あなたの中のリーダーへ

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著者 : 西水美恵子
  • 英治出版 (2012年5月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862761361

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あなたの中のリーダーへの感想・レビュー・書評

  • 本気のスイッチを入れなければ動けない。

    信念は情熱を呼ぶ。
    信念は信頼を怖れない。

    感想:信念を持つことができないときはどうすればいいのか?よく考えてみた。信念と言う文字を眺めていたら、ふと漢字が分離した。

    人・言・今・心

    今の心を人に言う

    今の思いを人に言い続ければ、そのうちきっと信念になるにちがいない!

  • 2014年71冊目。

    再再再再読。今回は「組織文化改革」という一つのキーワードを自分の中に持って読み込んだ。

    ■仲間の幸せを心底願うこと
    ■小さな施策が飛び火をして広まることがある
    ■本気の危機感の共有
    ■一人でも多くの民の声を聴こうとする謙虚な姿勢
    ■形より意識改革
    ■自分が裸になる
    ■規制ではなく組織文化
    ■権力ではなく影響力を
    ■絵が見えるように
    ■意識改革は終わりのない仕事
    ■毎朝起きて出社するのが待ちきれない職場
    ■組織づくりは人づくり

    ===================
    2013年28冊目。(再読)

    「あなたは、本気のスイッチ入ってますか?」と問われる本。
    『保身』が邪魔をして、胸を張って「イエス」と答えられない時がある。
    だけど、著者と、著書の中のリーダー達は教えてくれる。

    「間違えても良い。間違えたら、周囲の声に耳を傾け、『間違っていた!』と謙虚に学べば良い。」

    と。
    そして自分の周りには、「間違ってる!」と言ってくれる人たちがいる。
    だから、安心して本気になればいいはず。
    間違えることを恐れ過ぎずに。
    草の根を歩き、民の声を聴く謙虚さと、
    全ての出来事を学習に変える謙虚さを持って。

    ====================
    2012年32冊目。(一読目:2012年4月28日)


    「本気」

    この2文字の意味を、僕が心底尊敬している著者は改めて問いかけてくれた。

    頭とハートが繋がったリーダーに、保身はない。
    無知、過ち、危機を、誠意を持って向き合うとで飛躍の糧にする。
    時に恐れ、時に悩んでも、本気で追い求めたいビジョンが、恐怖と迷いを凌駕する。

    そんな「本気」の物語達が、眠れるリーダーシップを抱える読者を待っている。


    前作「国をつくるという仕事」以上に、日本人に馴染み深いテーマが多い。

    圧倒的リーダーの出現を座って待望するな。
    一人ひとりが自分の中のリーダーシップを引き出して、
    自分ごととして動き出せ。

    母国日本に、そう語りかけているように感じる。


    自分自身の小さな一歩から全てが始まると思う。
    多くのセルフリーダーの小さな一歩ずつを引き出すために、
    自分自身は大きな一歩を踏み出せるようになりたい。
    頭とハートが繋がった、本気の心で。

  • 電気新聞にときどき載っているのを見つけては読むのを楽しみにしていた西水さんの文章がまとまって本になった。こうして本になると半分以上を読み損なっていたことに気づく。
    とても平易な語り口で、ズバズバと本質にせまってくる。たくさんの勇気をいただいた。
    前著の「国を創る仕事」もそうなんだけど、エッセイを集めたものなので、重複する話しもある。次は、書き下ろしを読んでみたいな。できれば、世銀での組織風土改革を中心にした話しがよみたい!!!!

  • ・本気のスイッチを入れる。

    ・オバマ前大統領のパワースピーチ(迫力ある演説)は、人を信じること、信頼の有無など、本物のリーダーたる根本条件を持ち合わせているからこそ。

    ・本気で動かぬ人間の組織にビジョンを追求し続ける変革は在り得ない。

    ・お金だけでは幸福は買えないのに主流の政策思考は経済成長に偏りすぎる。今、正す時が来ている。(地球幸福指数 1位 バヌアツ、ブータン13位、日本95位)

    ・Think out of the box(型にはまらず考えろ)。

    ・闘ってはいけない。闘うことは敗者を生み、相手から何かを奪い、憎しみが生まれる。常に新しい市場を生み出す。社会をより良くしたいと思っていれば、新しい市場のタネは至るところにある。もし我々が闘うこととがあれば、その相手は自分の中にある安きに流れる自分の心。

