問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくる

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制作 : 金井 壽宏  原賀 真紀子 
  • 英治出版 (2014年11月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862761712

問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくるの感想・レビュー・書評

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  • 「人を助けるとはどういうことか?」につづく、組織行動論の大家シャイン先生の「人助け」シリーズの2冊目。

    「人を助ける・・・」を読んだときには、なるほどと思いつつも、なんて、人間って、面倒くさいんだろう。そんなに相手に気を使わずに、率直に話せばいいじゃん的に思った。

    今回の「問いかける技術」(humble inquiry: the gentle art of asking instead of telling)は、さらに面倒くさい感が高まった感じです。

    たしかに、人間って、社会的な関係性のなかにあって、言いにくいこと、聞きにくいことがいろいろあったり、立場や言葉が作り出す微妙な上下関係みたいなのがあることはあるんだろうけど、ここまで、謙虚にならないと人間って、コミュニケーションできないんだろうか?これって、主張が強くて、相手の話しを聞いていると「負け」になってしまうアメリカなどの文化のなかでの話しじゃないの?などなどの思いがたくさんよぎった。

    でも、日本で、こういう謙虚な問いかけというのがよくなされているかというと、そういうわけでない。「いやいや、私はそれほどのものではありません」と謙遜、卑下、自己否定(?)と「謙虚」することは多いとおもうけど、「私は知らないんです。もっと教えてください」と謙虚に質問することはそんなに多くはないかも。

    なるほどと思いつつも、なんとなく、微妙にフィットしない本でした。

  • 2015年59冊目。(再読)

    ■tell(語る)・聞く(hear,listen)ではなく、問いかける(inquire,ask)
    ■問いかけることで、あえて相手より立場を下げる(ワン・ダウン)
    ■「課題の遂行」を重視しすぎず、「人間関係の構築」を意識
    ■「謙虚な問いかけ」に見せかけた質問に注意(質問という形を取った単なる主張や持論の確認、誘導、煙に巻く)
    ■「学習する不安」〉「行く抜く不安」にならぬように
    ====================
    2014年113冊目。(初読:2014年11月19日)

    社会心理学と組織心理学の分野における50年に渡る研究を積み重ねてきた権威エドガー・H・シャイン氏による、
    「Tell:話す」でもなければ「Hear・Listen:聞く・聴く」でもなく、「Inquire:問いかける」の手法と理論を説いた本。
    「謙虚な問いかけに必要な10ヶ条」のような手っ取り早く浅い記述ではなく、
    「問いかけ」の中にある種類やそれぞれの特性の説明に始まり、
    なぜその中でも「謙虚な問いかけ」が有効なのかという実証、
    そして日常生活でもありがちな場面を多く使った事例の数々を用い、
    平易な論調で綴っている。
    「課題の解決」に重きを置く効率主義にとらわれて「人間関係」の構築を怠ってしまう危険性など、
    自分自身が起こしうる過ちに気付く機会にもなった。
    「自分に有利な情報を聞き出す」「欲しい情報を手にする」などを越えて、コミュニケーションによる良い人間関係の構築を目指したい人に薦める1冊。

  • 「イライラさせる問いかけと、話が前に進んだり発見に繋がる問いかけと何が違うんだろう」という疑問からシャインの本を発見。シャイン自身はアメリカのコミュニケーション文化に疑問をもち、研究に本書の記述に至っている。「ゴールありきの問いかけでもなく、ひたすら質問することでもなく、『謙虚に問いかける』とはどういうことか。」という問いについて述べられていたので良かった。意外にもすぐ使える技術というよりも、次のアクションに繋がる内容が述べられている。ハブになるとかすり合わせるには必要不可欠な技術であると思う。

  • 「謙虚に問いかける」とはその人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築いていくための流儀。ほんの少し、自分が変わることでうまくいくということが凍ろに響きました。

