世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

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著者 : 入山章栄
  • 英治出版 (2012年11月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862761095

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世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティアの感想・レビュー・書評

  • 昨年末から勤務先近所の書店で平積みされていて気になっていた本だったのだが、アカデミック色が強いのかと思って敬遠していた。しかし、クライアントさんが新年の目標を考えるために読了したとfacebookで報告していたので、それでは読まないわけにはいかないということで読んでみた。
    冒頭述べた「アカデミック色」というのはまったくないわけではない。というのは、筆者は非常にリファレンス豊富でさすが学者という感じ。しかし、文章のテンションが著者も言うとおりエッセイ風であったり統計などの難解なものについてはわかりやすく(かなり端折ってが正しい)書かれているので、経営学初心者でも十分読みやすい。

    さて、内容はというと、大変実務にとっての示唆に富んでいて、ビジネスマンであれば一読の価値がある。経営者よりもマネジメント業務についている方々が読まれるといい気がする。というのも、経営者としての意思決定よりもう一歩現場に落ちたところでの参考になるものが多いからだ。

    個人的には第5章のトランザクティブ・メモリーと第6章の見せかけの経営効果、第15章のRBVが非常によかった。
    トランザクティブ・メモリーの考え方は恥ずかしながら初めて目にする理論であった。RBVは私が修士論文を書く際に援用した理論枠組みであったため、それを否定する理論があることを知り、非常にワクワクしながら読むことができた。

    筆者も書かれているが、それぞれの理論やフレームワークはもちろん立派なことであるが、経営学の限界としてはそれらを一般化して各企業に落とし込んだところですべてが理論どおりに成長企業になるわけではないことだ。ここが経営学が難しくておもしろいところなのではないかと再認識させられた。

    筆者は今後は早稲田MBAの教授になるなんていううわさもあるが、こんなに過激に書いて大丈夫なのだろうか?(笑)

  • マイケルポーター
    SCP
    structure conduct performance.競争しないポジショニングを取る事。

    組織論
    学習にはlearning curveがあり、経験の蓄積により、ある一定レベルまでは急速に生産性、効率性が向上し、これは組織でも同様に言える。

    組織では同じ事を全ての人間が学ぶのではなく、各スタッフがそれぞれの専門性を磨き、記憶の分担共有(transactive memory)を行う事が肝であり、この時、「誰が何を知っているかwho knows what」を認識する事が重要。

    知の探索explorationと知の深化exploitationの両利きambidexterityを組織的に整備する事。業績が良いと、知の深化を重視した組織創りを進める一方、知の探索を怠りがちになり、知の近視眼化myopiaが起こりやすい。
    中長期的なイノベーションが停滞するリスクが企業組織に本質的に内在する。これをcompetency trapと言う。

    類似する「イノベーションのジレンマ」は経営幹部個人の認知問題として捉えているが、competency trapは問題の本質を組織に求めている。


    Social capital
    人と人の繋がりそのものが資本であるという考え。


    strength of weak ties
    弱い繋がりの方が強い繋がりよりも新しい情報を得やすい。
    強い繋がりの人間とは住む世界がほぼ同じであろう為。


    Structural hole
    ソーシャルネットワークのハブの事。


    パンカジュ ゲマワットによる海外進出の留意点
    "CAGE"
    Cultural 国民性
    Administrative 政府
    Geographic 地理(本国からどれだけ遠い?)
    Economic 所得格差


    ホフステッド指数(国民性を数値化したもの)
    以下の6項目で全世界のIBM従業員からリサーチしている。
    Individualism = Collectivism
    Power distance
    Uncertainty avoidance
    Masculinity
    long term orientation
    rentraint = indulgence


    日本人と最も近いのはハンガリー人、次いでポーランド人。
    最も遠いのはオランダ人、スウェーデン人。


    born global firm
    生まれながらの国際ベンチャー


    新事業投資時のCriteria
    小額投資をしつつ、不確実性を明らかにしていくReal option手法。
    1、全ての不確実性を洗い出す。
    2、上記を外生的、内生的に分類する。
    3、それぞれの楽観ケースと悲観ケースを想定し、戦略オプションを検討する。
    4、段階的な投資に基づいて、それぞれのケースの収益性を評価する。
    5、事業開始後、洗い出した不確実性を定常確認する。


    ドゥシュニツキー、レノックス「リサーチポリシー」2,289企業30年の調査で、CVC投資が多いほどイノベーションパフォーマンスが高まる。企業価値が高くなる。

    理由1
    DDの時点で技術を知る事ができる。

    理由2
    ボードメンバーになる事で、技術やビジネスモデルの情報を知る。

    理由3
    スタートアップの業績で事業の将来性を判断できる。



    M&A
    買収プレミアムについて、アメリカは平均35.6%、日本は平均19.9%のプレミアムが支払われている。
    新興国が先進国の企業を買収する場合、平均16%のプレミアムを払っている。


    コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)
    CVCはR&D予算の1-3%... 続きを読む

  • ○この本を一言で表すと?
     経営学を経営学者の視点から考える経営学の本


    ○この本を読んで興味深かった点
    ・「経営」と「経営学」の間に壁があること、その壁自体の存在や、壁を超えて「経営学」を活用すべきだという問題提起など、読みやすい文章で様々な分野の最近の経営学に触れることができて良かったです。これまで経営に関する本を何十冊と読んでいても、「経営学者」の視点では読んでいなかったのだなということを知ることができ、新鮮な気分でした。

    ・ドラッカーは日本でしか読まれていないというのは知っていましたが、アメリカで経営学者として扱われてすらいないということは初めて知りました。ハーバード・ビジネス・レビューは学術誌ではないということは、私はまさに学術誌だと思って読んでいたのでショックでした。(第1章 経営学についての三つの勘違い)

    ・経営学者も学者である以上、理論とその検証が必要というのは、経営学も他の学問と同じであることを目指しているということで、私が法律や会計について書かれた本を読んで「専門書を読みました」と言えても、経営について書かれた本を読んだ時は言いづらかった、その感覚の原因を突き止めることができたような気がしました。(第2章 経営学は居酒屋トークと何が違うのか)

    ・日本の経営学の本と海外の経営学の本は別分野と言ってもいいくらいに違いを感じていましたが、演繹的アプローチと帰納的アプローチの違いだとこの本で書かれていて、なるほどと思いました。この本を読んだ後に「新しい市場のつくりかた」という日本人が書いた経営の本を読み始めましたが、帰納的に考えを導き出したとはっきり書かれていました(書かれたのがこの本より後なので意識して書いているのかもしれません)。(第2章 経営学は居酒屋トークと何が違うのか)

    ・経営学の本といってもかなり内容は様々で「経営学」と言っただけでは本の内容がイメージできないくらいに曖昧でしたが、三つのディシプリン(経済学、認知心理学、社会学)や企業とは何かの四つの視点(効率性、パワー、経営資源、従業員のアイデンティティ)というように分かれていて、それぞれがかけ離れているという説明でその理由が納得できた気がします。(第3章 なぜ経営学には教科書がないのか)

    ・ポーターの競争戦略論を持続的競争優位を目指した守りの考え方、現在では持続的競争優位を保てる企業は全ての企業の内数%しかなく、ハイパー・コンペティションの時代で一時的な競争優位を繋いでいく攻めの考え方が重要、という対比は面白いなと思いました。(第4章 ポーターの戦略だけでは、もう通用しない)

    ・「組織全体の知」に関する話はいろいろな本ででてきますが、「組織の記憶力」に関する話は初めてでした。トランザクティブ・メモリー(誰がそのことについて詳しいかについての記憶)が重要という考え方は、PCの仕組みと同じような捉え方で面白いなと思いました。トランザクティブ・メモリーを検証するための、カップルと他人の実験もよく考えられているなと思いました。私は読んだ本の内容を逐一憶えているわけではないですが、聞かれた時に「あの本のあそこに書かれていたな」と頭の中の索引に引っ掛かることがありますが、これも少し似ているかなと思いました。(第5章 組織の記憶力を高めるにはどうすればよいのか)

    ・内生性の問題は別の本でも読んだことがありますが、より詳しく知ることができてよかったです。特にモデレーティング効果(触媒のような効果)はそういった存在の仮説をまず立てないと検証できなかっただろうなと思い、この発見はすごいなと思いました。(第6章 「見せかけの経営効果」にだまされないためには)

    ・「ブラック・スワン」で出てきた講釈の誤り(ものごとの原因の一部を説明... 続きを読む

  • 米国の最先端の経営学者達が、『何に関心を持ち、どんなテーマについて、どのような手法で研究しているのか』が分かりやすく書かれている。

    まず、経営学についての3つの「勘違い」から始まる。経営学者は、日本では大人気のドラッカーの本を読まない。これは自分自身の経験からも十分実感できる。MBAレベルにおいても、ドラッカーの著作や論文はほとんど登場しないから。まして、それを超えるレベルでは当然だろう。ドラッカーが「経営学のすべて」であるかの如く演出されていた日本の「ドラッカーブーム」に、著者も相当な違和感を覚えていたことだろう。

    ドラッカーの本は、経営学というよりも「名言」や「経営哲学」の集積である。「名言」だから解釈の幅は広く、人によって解釈も異なる。これは科学とは言えない。だからといって、「経営哲学」に意味がないわけではない。「経営哲学」はとても重要だ。

