- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862761262
作品紹介・あらすじ
ルワンダの悪夢は隣国コンゴで続いていた…。第二次大戦以降もっとも多い540万人の死者を出し、今なお暴力の嵐が吹き荒れるアフリカ大陸の奥地。そこには虐げられた無数の女性たちがいる。蔓延する性暴力、偏見と孤立、絶望的な貧困、民兵の脅威…。繰り返される悲劇を止めるべくたった一人で立ち上がった著者が、紛争地で見た真実とは。想像を絶する運命に抗い、強く生きようとする女性たちの哀しくも美しい姿を描いた心ゆさぶるノンフィクション。
感想・レビュー・書評
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コンゴ共和国をリサという女性が行った話。
財布を落としても届けてくれる人がいる。ご飯を満足に食べられる。不満があるとしたら朝の満員電車。
平和ボケと自らなじるほど「平和」な国の私達からしてみれば、テレビの向こうに広がる世界はニュースの一片にしか感じられない世界。
私達の立場からしてみれば、陳腐な言葉でいうと
「映画の中だけの話だと思っていた」と言われてしまいそう。
個人的には、電車内広告でよく見る「何歳で結婚。何歳で出産。恋愛は皆無」みたいな某NPO法人系の広告を思い出した。
広告でも映画でも伝わってこない、否、伝えきれない現状が(重要なのはこれが過去ではなく”現状”であること)あるということ。
本は、若干リサ個人の主観に沿った話でもあって、自分の過ちや自己中心的、自己満足な部分も感じつつ取り組んでいる感触だった。自分のオピニオンを惜しみなく出すあたり、アメリカ人っぽい。自分にはそれが合わなかったので-1☆したけど、このような話は初めて読んだし、知ったので、その点では読んで良かったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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はい、コンゴの現状・・・
>外務省のサイトによると、2012年4月以後も紛争は活発化している模様、、、
日本にいると 知らないことばかり
...はい、コンゴの現状・・・
>外務省のサイトによると、2012年4月以後も紛争は活発化している模様、、、
日本にいると 知らないことばかり
世界ではこんなコトが起きているのか、と唖然として
たしかに「援助」する側は「される側」からすると万能に見えますよね
一人に援助したら、
私も私も・・・
どこで線引きするか、難しいですよね・・・。
PS 話が変わりますが・・・
こないだプロフィールに追加したのですが
ブログ上で虐待などに関する物語 書いています
もし興味があってお時間があればのぞいてみてください
本を読み慣れている方に自分の創作をすすめるのは、はずかしいのですが・・・
日本の虐待モラハラDVに関する現状を書き込んでいます
・・・よろしければ、ですが・・・。
2013/08/29 -
「虐待などに関する物語」
知らないコトが多いので、取っ掛かりとして拝見させて貰います。
しかし、、、キツイ話の場合だと読み飛ばすと言うか、サ...「虐待などに関する物語」
知らないコトが多いので、取っ掛かりとして拝見させて貰います。
しかし、、、キツイ話の場合だと読み飛ばすと言うか、サラッとスルーしちゃうかも。。。2013/09/02 -
はい、了解です
物語以外にも、解説とか思うコトを書いていますので どっちにしても
キツかったら、スル―しちゃってください
コメントありがとう...はい、了解です
物語以外にも、解説とか思うコトを書いていますので どっちにしても
キツかったら、スル―しちゃってください
コメントありがとうございました♪2013/09/06
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【地上最悪の地】と呼ばれるコンゴ民主共和国の為に、
奔走する女性の物語。
自分の想像を超えた、世界がそこにはあった。
目の前で母親の足が切られて、それを食べるように
強制される子ども。「食べなければ殺す。」と銃を突付けられる。
それにも屈しない子どもが言った言葉「お母さんを食べるなんて出来ない、殺せ。」
そんな言葉を言わなければならない世界ってどんなんだろう。
分からない、でも分からないでは済ましたくない。
「こんな世界があるんだ、かわいそう。」
「僕たちは恵まれているんだ。」って終わらせたくない。
この本から学んだこと、
それは、【コンゴ民主共和国の危険性】、
そして、【コンゴ民主共和国へ行く覚悟】
来年の5月にコンゴ民主共和国へ行く、僕も走ろうとそう決めた。 -
2012年77冊目。
自社本のため割愛。