  • ’国をつくるという仕事’で著者の事を知り、本作は第二段。コラムをまとめたものという事でそれぞれの章がまとまってはいるが、例え話と言いたい事のギャップがやや大きい時があり、さらっと読むと一体何を言いたいのかよくわからない所が多々あった。毎回起承転結があるが、何となく内容やその思いよりその技巧的は部分が気になってしまった自分はちょっとひねくれすぎか。。むしろ他人が書いた解説の方が心に響いてしまった。

    記憶に残ったのは以下かな。
    P.86 Power tends to corrupt, and absolute power corrupts absolutely ジョン・ダルバーグ・アクトン
    P.123 国づくりは人づくり

    後者はどっちが先なのかなぁ。かつてフィリピンに住んだ時に国は人がつくると強く感じた事を思い出した。その他はブリティッシュ・バージン諸島にちょっと興味が出た。

  • 世銀の副総裁を務めた著者のエッセイ集。一つ一つは短文でとても読みやすく、良い話ばかり。涙腺が熱くなる。犬養道子さんのエッセイのような感じだ。
    予想通り、世銀もお役所的というか、本部と現地事務所の差別とか、女性蔑視とかそういったものが当たり前にあるんだなということがわかる。あと、ブータン国王の話がけっこう出てきた。聞いたことはあったけど、大変立派な国王なんだなと感心した。

  • 最後の方になってやっと文体になれ、言いたいことが伝わってきた。

    チームとグループの違いの指摘などはとても素晴らしい。
    パワースピーチ
    単刀直入に聞く
    終わりは感情を込めて

    人間感動なしでは動かない
    本気かどうかはすぐ見抜かれる。

    40歳 日本の平均寿命を途上国の寿命と合わせると、小学生は、日本の大人より短くなる。

  • 世銀での経験を中心に、行動することの重要さを書いてあります。モノゴトの根源と本質を理解し、それに逆らわない解決策を、曲げずに実行する。

  • 今となっては男女比はほぼ半々、あらゆる国籍かつ様々な出自の人々が活躍する世界銀行も、かつては先進国のエリート(男)社会であった。
    その牙城をひとつひとつ崩していった、元世界銀行副総裁西水美恵子氏のリーダー論。

    業界紙への連載記事を纏めているので、ところどころ記載内容の重複はあり読みにくさはあるが、一貫した想いとして書かれているのは、自分の心にある『本気のスイッチ』を入れること。
    組織にとってそれは理念であり情熱。そしてそれは必ずしも顧客や取引先など外向きに対してだけでなく、社員やその家族など内向きに対しても追求されるべきもの。いや、むしろ社員の幸せを追求することで、結果としていいビジネスサイクルが生まれているともいえる。

    p167〜無言のストライキ が特に印象深い。

  • 心の深いところで繋がるためにはどうすべきか。

  • 頭と心をつなげること。

    ○毎朝出勤が待ちきれないほどいきいきと楽しく働ける職場と、帰宅や週末が待ちきれないほどの幸せな家庭(39頁)

    ・家族を視野に入れた人事

    ・人間を動かす風景

  • 連載をまとめるという本の性質上、表面的な話が多かった。「資源を大切に」「人々の幸せを第一に考えて」という小学校の道徳の授業にでも出てきそうな理論が多かった。世銀で関わった地域各々の話など、他人から学んだことを羅列してある印象を受けたが、そこを総合的に扱っている世銀ならではの視点で、もっと深く実践的な理論づけを知りたいと思った。

  • 心に一本、ビシッと芯が通る感じ。

  • 尊敬するロールモデルのお一人。

    物事に真っ正面から向き合う姿勢と、「本気」の言葉が気持ち良い。

  • 世界銀行と言う期間がある事は知っていても、どのような役割やミッションを持っているのかを知らなかったので、勉強になった。
    また新幹線や高速道路などのインフラも世界銀行の評価や融資を受けて実施したと言う事を知らなかったので、驚いた。

    内容は、「国を作る仕事」と重なるコラムもあったが、世界の特に貧困世帯にホームステイをして、問題点を肌で感じ解決につながる施策を立案すると言う話は想像を超える。
    正直自分は出来るのだろうか?