    ハーバードビジネスレビュー(HBR)は学術誌ではないというのも納得できる。経営者や経営管理者向けに、(最先端の)研究成果を分かりやすく紹介することが同誌の目的だから。もっとも、MBAレベルではHBRを読む機会はかなり多いし、世の中一般水準からみれば相当学術的ではある。

    最後に、ビジネスクールの教授の評価の基準は、良い授業をすることでなく、権威ある学術誌に載せる論文の数だという。ビジネスクールもアカデミックな世界であるから、こうした評価基準は分かるが、行き過ぎてしまうと、現実の経営問題との関連性が希薄になる危険がある。

    著者は、先端経営学の主流が演繹的アプローチに偏りすぎているという点に危惧を抱く。演繹的アプローチとは、仮説を設定し、膨大なデータを統計的なアプローチによって分析し、理論を実証するという方法である。また、研究(理論)の新奇性が重視されるため、90%以上の理論仮説が、その後研究者によって実証研究されていないという。放置された理論が山ほどあるということだ。

    (老婆心ながら)一点注意すべきなのは、Porter(あるいはMintzbergやBarneyなど)の理論が、今では全く役に立たなくなっている、あるいは、学ぶに値しないということではない。定番理論の「他に」も注目すべき経営理論や研究は沢山ある、経営学は日々進歩している、だからこうした最新の動向にも目を向けるべきだ、ということを著者は主張しているのだ。

    定番理論をきっちり押さえるのがいわばMBA教育である。本書の主張の多くは「その上のレベル」の話であることに注意すべきだろう。本書は非常に分かり易く書かれているので、国内外で経営学に関する基礎的な教育を受けていない人にも十分読める内容だが、逆に、(途中のMBAレベルの話が省略されているため)誤解を招く可能性もあるような気がする。

    本書では、参考文献(論文)が随所に紹介されているのが嬉しい。特に、内生性、ソーシャルキャピタル、不確実性などが興味深い。RBVも改めて読み直す必要がありそうだ。論文をダウンロードして、時間を見つけて読んでいきたい。

    (経済学もそうだが)、社会科学である経営学は、現実の企業経営に役立つ知見を提供すべきものであり、「象牙の塔」の中の論理に支配され、研究のあり方が歪められてしまっては意味がない。今後の経営学の方向性に注目したい。

  • 日本人が知っている経営学と最先端の経営学のギャップを埋める本。それぞれのトピックはサラっと触れる程度だけど、視点の勝利と言える。もっとこういう本出て欲しい(^-^)/。

  • 世界の経営学の潮流の一端がつかめる。
    著者のセレクションが素晴らしく、興味の湧くテーマが多かった。
    統計的な取り扱いとか、数式ではなく自然言語定義によるトートロジーなど、学術チックな話は個人的には面白いと思った。
    学際領域故の経済学・社会学・心理学のどれを基本思想とするかで、事象の捉え方が異なるというのも興味ふかい。
    確かに、自分が比較的取り扱う人材や組織というテーマは心理学や社会学をベースにしている気がするが、たまに扱う戦略やマーケ、営業改革などは経済学にベースとする部分が多い気がする。

    実務の観点から見ると、最新の理論は、ちょっと高尚すぎて現場から乖離しているような気がしないでもない。
    現場の悩みはもっとプリミティブなものだという感覚だ。
    個人的には、経営学の理論がもう少し統一されて、現場のリテラシーが高まれば、最新の理論にチャレンジできる機会も増えるかなと思う。
    とはいえ、経営学の一般法則は、やはり●●の産業においてとか、●●の経済状況においてとか、●●の競争環境においてとかの非常に細かい前提において成り立つものなのだと思う。

  • 視点拡大にはなかなかよい。
    ポジショニング戦略競争優位の長さが短くなっているのが実際に観察されているというのはおもしろい。

    【世界の経営学者はいま何を考えているのか読了 ★4つ】
    http://www.amazon.co.jp/dp/4862761097/

    基本的に「実務にオードドックな内容をしっかり押さえていることが重要」と考えているので、主食本としてはお勧めしないが、副食、引き出しを広げる本としてはよいかも。
    あまり知られていない、経営学の最先端がわかる。「最先端」っていってもここ10年20年の話なので、普通の人が知っているのは、それよりさらに昔の経営学ということになる。

    個人的に、記憶に残ったのは、以下2つ。
    ・「戦略の賞味期限、持続的競争優位の期間が短くなっている」というのは、よく言われるが、それが、統計的に検証されているところ
    ・あと、積極的に攻撃的戦略を仕掛けていっている企業の方が好調というのも、統計的に検証されているらしい。

