- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784862800954
感想・レビュー・書評
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この物語に登場する福の神さんは、どんな姿をしてるのかな。
ティンカーベルのような羽根のついた妖精さんだろうか、
それとも恵比寿さんのような、ふくふくとした達磨さんだろうか、
そして、私には福の神さん憑いてくれふかしら?
憑いてくれるとしたら、どんな姿形な神様なんだろうか
そんなことを考えながら読んでた。
自己啓発本だけど。
小説形式ということで、「ユダヤ人大富豪の教え」に近いと思った。
あっちはお金に関することことが中心だから本書とはまた違うけれど。
人は人と出会うことで変わることができる
人の手で生まれた本も、人との出会いと一緒だと考えられる
そんなことを福の神様がこっそり?教えてくれる本 -
本屋の店長に憑いた福の神が語り手という面白い設定。ただこの設定が絶妙で、福の神は憑いた本人の成長のために試練を与えたり、出会いをアレンジしたりするとのこと。これは実世界でもたまに感じることで、偶然の出会いが奇跡を起こしたり、試練を乗り越えるために変化を起こして成長したりするのは福の神が関係していたのかと思うと合点がいくこともある。
福の神を呼び寄せる方法は次のどれか一つでも備えていればよい。この本を読むと、普段からあの人にはいい福の神に憑かれてるなぁって思うかも知れません。
「人知れずほかのひとのためになるいいことをする」
「他人の成功を心から祝福する」「どんな人に対しても愛をもって接する」
この本の舞台である本屋はきっと清水克衛店長の読書のすすめという店で間違いないと思います。 -
本屋を引き継いだ主人公と、その主人公に憑いた福の神
2人(?)からの視点にした、人生を豊かにするためのお話。
重要な事は、3つ。
そして、使命を持って生きること。
この事をとても分かりやすく、心に入りやすく読めるようになっています。
3つのことと、人生の使命。
当たり前の事、かも知れませんが意外とできていないなぁとかんじたので。この本をきっかけにして、意識して→無意識にできるようになりたなと思いました。 -
「君と会えたから・・・」に続き、喜多川さんの本は2冊目になります。いやー読んでいて、目から鱗が落ちるような想いでした。サブタイトルの「人生を豊かに変える3つの習慣」、つまり福の神が憑く条件には納得です。
☆「人知れずいいことをする」
☆「他人の成功を心から祝福する」
☆「どんな人に対しても愛をもって接する」
そしてこの問いかけ!
☆「おまえさんは、おまえさんの人生を使って何をしようと思っているんだい?」
これには数日間考えさせられてしまいました...。その他に共感した言葉は下記です。
☆「考えなければならないのは、どうやって自分の欲しいものを手に入れるかではない。どうしてそれを手に入れなければならないかである。」
☆「おまえさんが、自らの生きる目的をしっかり持ったとき、手に入るものすべてはそれを実現するために必要な道具になる。」
☆「すべては本当の夢を実現するための手段でしかないのです。」
☆「受けとる準備が整っていない人に対して、数多くの成功体験を経験させるのは、福の神のやることではありません。貧乏神がよく使う破滅へのプロセスです。」
喜多川作品最高です。残りの「賢者の書」「手紙屋」「「手紙屋」蛍雪篇」も順次読んで行こうと思います。