。人生において、柔軟性は本当に大事なのだろうなと思うと同時に、それを得たらもっと前向きにやっていけるのではなんて思ったり。

    ただこういうの読むと頑張る良い子になろうとしすぎる人って割といると思うので(自分含め)、やりすぎず、せっかく一緒にいるならのんびりしたりたまにはさぼるのもいいことだと思います。

著者プロフィール

株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。公立学校250校、民間企業2000社、7省庁の働き方改革コンサルティング実績を持つ。文部科学省「中央教育審議会」委員、「産業競争力会議」民間議員など複数の公務を歴任。2児の母。『男性の育休』(天野妙氏との共著、PHP新書)など著書多数。

「2023年 『先生がいなくなる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小室淑恵の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×