    感覚とはあいますね。

  • 早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄氏が書き下ろした本。これからMBAを考えている方には必見。学問で経営学のポジションニングや流派、そしてトレンドについてとても簡潔にかつ分かりやすく書かれている。

    第一章:日本人が抱えている経営学の3つの勘違いがある。
    第一にアメリカの経営学者はドラッカーを読んでいないのであるといういこと。それは名言であっても科学ではないから。
    第二に世界の経営学は科学を目指している。経営学者の仕事は「企業経営を科学的な方法で分析し、その結果得られた成果を、教育を通じて社会に還元していく」こと。また「科学」とは「世の中の真理を探究すること」である。
    第三にHBRは学術誌ではないということ。HBRは現実に応用しやすいように組み直した「意思決定・企業分析のためのツール」が紹介されている。科学的な仔細が報告されているわけではないため。
    世界の経営学は科学を目指していが、発展途上の学問である。

    第二章:経営学は居酒屋と何が違うのか。
    経営学は他の化学分野と同様に理論分析と実証分析を行う。理論分析は「なぜそうなるのか」を理論的に説明し、「仮説」を導き出す。そして「仮説」が世の中の企業に一般的にあてはまるのかをテストする必要がある。これが実証分析。
    欧米の経営学者は「理論仮説を立て、それを統計的な手法で検証する」、いわゆる「演繹的なアプローチ」。他方日本の経営学者は一社かあるいは数社の企業を選び、たんねんに観察されるケース・スタディ(事例分析)のアプローチ、いわゆる「昨日的なアプローチ」。
    現在の主流は演繹的アプローチだが、統計分析はビジネスの表層的な部分をとらえがちである。しかし企業の内部に入り込んで、定性的に深く分析することも重要。

    第三章:なぜ経営学には教科書がないのか。
    経営学はマクロとミクロに分かれており、「ミクロ分野」とは企業内部の組織設計や人間関係を分析する研究領域で、「組織行動論」。たとえば人事制度・人間関係・グループ編成・リーダーシップ。「マクロ分野」は企業を一つの単位としてとらえ、その行動や、他企業との競争関係・協調関係・組織構造のありかたを分析。たとえば「経営戦略論」。
    3つの理論ディシプリンがある。①経済学ディシプリン:経済学に基礎をおく。「人は本質的に合理的な選択をするものである」という仮定におかれる。マイケル・ポーターやRBVやリアルオプションもこのディシプリン。
    ②認知心理学ディシプリン:認知心理学に基礎をおく。古典的な経済学が想定するほどには人や組織は情報を処理する能力がなく、それが組織の行動にも影響を及ぼしているという考えを出発点。サイモン教授・野中教授やイノベーション経営の「知の探索・深化」・トラんザクティブ・メモリーというコンセプト。
    ③社会学ディシプリン:人と組織がどのように「社会的に」相互作用するかが研究されており、その理論を応用。一貫した仮定をおかないため、論理にあいまいな部分があるが影響力は絶大。ネットワーク理論やソーシャル・キャピタルがこのコンセプト。

    第四章:ポーターの戦略だけではもう通用しない。
    企業の目的は「持続的な競争優位」を獲得することである。SCPでは優れたポジションをとることで持続的な競争優位を獲得できることであり、とくに「競争が少なく、新規参入が難しく、価格競争が起きにくい産業が望ましい」とされている。したがって、ポーターのSCPは「差別化戦略」が重視され、逆に差別化がないまま、価格だけで勝負するのは避けるべきということ。
    ウィギンズとルエリフの三つの発見。①アメリカでは「持続的な競争優位」を実現する企業は存在するが、2-5%ぐらいにすぎない。②近年持続的な競争優位を実現することは難しなっている。③競争を優位と失ってか... 続きを読む

  • 読み終わった素直な印象。「経営学って、若い、人間臭い学問だなぁ。でも、だから面白い。」その人間味さえも科学的に分析、解明しようとしている人がいる、っていうのは凄い。

    数学を使う経済学者が数学の基礎をみっちり鍛えるように、自然言語(母国語、英語)を使う経営学者も論理学、科学哲学の基礎を鍛える必要がある、というのは納得。そこが弱いと、命題や仮説に論理の破綻や飛躍、トートロジーが生じてしまう。

    どこまで「目新しさ(interesting)」を追求するか。その理論的仮説が、検証まで落とし込まれていなければ(実学としての役割が果たされていなければ、現実の経営問題を解決する際に役立っていなければ)、これからの経営学を実践の場で活用できない。

