新版 ソロスの錬金術

  • 127人登録
  • 3.55評価
    • (5)
    • (6)
    • (5)
    • (3)
    • (1)
  • 8レビュー
制作 : 青柳 孝直 
  • 総合法令出版 (2009年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862801302

新版 ソロスの錬金術の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 巨大なヘッジファンドマネージャーの運用は豪快で読みものとして面白かったです。相場は錬金というのは納得。
    投資に興味ある方は読むべき一冊と思う。

  • 投機空間の言述における最高峰であるこの書物には, バイヤールの「読んでいない本について堂々と語る方法」と同種の劇甚たる力が潜在している。それは, ある空間に対する虚構性, 誤謬性に関する記述とその認識的応用による手法の掌握である。現前の世界は各々の自己言及の輻輳する網目の成す射影空間であり, 本質的には虚構であるということだ。ソロスはあくまで市場空間と現実世界における環境を区別しているようだが, 環境における自然科学の手法もまた, 究極的な意味においては, 相対的である。ただ, 人間という生物主体の世界では, 発散と収束の勢力が不安定かつ少々過剰なおかげで短期間に自らすべてを一変してしまいかねないという差異がある。

    ソロスの再帰論は何も市場にだけ当てはまるものではない。マタイ効果, バースト理論, 助長がさらなる助長を喚起し, 規制がさらなる規制を生み, 権力がさらなる権力を生み, 欲望がさらなる欲望を生み, 結局は崩壊する運命にある。虚構であることを認識したところで, 生をもった以上は何人たりともこの宇宙の入子構造の外側に抜け出すことなどできない。この記述もまた虚構の自己言及の一種でしかない。

    しかし, この自己言及の反復こそが散逸構造化に寄与し, 生活を少しずつ豊かにする。市場に対してどのように向き合うのか, そこに唯一絶対の真理などない。一方で, ミクロコスモスにおける自己発見はどこかでマクロコスモスに通じている。各々が各々の自己言及を通じて, 誤謬のある, でも面白い何かを見出すことができれば, それはとても価値のあることだと私は思う。網目に生じた溝には気をつけながら, あるいはその位置エネルギーを利用して。

  • 難しい。序文で流れを見失うが、要約したものをネット等でザッと把握してから読んでみると“こういうことなのかな”というのはうっすら分かる。

  • 難しい、、、
    これは哲学なんだろうか?感 感覚的につかむしかないのだろうか、、

  • 知らない分野は、やっぱり難しい。あまり理解出来なかったかな。ただ、19章だけは、面白かった。

  • やや難解。
    データと考察の備忘録的な本。

    哲学的観念含む。

    市場は効率的ではなく、再帰的ということを繰り返し主張

  • ●未読
    「お金は銀行に預けるな」(勝間和代)p.189【投資に関する名著×10】で紹介。

全8件中 1 - 8件を表示

新版 ソロスの錬金術の作品紹介

「認識が物事を変化させるのと同時に、物事が認識を動かす」再帰性理論を元に、莫大な資産を築いたジョージ・ソロスのすべてがここにある。

新版 ソロスの錬金術はこんな本です

ツイートする