子どものための『ケータイ』ルールブック

著者 :
  • 総合法令出版
2.63
  • (0)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 28
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862803269

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 携帯電話は一人1台(以上)の生活必需品となった。
    今では電話としての使用ではなく、インターネット接続端末(スマホ)としての機能を利用している人たちが多くいるのではないか?
    何故、ネットに常時繋がっていなければならないのか、分からないが、現実として利用者(依存者)はいる。
    若者たち、子供たちに、多いように感じている。違和感があるから。自分で責任が取れないこと(琴線、契約、いじめ、個人情報)には、ルールを決め、守ることも親(大人)には必要となる。そんな時、使い方のルールブックの指標となるような内容。
    現代版、神隠し、子供を狙う大人には注意することが必要だ。

    前略プロフィール
    パケット通信⇒パケホ→利用料金がみえなくなる
    プロフィール⇒実名でも匿名でも特定できる。ネットワークでの履歴検索は可能。
    魚拓サイト(WEBクリップ)
    まとめサイト
    消費者生成型メディア(CGM) SNS
    Consumer Generated Media
    クチコミサイト&やらせ広告&ステルス・マーケティング

  • 親がケータイを子どもに与える目的と子どもがケータイを持ちたがる目的は全く異なる。
    親は防犯や緊急連絡が目的、子どもは友達とのコミュニケーションやゲーム。
    大人の知らないネットの社会があることを知る。
    情報を冷静に判断する3つの習慣
    1.1つの情報に関して複数のサイトを見て比較する。
    興味本位でむやみに情報を拡散させない。
    2.一部の人の意見だけを鵜呑みにしない。
    3.周りの人や家族に相談する。

    インターネットは匿名ではない。
    一度ネットに流れた情報は完全に削除出来ない。
    個人を特定できる情報は入れない。

    子どもを守る手段。
    フィルタリングを使う。
    子どものケータイ利用状況を確認し、話し合う。
    子どもにルールをかんかかさけ、自ら宣言させる。
    例えば。
    22時以降は使わない。
    ケータイを自室に持って行かない。
    食事の時にケータイを触らない。
    ダウンロード時は親に確認する。
    フィルタリングを勝手に外さない。
    メールや掲示板で悪口を書かない。

    ルールを守れなかったら、ペナルティを考える。
    その時、単なる罰ではなく、新たなルールに従うようにさせる。例えば、ルールを破ったので一週間ケータイを親に預ける。など。

    出来上がったルールを家族や友達と共有する。
    子どもの成長に合わせて定期的にルールを見直す。

    小さなトラブルのうちに専門家に相談することをためらわない。例えば、ネットいじめなど。

  • 978-4-86280-326-9 221p 2012.10.7 初版

全5件中 1 - 5件を表示

目代純平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×