    社会科学には、①実証性(事実、現象、分析etc)と②規範性(価値判断、良し悪し)の二面性があることを理解し、区別すること。


    各章の再読項目は、他のレビューにそれぞれ詳しくまとめてあったので、省略。気になったキーワードを何個か。

    ・経営学の三代流派は、①経済学 ②認知心理学 ③社会学

    ・ポーターの「SCPパラダイム」:製品、サービスによる差別化、ポジショニング
    ⇔ワーナーフェルトの「RBV」:資産ベース、知識ベースでの企業リソースそのものの価値、希少性による差別化

    ・統計分析の限界 と 定性分析の必要性

    ・筆者の意味する「世界の経営学」
    =「世界 中のすべての経営学者が必ずしも使っているわけではないけれど、それでも多く の 国で急速に標準化が進んできている 経営学」

    ・①弱い結びつき ②リアル・オプション ③CVC に共通する低リスクでのメリット

    ・苦労のわりに実際に成果に結びつくかが不確実な「知の探索」が、これからのイノベーションには必要。(大)企業は、「知の深化」にこの「探索」を掛け合わせる必要あり。イノベーション促進への手だてとして挙げられる例の一つとして、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)投資。

  • 学生に時の経営学を学び、ドラッカーも読んだが、経営学がいかに論理の学問かがあらためてよく分かった。著者が最後に書いている、エビデンスベースドマネジメント、メタアナリシスに期待します。どちらも医学統計ではよく使われています。

  • 経営学でも仮説について統計データを使って検証するのがブームらしい(数量経済学からの影響)。

    社会科学系の学問では、数式を使うと科学っぽく見えるので、経済学でもかつて同じような統計分析ブームが起きたけど、経営学も同じ道を歩んでいるのかな。

    ガシガシデータ分析した結果の結論が、なんか当たり前の話っぽくなってしまうのは社会科学系の学問の悲しい所。(読んでる自分が後知恵の罠にハマってるだけなんだろうけどね。

  • 刺激的。日本の経営学は一社または数社を丹念に観察するケース・スタディーの研究が多い。数値化できる経営の法則を証明できないか研究する欧米の経営学のフロンティアの紹介。

    ・企業とは何か、経営学には四つの視点がある。
    ①効率性を重視し、「市場取引ではコストがかかりすぎる部分を組織内部に取り込んだもの」を企業と考える。
    ②企業の「パワー(力)」を重視するもの。
    まさに今この事が起きているのが鉄鋼業界。鉄鋼市場は国際的なレベルで見ると企業集中度が低く、多くの企業が小さいマーケット・シェアを持ってせめぎあっています。他方でその主要素材である鉄鉱石の市場はBHBビリトンなどの三大メジャーに牛耳られているのが原状です。そこで鉄鋼メーカーは鉄鉱石メジャーに対して不利な力関係を克服するために、M&Aなどを通じて業界再編を行い、さらには鉄鉱石ビジネスにも参入するようになっています。世界最大の鉄鋼メーカーであるアルセロール・ミタルはその代表例でしょう。
    ③「企業は経営資源の集合体である」とする見方。
    ④認知心理学ディシプリンのアイデンティティやビジョンを重視する見方。「企業とは経営者や従業員がアイデンティティやビジョンを共有できる範囲のことである」

    ・1972年から1997年までの全米40産業、6772社の時系列データを用い、企業が10年以上続けて同じ業界のライバルよりも高い業績を残している場合「持続的な競争優位」を持っているとみなした。
    そこから、
    ①アメリカでは「持続的な競争優位」を実現する企業はたしかに存在するが、その数はすべてのうちの2~5%にすぎない。
    ②近年になればなるほど、企業が競争優位を実現できる期間は短くなっている。すなわち、持続的な競争優位を実現する事はどんどん難しくなってきている。これはアメリカの企業全般にみられる傾向である。
    ③他方で、いったん競争優位を失ってからその後再び競争優位を獲得する企業の数が増加している。すなわち、現在の優れた企業とは、長い間安定して競争優位を保っているのではなく、一時的な優位をくさりのようにつないで、結果として長期的に高い業績を得ているように見えるのである。
    →つまり、理論的には、より積極的な競争行動を取る企業の方が高い業績を実現できる(実証研究でもいくつかそれを裏付ける研究がある)。
    さて興味深いのは、これらの研究で主張されてきたことは、一見するとポーターのSCPパラダイムの「競争しない戦略」と逆の考え方のように聞こえるという事です。SCPの主張の中心はライバルとの競争を避けることにあります(ファイブ・フォースつまり、「新規参入圧力」「企業間の競合圧力」「代替製品・サービスの圧力」「顧客からの圧力」「サプライヤーからの圧力」があり、それをなるべく避けられる業界を選び、それが難しければ業界内でユニークなポジションを目指す)。