    また、女性視点で感じる、男性社会での見えない差別を目に見える形を示して、キーパーソンを巻き込んで改善を図る話は男性ながら拍手を送りたくなる。

    反面グローバル社会に否応なく巻き込まれる日本の会社に女性活用の相談を受ける話で
    女性管理職を増やせと言うと、相応しい女性がいない。
    外部から募集をしたらと提案しても、募集が無いと言う。
    託児施設を作る事を提案しても、現在需要が無いと言われる。

    仕事と家庭(子育て)が両立できないから、優秀な女性が辞めざるを得ない状況なのが目に見えているのに、現状だけて判断して難しいと後ろ向きな回答しかしない姿は、ある意味現在の日本の真の姿なのかもしれない。

    そういう面ではグローバル化よりも先に、女性と男性の目に見えない仕事上の区分を取り外す事が重要だと感じた。

  • あまり共感を感じない。本気になれば組織は変わるという話なのだと思うけど。

  • 「はじめに」を読んで、もう泣きそうでした~
    女性としても、日本人としても初めて世界銀行の地域担当副総裁になった西水三恵子さんの著書。
    「世界銀行」とは、「貧困のない世界をつくる」という目的に、途上国へお金を融資するために設立されました。彼女の長年の「貧困」と「女性差別」への取り組みを是非読んでほしい…

  • 世界銀行副総裁として巨大組織の変革に取り組んで来た著者が電気新聞に寄稿した記事をまとめた一冊。メモ。(1)世界各国ざ直面する開発問題への解答は、何をすべきかにではなく、すべきことをどう捉えるかにある(2)誰かが動かねば組織文化は変わらない。逃げるな卑怯者(3)働きがいと生きがいが繋がって初めて、人間の生産性が大きく変わる

  • ♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。゜♥。゚♡゚・。

     声明は、目的と手段を混同してはいけないと説く。経済成長自体が国家目標であってはならない。目標はただひとつ、国民の幸せに尽きる。成長は幸せを求めるためにあるひとつの重要な手段なのだと。
     故に政治と行政は「社会経済発展に関するすべての努力の中心に人間を置くべき」と位置づけ、富の増加は幸福に直結しないと諭す。「幸せへの鍵は、人間が必要とするある程度の消費満足と、非物的満足感、特に情緒や、感情、精神的な満足にある」から、経済開発戦略は、物的な次元と非物的な次元のバランスを保つ中道にあるべきだと主張する。幸福を可能にする自然環境、精神的な文明、文化伝統、歴史遺産等を破壊し、そのうえ家族や友人、地域社会の絆までをも犠牲にするような経済成長は「人間の住む国の成長ではない」と断言する。(67頁)

    ♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。♥。・゚♡゚・。゜♥。゚♡゚・。

    政権が民主党から自民党へと移り、アベノミクスと言われる
    経済戦略がちまたでは騒がれています。
    政府や行政やメディアに踊らされることなく、
    自分自身のしあわせについて、自分自身が向き合い、
    考えていかなければいけないと思いました。

    本書は、世界銀行で組織改革に挑戦し続けた方の経験話なので、
    こうせよ、ああせよ、といった内容ではありません。

    西永氏の経験を読んで、最後の解説を読むと、すっきりします。
    私は解説の方が心に響くことが多かったのですが、
    まぁそれも、西永氏の経験話を先に読んだから、ということで(笑)
    解説を抜粋するわけにもいかないしね。

    ひとり一人の意識の改革が、組織改革なのだと思いました。

  • 働き方と組織文化、リーダーの姿勢と行動など示唆に富む内容。

  • ずっと期待してた本だけど、貧しい国の経験で、世銀を改革しようと思ったー。ブータンいい国。的な話が中心。リーダーシップを鼓舞するモチベーション本ではなかった。

  • 私達は物質的に豊かな社会に生きながら、得体のしれない不安や閉塞感に覆われている。
    「誰か何とかしてくれ」
    ずっと無意識にそう思ってきた。
    社会の矛盾や理不尽に気付いても、頭とハートをつなげてこなかった。
    「我が子にどんな日本社会を引き継ぐべきか」、自分が進むべき道の判断基準に、この本は気付かせてくれた。

  • 本気の文章はやさしく強い言葉で書かれていて、勇気づけられる。

  • 途上国の貧困や硬直した世界銀行内部と戦う姿やブータン雷龍王の素晴らしい人格などこれまた自分の未熟さを気付かせてくれた本でした。リーダーとはこういうものという小手先のテクニックではなく、軸をズシリと伝えてもらいました。

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あなたの中のリーダーへの作品紹介

誰かが動かなければ、変わらない。本気で動けば、組織も社会も変えられる。――

世界銀行副総裁として、途上国の貧困と闘い、巨大組織の改革に取り組んできた著者。「国民総幸福」で知られるブータン政府や多くの企業のアドバイザーとして活動しながら、その目に今、日本と日本人はどう映るのか。働き方と組織文化、リーダーの姿勢と行動、危機や課題との向き合い方、求められる変革の本質……深い洞察と揺るがぬ信念で綴られた、心に火をつける一冊。2009年に英治出版より出版された『国をつくるという仕事』の姉妹本でもある。

あなたの中のリーダーへのKindle版

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