ID-POSマーケティング――顧客ID付き購買データで商品・ブランド・売り場を伸ばす

  • 英治出版
3.52
  • (3)
  • (9)
  • (8)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 96
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862762016

作品紹介・あらすじ

ポイントカードの普及で日々蓄積する顧客ID付き購買データ=ID‐POS。スーパー、コンビニ、ドラッグストア…売り場改善のヒントが次々見つかる分析手法を基礎から解説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 具体的な例を用いて「こう言うことを見ないとダメですよね」を教えてくれる本。
    マーケの前提(STP→4P)にも触れつつ、IDposで見れることを基礎から順番に説明があり、あーこれ良いなーというじわじわ実感できる感じ。

    使われる分析技術は難しいものじゃないと思うが、実際にやれている企業は本当に少ないと思うこのテーマ。理由の一つに、仮説を持ってデータを見に行ける人がいないことと、出た小さな施策アイディアをすぐに実行に移せる人がいないこと、の2つがありそうだ。
    棚の位置やpopを工夫する、みたいな案は、本当に小さな施策で、いざやるかと言われると、、とも思う。ただこうした点までちゃんと実行に移せる人(会社)が、売上をつくるんだろう

  • 学びたい内容がなかった。

  • どちらかというとマーケティングの基礎的な話中心
    IDとどう紐づけるかの話は少ない。
    IP-POSで得たデータと他の2次データを掛け合わせることででてくる情報の話

  • 既にID-POSで十分なデータがとれていて、さて、これをどう分析しようか?というフェーズにあれば、具体的な分析手法が記されているので役立つと思う。興味があるレベルの人にとっては、具体的すぎて遠い話になってしまいそう。あと、事例がドラッグストアに特化しているので、そこは業務領域によって参考になるかはまちまちだろう。気になったのは、小売店がID-POSでデータがとれるのは想像つくけど、メーカーって、あんなに競合他社のデータ含めて小売からデータ吸い上げられるものなのか?という点。

  • 人口減少の日本で、様々な企業が似たような商品を作る中で、売上を伸ばしていくには、①新規顧客の獲得②既存顧客のリピート率を上げることが必要。
    今まで小売業界では、主に思い当たるのがコンビニだが、POSシステムにより、適正在庫を管理することで、販売機会の喪失を防ごうとしてきた。
    A商品が土曜日にたくさん売れるって情報から、土曜日の仕入を多くするとかのイメージ。
    また、コンビニでは、店員の主観による年齢層も登録されるので、ここから商圏の情報も集められる。

    さらに一歩進んだ仕組みが、ID-POSと呼ばれる、「いつ、どこで、何を、いくつ、いくら」+「誰が」の情報を活かした販促。
    有名どころの話である、「おむつを買う人はビールも一緒に買う」といった購買分析を、ポイントカードの情報から行うって流れ。
    ポイントカード自体が、フリクエンシ―・ショッパー・プログラムと呼ばれる、長期顧客を獲得するための手法であるが、ポイントカードを持ったお客様に、適切なPOPを出すことで、リピート率を向上させる。
    リピート率向上が一番の目的。

    で、主観だけど、ポイントカードって、無料で配られているものが多いため、個人情報があまり手に入らない。(年齢、住所(地域)、性別とか)
    ポイントカードのIDで、前に購入したものは何だったかとか、リピート率というものはわかるかもしれないけど、もう一歩踏み込むと、個人情報も必要。
    であれば、ECサイトを持っている会社が発行しているポイントカード、真っ先に思うのは楽天カードなんだけど、これを取り入れればより高い精度の販促ができるのではないか?
    だって、ECサイトで買った商品を届けるためには、名前や住所をポイントカード情報として登録するもんね。

    一般消費の裏側で、いろいろデータ使われているんだろうなあっと想像。

全8件中 1 - 8件を表示

本藤貴康の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
ウォルター・アイ...
ベン・ホロウィッ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×