    ・ビジネスでは、同じ業界内の企業同士でも、主要な顧客のいるセグメントがライバル企業と重複していることもあれば、ライバル企業との重複が少ないこともあります。たとえばアパレル業界では、ある婦人服と子供服を作っているメーカーAは、同じように婦人服と子供服を作っているメーカーBとは市場が重複することになりますが、紳士服に特化したメーカーCとは重複度が低い、ということになります。
    …アメリカの航空会社では、どの路線に飛行機を飛ばしているかで、企業の間の路線(セグメント)の重複度合は異なります。たとえば1989年のアメリカの航空路線のデータを使った分析によると、アメリカン航空はノースウェスト航空とは路線があまり重複しませんが、デルタ航空と重複度が高いという結果になっています。
    このような状況下で、もしアメリカン航空がある路線で価格を大きく下げたらどうなるでしょう... 続きを読む

  • 今年の初めに、本屋に積んであったので手に取ってみると、ドラッカーファンにはいささか挑発的な文句が目に留まった。
    曰く、「経営学者はドラッカーを読まない」。
    ほう、と思いつつ、経営学自体に関心があるわけではなかったので、今年中には読んでみようかと友人話したところ、もう読んだんでやるよ、と譲ってくれた。
    ずいぶん後回しにはなってしまったが、結構なボリュームがある割には、よく整理して書かれているので、すぐに読めた。

    で、感想は、経営学ってこんなもんかい?ということ。
    ドラッカーに対する挑発的な言葉は、著者のドラッカーについての認識不足で、彼が優秀な経営学者だとすると、合わせて、経営学者のレベルってこんなもんかい?という疑念をもった。

    著者によると、経営学には大きく分けて3つの流派があり、理論的基盤として、経済学、認知心理学、社会学などにもとづくものがある。
    本書の中心は、それらの中から、世界の経営学の知のフロンティアとして、12の分野の研究や論点を紹介している。
    しかし、最先端ということなので仕方がないかもしれないが、そこにあるのは決着の付いた結論ではなく、こんなことが議論されているといったレベルのもの。
    また論点のいくつかは、学説の客観性についての議論で、過去主流派だった理論が、実証的研究の後に疑義がもたれるに至ったとのことだった。
    著者がいうには、経営学はまだ新しい学問で、一般法則を導くため、一つの社会科学となることを目指している、とのこと。
    この経営学のスタンスが、科学的ではないドラッカーは経営学の範疇では扱うに値しない、という冒頭のキャッチコピーにかかっている。

    ドラッカーは、彼の初期の著作である「企業とは何か」において、「経営政策において重要なことは、うまくいくか、いかないかであり、マネジメントは実学である。」といっている。
    こうした点で、自身のマネジメント論が経営学者と異なり、自分は学界向きではない、といしている。
    ドラッカーはマネジメントの父とか呼ばれたりしているが、彼は自分自身を社会生態学者と呼んでいた。
    彼の目指したことは、多元的な組織社会となった現代において、どのようにすれば人は幸せになれるのか?の探求であり、その流れから組織におけるマネジメントの重要性と有効性を明らかにした。
    そもそも、ドラッカーは経営学という狭い領域の中で、マネジメントを研究していたのではない。
    こんなことは、ドラッカーをちょっとかじった人間ならだれでも知っていることだ。

    本書を読み進めると、最後に、経営学は本当に役立つのか?の自問自答がある。
    「統計的手法は、独創的な経営手法で成功している企業が分析できるのか?」というものだ。
    経営学は科学であるために、平均にもとづく統計的手法をとるが、往々にして、成功している企業は、「外れ値」となるので、それを一般化できるのか?ということ。
    よく引き合いに出される、アップルやサウスウエスト航空、トヨタなどの成功事例は特異な事例であり、そこからの一般化は可能か、という問いである。
    従来の平均的な統計手法での限界を超えるために、複雑系を応用した実証分析で解決できないかなどと、最近の議論の事例が紹介されている。

    しかし、成功事例から一般化できる法則を抽出するという経営学の目的が、成功事例を応用して、別組織での成果を目指すものであるのなら、これらは非常に回りくどいアプローチであるとは言えないか?
    おそらく、経営学者がすったもんだの議論を繰り返している間に、世の経営者は成功事例から自組織に適用できることとできないことを嗅ぎ分け、実践していることだろう。

    学者には学者なりの言い分があり、業界内の事情もあるだろうから、外野の人間がとやかく言うことではないかもしれない。
    しかし、経営学が、学問として成り立つことに腐心するあま... 続きを読む

  • 紹介してもらって読み始めたのですが、いやー、面白かったです。
    ドラッガーの(’経営学視点からの)否定などのつかみはばっちりで、不確実性の多い環境下でのDCFや、両利きの経営、組織の記憶力などの説明と有用性がきっちりと書かれていていい感じでした。

