難民高校生----絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル

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著者 : 仁藤夢乃
  • 英治出版 (2013年3月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862761552

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難民高校生----絶望社会を生き抜く「私たち」のリアルの感想・レビュー・書評

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  • 家庭や学校、他のどこにも居場所がないと感じている高校生。彼らを見守る大人のいない状態で生活するようになると、危ない誘惑がたくさん待っている。精神的な「溜め」もなく、他の選択肢も知らず貧困な大人になってしまう。

    渋谷という居場所が、若者を食い物にしている場所でもあったわけで。一人で生きていくしかない思いつめるのが思春期、その心理を当事者として語ったこと。

  • 難民高校生(学校にまともにいかない、行き場所を失いぐれている高校生)だった著者の体験記。

    学校にもあまりいかず、家族ともコミュニケーションをとらず(とれず)、いわゆるグレて昼夜が逆転した生活だった著者がある農園ゼミに参加することにより少しずつ自分を変えていく生活。

    前半はいわゆる難民高校生だったことの著者のぐれた生活、後半は更生(といっていいかわからないが)してからの著者の活動。

    伝えたいメッセージとしては「居場所がない子供たちの心の叫びを聞いてほしい」ってことだと思う。

    思ったのは人間いきなりではなく、外部の環境や本人の考え方が相互作用を起こしながら少しずつ変わっていくということ。

    ドラマと違って人間変わろうとおもっていきなり変わることは少ない。

    外部の刺激や行動が変わり考え方が変わり、そうすると刺激や行動の捉え方が少しずつかわり、またその相乗効果で考え方も変わる・・・そういったプロセスを経て思考や行動がかわっていくのだと思う。

    この本も多分に脚色や編集はあるだろうけど。

    著者にも農園ゼミに参加してある日突然変わったわけではなくて、その人たちとの接触頻度があがることで少しずつ行動が変わり、考え方が変化していったんだということ。

    著者やその活動に興味はないけどそのことに興味はあったんでそういう意味ではよかったかも。

    関係ないがAKBのメンバーの姉だったらしいがそのことは著者では一切ふれていない。

  • このひとはテレビで見たことがある。内容は前半が希望を見出せずもがく若者たちの姿で、後半はやりたいことが見つかった筆者のその後の行動力溢れるさまが描かれていた。学校でうまくいってない子は、大きな潜在能力を持っているから、それを最大限引き出す手助けをしたいと再認識した。!また英治出版か!

  • 金銭的・関係性貧困状態にある高校生などの支援をしている仁藤さんの本。
    仁藤さん自身のことや周りの同じような境遇だった人について、今の活動に至る経緯が書かれていた。

  • 環境や周囲の大人とのすれ違いで渋谷を徘徊する難民高校生となってしまった著者が様々な出会いによってそこから抜け出せたのはたまたま運が良かったからなのかも知れない。誰にでも難民に陥る可能性はある。そして周囲の友人に恵まれなければ、努力だけでは抜け出せないことも多いと感じた。それだけにリアル。大人は彼らに何がしてあげられるか。
    学校で彼らが接するであろう「先生」と呼ばれる人たちのほとんどは学生時代「ダメな子」ではなかったと思うので、正直荷が重い問題だと思う。では、誰が難民高校生を救えるんだろうか・・・。著者の活動が一人でも多くの若者に希望を与えてくれればと思います。

  • 今どきの若者は・・・といったことがある人、またその言葉に違和感や怒りを感じる人は読んでほしい。

    Colabo代表・仁藤夢乃さんが今どきの若者の悩み、苦しみと同じ苦しみの渦中にいて社会活動家に成長するまでがつづられている。


    子供たちが立派に成長するためには、激励や説教などではなく、私たちの優しさと支えが必要なのだ。

    今どきの若者はすごい。

  • ○社会学を専攻し、各種事業を手掛ける仁藤氏の作品。
    ○著者の高校時代からの活動や心情を振り返りつつ、「大人と子供」という関係について、独自の視点で描いた作品。
    ○事実に基づいた具体的な描写は、読む人の心を大きく動かしている。全体をとおして、著者の素直な心情が伝わってきた。
    ○文章としては、若干くどい表現も多く、読むのに疲れてしまったが、内容はすばらしかった。

  • 後半の「私はこうしました」がなく、前半の実態調査とその考察に絞ればもっと良かったかも。筆者は自信を悪く書いているが『頭が良い』んだよな。

  • 少し遠くのことばかり追いかけるのではなくて、
    もう少し足下も見た方がよいと強く思った。

    社会的な繋がりを失った、
    高校生達が巧みに大人に騙されて、
    暗い世界に入り込んでしまう、
    そういう現実を実際の高校生達のインタビューから
    作られた本。

    著者も実体験を踏まえた上で書いているので、
    更にリアルさが際立っていた。

    "最近の若者…"という言葉がはびこる世の中で、
    一方で"最近の大人は…"という言葉もあるんじゃないかと
    思う。

    どちらかが悪いとかではなくて、
    若者、とか、大人とか関係なく、
    お互いに正しく生きられる、
    お互いに楽しく生きられる、
    そんな社会を形成するのが必要だなと思った。

    どちらに対しても、偏見持つ事なく、
    寄り添える、地縁とか血縁関係なく、
    繋がりを持てる社会、自分もこの日本社会を形成する
    1人の人間として、考える必要がある、と思った。

    そういう意味で、今後も特定の世代とだけ、
    関わるのは辞めていきたい。

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難民高校生----絶望社会を生き抜く「私たち」のリアルの作品紹介

家庭・学校のつながりを失い、渋谷を彷徨っていた中高時代。やりたいことも夢も失くし、学校を中退。妊娠、中絶、DV、リストカット、自殺未遂…。私の周りには、そんな子がたくさんいた-ギャル・ヤンキー・引きこもり…。かき消されてきた、それぞれの声。

難民高校生----絶望社会を生き抜く「私たち」のリアルはこんな本です

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