ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ
- 英治出版 (2013年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862761491
作品紹介・あらすじ
いま注目の課題解決手法「ソーシャルデザイン」。人口減少、高齢化、地域産業、育児、コミュニティ、災害…地域の抱えるさまざまな課題を市民の創造力でクリエイティブに解決する方法を、7つのステップと6つの事例でわかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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この本の前半は,僕の授業やゼミで教えていることをソーシャルデザインという文脈でわかりやすく整理してある.後半は著者の実践例が解説されている.コミュニティの社会(活動)を理解・共感して,課題解決を図ろうとする人は一度読んでおくと良い本.
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/699540 -
洋服デザインについてではなく、ミシンの使い方についてのような、期待と違った内容でした。
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社会的課題へのアプローチ方法がわかりやすく書かれている、何を目指して自分たちの環境をどうデザインするのか
論理と感性、抽象と具体、主観と客観、それぞれのバランスをとる -
#読書記録 #ソーシャルデザイン実践ガイド #地域の課題を解決する7つのステップ 読破。社会の課題に対してどうやって解決するのかについて体系的にまとめられた指南書。これを読んで2つの学びを得た。ひとつはデザインとは課題を解決する方法であって、アートとは違う。アートは自己主張であり、デザインは困っている人がいてそれを解決する方法たということを学んだ。もう一つはここにある手法はビジネスの現場においても大いに役立つ。例えばブレスト。ブレストしようとなって参加者から中々意見が出てこない…、こいつら意識低いなぁとレッテル貼るのは簡単だが、それを、導き出す方法などたくさんのヒントが紹介された本でした。#ソーシャルデザイン に興味がない方も、#ビジネス書 として是非楽しんで欲しいです!その価値はあります。 #柘レビュー ★★★★★ #ツゲ読書 #読了メモ2019
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リサーチ大切
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ソーシャルデザインの教科書
本書では、ソーシャルデザインを「人間の持つ『創造』の力で、社会が抱える複雑な課題の解決に挑む活動」と定義している。
また、デザインを「問題の本質を一挙にとらえ、そこに調和と秩序をもたらす行為」「美と共感で人の心に訴え、行動を喚起し、社会に幸せなムーブメントを起こす行為」と定義している。
この定義が秀逸であり、何やら難しそうに感じるソーシャルデザインという言葉を分かりやすく説明しているのである。
その上で、Part1でソーシャルデザインの行程を7つのステップで説明している。
1.森を知る
2.声を聞く
3.地図を描く
4.立地を選ぶ
5.仲間をつくる
6.道を構想する
7.道をつくる
これらのステップの説明も非常にわかりやすいものとなっている。
Part2では、著者が関わった事業の紹介がされており、Part1と合わせて読むことにより、具体的にソーシャルデザインがどのように進められたのかが理解できるだろう。
社会課題の解決は難しく、本書で提唱されているとおり、スモールスタートでプロジェクトを展開し、仲間をみつけて、よりよいものに改善していくことをやっていくことが大事だと思った。 -
高校生向け!?かなり抽象化された内容。そもそも社会課題の見つけ方から入るという特異な視点から書かれている。社会課題を見つけたがっている人なんていないだろうに・・・ 研究対象を見つけたい人にはお勧めか。
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とにかく読み易くわかり易い。地域医療人必携。