  • さまざまな経営理論がコンパクトにまとめられていて、素人にとってはありがたい。
    個人的には、
    ①組織のイノベーションのためには、知の探索と知の深化の両面が必要。企業は中長期的には知の深化に偏りがちで、知の探索をなおざりにしがち。
    ②ソーシャルキャピタル論で、強い繋がりと弱い繋がりのどちらがいいかは、得たい知識の質、事業環境による。(なお、構造的空隙論はバートの本を読んだときはよくわからなかったが、この本を読んで多少理解できた。)
    ③不確実性の時代にPDCAの計画論は通用しない。とりあえず、小さな規模の工場を作って製造販売ができないかを考えるリアルオプションの思考が有利。ただし、仮定がいつの間にか既定路線になっていてはだめ。
    といった所が興味深かった。

  • 「経営学」そのものにはあまり関心がないのですが、他ならぬエコハさんがお勧めしてらしたので読んでみました。
    言葉遊びや理論のための理論に落ち込みかねない社会科学の分野で、科学的に研究するとはどういうことなのか、ということを面白く読めました。

  • アメリカのほとんどの経営学者はドラッガーの本を読んでいない。
    名言であっても、科学ではないから。
     科学とは世の中の真理を探究すること。理論を構築し、データで検証。

    経営学には理論ディシプリンの違う3つの流派がある。
     ①経済学ディシプリン
     ②認知心理学ディシプリン
     ③社会学ディシプリン

    ポーターの競争原理とは「競争しない戦略」
     ウィギンズとルエフリの論文によると、
     全米6772社で1997年までの25間の間で、
     10年以上競争力を持続した企業はわずか5%以下。近年ほど維持が難しくなっている。
     一時的な優位を鎖のようにつないで、結果的に長期的に高い業績を得ているように見えるだけ。
     ユニークなポジショニングを取り、攻めの姿勢をとりやすくすることが重要。

    組織にとって重要なのは、What ではなく、Who knows what 。
     誰が何を知っているかを、知っておくこと。

     暗黙知(人に根付いた知識)を得るには「強い結びつき」。遠くに飛ばない。→mixi。
     多様な情報を効率的に得るには「弱い結びつき」。遠くまで飛ぶ。→ツイッター。

     ストラクチャホール
      =情報が一方通行になる結びつき。ビジネスが有利になる。

    国民性リスク
     「ホフステッド指数」
      70年代後半のIBM従業員40カ国11万人への質問に基づく国民性指数。
      日本人の個人主義(vs団体主義)指数は、69カ国中32番目。
      しかし団体主義とは、グループ内の利益を重視し、外との協力関係を築くのが困難。
      中国、韓国は日本より個人主義指数が低い。
      逆に、相手を信頼するのは、個人主義1位のアメリカ。

    国際起業家の台頭
     起業家やベンチャーキャピタリストは一定の地域に集中する。
     人につく知識は飛ばない。個人対個人のネットワーク。
     帰国しても交流は続き、国と国との間でコミュニティが育っている。
     日本は住みやすい国であるため他国ほどになっていない。

    不確実性の時代の事業計画「リアルオプション」
     PDSAでは計画が立てられない。
     不確実はむしろ上ぶれのチャンスがあり、考える前に、まずはやってみる。
     不確実性を書き出し、
     内生的なものは消すアクションをとる。
     外生的な要素の楽観、悲観、それぞれの想定で投資を段階的に行う。
     マイルストーンで定常的に確認し、オプションを選択するか検討していく。

    買収プレミアム
     評価額より巨額になる。
      自らの経営手腕を過信。成長へのあせり。国をまたぐ場合の国家のプライド。
     経営者の意思決定は人間くさいもの。

    事業会社のベンチャーキャピタル
     研究解発費の数%以下。
     オープンイノベーション戦略の一環
      投資側は、
       スタートアップの情報や技術や将来性を知ることができる買収に代わりうる手段。
       「リアルオプション」戦略である。
      ベンチャー側は、
       経営資源(設備や顧客)を得ることができる。
       サメと一緒に泳ぐことでもある。技術を奪われる。事業会社の戦略に左右される。

    バーニーの命題 (1991年)
     企業のリソースに価値があり希少な場合、その企業は競争優位を獲得する。
     そのリソースが模倣不可能、代替不可能な場合、その企業は持続的競争優位を獲得する。

    経営学は何を目的にしているのか?
     全ての企業の理論的平均的傾向を求めること?
     そこから外れる独創性が、企業の成功理由?