  • 傾聴の派生。「謙虚に問いかける」humble inquiry ことをテーマに、幾つかの角度から解説した本。具体的な事例も多く、わかりやすい

  • 2016年2冊目。
    尊敬する先輩 Yさんの本棚にあったので、
    迷わず購入・大好きな出版社 英治出版さんの本でも
    あった。

    【謙虚に問いかける技術】
    問いかけるとは何か?をとことん深掘りしている一冊。
    普段、後輩にどのような質問をしているのか?
    自分の知識を引け散らかすような質問をしていないか?
    改めて考える機会になった。

    ”自己表現”ばかりにこだわるのではなく、
    あえて"問いかけることで、へりくだることで相手の考えを知る"

    "技術"というよりも、
    "相手を知るための心構え"の大切さを教えてくれた一冊。

    ○謙虚さは3種類存在する
     1.基本的な謙虚さ(社会的な立場で生ずるもの)
     2.任意に示す謙虚さ(優れた人を前に生ずるもの)
     3.今ここで必要な謙虚さ
      =>私があなたに対して抱いている思い
    ○質問するという行為
     =>会話の相手に力を与えると同時に、
      一時的に自分を弱い立場に置くことになる。
    ○問いかける行為
     =>相手に対して興味や好奇心を抱くという立場から始まる

  • まず訳がいけてなく、本の構成も悪いのが傷。。

    ・よい人間関係の構築に役立つのは「謙虚に問いかける」
    ・上に立とうとするのではなく、自分をあえて弱い立場に置くことを学べば、より良い関係が築けるはずだ。
    ・私は人からむやみに指図されたり、一方的にまくし立てられたりすることが苦手だ。とりあけ、自分が知っていることを聞かされると気分が悪くなる。
    ・つい自分の話をしたがってしまう。大抵の場合、自分では思い当たらなかったことを相手から教えてもらえるような質問をするという心掛けや好奇心と言ったものが会話のなかで忘れられているからだ。
    ・今ここで必要な謙虚さ。部下を始めとるす自分よりも地位の低いメンバーに自分は実質的に頼っているという事実を認識する。
    ・問いかける、という行為は相手に対して興味や好奇心を抱くという態度から導かれる。
    ・あなたが賞賛し尊敬する人たちのことを思い浮かべてみよう。彼らがもっている謙虚さとは?
    ・しかたなくお茶にでかけることにしたものの、心からそうしたわけではないので、会話がぎくしゃくして、互いに不満が残る。こうならないためには、2人で一緒に決める。
    相手をとるか、自分をとるか、ではなく、2人にとってどうするのがよいのか、という視点で考える。
    ・自分がそのとき抱えている問題で手が離せなくても、相手に対する思いやりは示したいと思っているなら、ほんの少しだけ自分が変わればうまくいくことが多い。
    ・「ああしろ」「こうしろ」ではない。これをしなければならない理由を考え合うことで、コミットメントを共有し、責任感を持てる。
    ・たとえ一方的な話し方でも、相手に対する純粋な興味からだた言葉であればいかなる質問も「謙虚な問いかけ」になる。相手のことをもっと知りたいと思っていることは、しぐさや声のトーンなどで伝わるものだ。
    ・謙虚な姿勢で尋ねるときは先入観を排除し、頭のなかをすっきりとさせて会話を始め、相手に話をさせることに注力する。
    ・「信頼」は、相手が自分を利用したり侮辱したり恥をかかせたりすることはせず、自分のこと

  • 「謙虚に問いかける」はその人のことを理解したいという純粋な気持ちをもって関係を築くための流儀であり、質問する技術である。
    目的を共有し、お互いを理解し、尊重することを意識し、自ら「謙虚に問いかけ」内省していきたい。

  • 聞く以上に問いかける技術の話。
    人間関係の大事さを社会的立場をもとにといなおす。
    アサーションの考えをもっていると自然と納得できる。
    シンプルで難しいのが、今ここに謙虚さ。
    心構え、姿勢以上に、自身の振る舞いとして身につけたい考え。

  • 学校の先生は、誰でも生徒にやっているコト。

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問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくるの作品紹介

100の言葉よりも1つの問いかけが、人を動かす。空気が変わり、視点が変わり、関係が変わる。組織心理学の第一人者がやさしく語る、人間関係とコミュニケーションの原理・原則。

問いかける技術――確かな人間関係と優れた組織をつくるはこんな本です

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