機会発見――生活者起点で市場をつくる

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著者 : 岩嵜博論
  • 英治出版 (2016年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862762290

機会発見――生活者起点で市場をつくるの感想・レビュー・書評

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  • 理系からでなく文系それも社会学からの開発アプローチ。デザインシンキングも知らない初心者でしたがわかりやすかった。原則だけでなく会議の持ち方から時間設定メモの取り方に至るまで細かく実践法が書かれている。ビッグデータがもてはやされる風潮へのカウンターにもなっています。

    (よかったところ)
    ◆僕は教員なのでビジネスの現場からは遠いですが,生徒会活動や総合的学習に使えるネタがたくさんあっていい勉強になりました。特に印象的だったのは,現地調査の方法(シャドーイング,定点観測,フォトスタディ,カードソート,ムードメーター)と機会フレーミングのツール(4象限マップ,プロセスマップ,システムマップ)。ペルソナやストーリーボードの部分は生徒指導に使えそう(というかレベルの高い学校ならたぶん当たり前に使っているだろうが)。
    ◆「表面の事象よりも背後の動機や価値観を重視しないと新しい結合は生まれない」というのは当然だけどすごく納得した。仕事に追われていると「何をするか」ということにばかり執着して「どのような企画にしたいか」ということを疎かにしがちだから。現実は正直そういうレベルかも。
    ◆「技術起点から生活者起点への移行」は歴史の勉強してる身からすると面白いと思った。どうしても古典的な歴史の見方をしていると,目に見える現象(モノや技術革新)が先行してしまうので。
    ◆あとがきの「生活者起点のアプローチは個人の思いつきや発想に依存するものと誤解される」はあるあると思った。また「社会学のアプローチでこれに対抗できる」というのは,むかし社会学専攻だったからうれしかったけど,逆に言うとこの手の見方は(自分が当たり前と思ってても)社会学の洗礼を受けた人間にしか案外伝わらないということでもあると思うので,気をつけないといけないと感じた。
    ◆個人の何気ない気持ちみたいなものでもなんでもかんでもくわえ込んで商品価値に還元する資本主義の強靭さほんとハンパないなと思った。

  • 既存の枠組みにとらわれず新しいものを創り出す、って簡単に言うけどそれってどうやったらいいのよ?という人にはおすすめ。
    要はニーズを見つける、新しい機会を見つける、っていうこと。それを、日記やインタビューや体験などなど膨大な情報を集めて分析して統合していく、ってなかなかここまではできないけど、やり方、考え方を知っておいて損はないなと思った。あとプロセスマップやカスタマージャーニーなど色んなフレームは使えそう。

  • デザインシンキングの基本的な流れがかなり具体的にまとまっている。

    特に、リサーチの方法論やフレームワークだけにとどまらず、細かなコツや示唆出しの観点などまで書いてある点が良い

    例えば、人の特徴と行動を比較して、矛盾が生じているポイントに着目し、なぜ、を深掘りすることで、新たな機会発見につながることや、四象限にまとめる際に、左及び下端を既存のものにすることで、右上の新規性を見出しやすいことなどは勉強になった。

  • 実践的な内容まで踏み込んでデザインシンキングの基本的な流れがまとまっている

    リサーチのやり方だけでなく、示唆出しの方法についても詳細な記載がある点が良かった。

    例えば、人格の矛盾に注目することで、その部分にアドレスする機会が発見される、とか
    四象限にまとめる際に、左、下端は既存のものにすることで新規性を見出しやすい、などのポイントは、意識的に行いにくい部分なので参考になる

  • ゼミ文献。日記調査よかった。

  • 会社で勧められて読んだ本。
    事業開発についてかなり細かく記載してある。

    これから事業開発をやろうという人には最初はピンとこない内容が多いかも(自分がそうだった)。

    ただ、少しでも関わりのある人には肌感だけでやっいた作業をうまく明文化してくれてる良本と感じるんじゃないかなーと思いました。

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「いまよりいいもの」ではなく、「いままでにないもの」をどうつくるか?社会学×デザインシンキング×マーケティングの実践知を体系化。

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