  • 2013年17冊目。

    「世界では、ドラッカーは学問の本として読まれていない」という事実から始まり、
    今世界で議論されている経営学の本当のフロンティア(最前線)を紹介する本。
    最前線の話なのに、経営の知識がほとんどない自分でもすらすら読める容易さがあり、素晴らしい良書。
    著者の一方的な考えを表したものではなく、引用を駆使して客観的に複数のトピックがまとまっている。
    組織運営をしていく際に参考にしたい内容がたくさんあった。
    手元に置いておいて、いつでも読みかえせるようにしたい一冊。

  • この本は非常に面白い。経営学の最新は科学分析なんですね。経営者にしてみればなんだ当たり前のことじゃないかと思っていることも、科学的に要素分解するとこうなるとは中々理解できないこともありますが、組織で応用してみたい事例がいっぱいで、参考になりました。ぜひ紹介された論文を読んでみたいです。

  • 経営に関連する最近の理論的フレームワークについての紹介本。頭のストレッチをするには良い本。理論に深入りしないので、サクサク読める。

  • なんか、よくわからない本でした。
    たぶん、僕が勉強不足だからだと思いますが、
    アカデミック過ぎて、読むのがしんどかったし、
    特に印象に残っている内容もないです。

  • こういう書籍は必要です。

  • 「競争戦略とは、競争をしない戦略である。」

     読み始めてしょっぱなから
    「世界の経営学者はピータードラッカーを読まない」
    ときて、ドラッカーの赤い著作集を読破しようとしている自分からするとつんのめりました。
     社会科学としての確立を目指す経営学だけど、社会科学とは一般的な法則や傾向を研究するもので、しかし企業は独創的で特徴的な戦略をとるからこそ成長するわけで、そこには根本的な矛盾があるそうで、これはなるほどと納得。
     経営に関する本は、どれも「これで成功した」という今現在の事実のみでこれみよがしに説く経験論がほとんどだけど、やはりそれは特異な個別解ということで「あぁすごいね」程度で終わることが多いです。
    ですが、最先端はやっぱりワクワクするようなでした。
    特にここ何年かで賑やかになっているソーシャルネットワークに関する話題が面白かったです。

  • 経営学を俯瞰して見れる点でいいと思う

  • これちょっと久々に私自分の読むスピードにもどかしさを感じるくらいの本でしたよ。
    何がすごいかって

    ①経営学の最先端の研究がわかりやすく載ってる
    ②経営学の発展の流れと種類がコンパクトに解説されていて、全体を俯瞰できる
    ③経営学の今後の展開が予想されてる

    のです!

    実は、私はゼミや経営戦略の授業で、いつも
    ・有名な理論に対する評価とか反論ってないのかな?この理論は今どうやって発展させてるのかな?
    ・ぶつぎりで色んなテーマが出てくるけど(垂直統合、PPMとか)、それぞれどう関連して背景にどういう問題意識があるの?
    ってことがわかんないなーと思ってもやもやしてました。
    ばらばらと色んな知識を断片的に詰め込んでるけど、それぞれつながらない、みたいな。

    そういう経営学における関連性をわかりやすく示してるのがこの本です!
    ゼミで先生が言ってたことも多々でてきて、情報がばばばーっとつながってテンションあがりましたw
    この本を、3年のゼミ入る前に読んでおけば、もっと輪読本を批判的に読めたなーと思ってます。笑

    で、ここからが、3年生諸君、よく聞いてほしんだが(笑)、①②③があることによって、もう一つ良いことがあって。それは、

    経 営 学 の 研 究 の や り 方 を 学 べ る こ と

    です!
    既存研究にどう対抗してリサーチクエスチョンの種を見つければ良いのか、既存研究をどう発展させれば良いのか、その着眼点が書かれているので、大いに、大いに、卒論の役に立つと思います。
    (もちろん、そういう目的のために書かれた本ではないので、それは読み取って活用せよ、ということですが。)

    そんなこんなでかなり良書なので、ぜひ一読をおすすめします。
    ビジネス書のような”俺の成功体験記”や経営学の一部を解説してる本は世にあまたあります。
    しかし、この本のように経営学全般においての過去から今、未来までをわかりやすく解説してる本は、今までみたことありません。
    ってことでみなさんぜひ!

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ドラッカーなんて誰も読まない!?米国ビジネススクールで活躍する日本人の若手経営学者が世界レベルのビジネス研究の最前線をわかりやすく紹介。競争戦略、イノベーション、組織学習、ソーシャル・ネットワーク、M&A、グローバル経営、国際起業、リアル・オプション、ベンチャー投資…ビジネス界の重大な「問い」は、どこまで解明されているのか。知的興奮と実践への示唆に満ちた全17章。(Amazon.co.jp)

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