自分を仕事のプロフェッショナルに磨きあげる『7つの行動原則』

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著者 : 堀田孝治
  • 総合法令出版 (2013年2月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862803504

自分を仕事のプロフェッショナルに磨きあげる『7つの行動原則』の感想・レビュー・書評

  • 会社の研修で堀田さんの研修を受け、非常に参考になった為著書も購入し復習。

    仕事のできない人は技術、スキルといった「アプリ」を求めがちで、自分が仕事で貢献できていないのはアプリのせいだと考えてしまうけれども、仕事ができる人は仕事への考え方であったり姿勢であったりする「OS」を鍛えている。
    そのOSを鍛える上で著者が編み出したのが7つの行動原則である。

    ①価値創出
    これが一番大事な概念だと思うが、仕事はアウトプット科目で、相手にとって価値のあるものを提供できた時に対価を得ることができる。もし下足番を命じられたらいかにして付加価値を出すかを考え抜き、実践し、日本一の下足番になれ。そうすれば誰も君を下足番にはしておかない。これは阪急電鉄創始者小林氏の言葉。常にその通りではないかもしれないけど、部署間異動、部内チーム異動を見ても過去の実績、日頃成果を残している人は重要な仕事を任され、また実績を残してといった良いサイクルに乗っかっていく。
    仕事に正解はない。

    ②逆算
    仕事では物事を逆算して考える。スケジュールを組む時はゴールから逆算していつまでに何をすべきかをセッティングする。相手の視点にたって仕事をする。

    ③守・破・離
    守は方を身につけること。世の中には3C、4P、QCD、5W3Hといった過去の偉人が考え抜いたテンプレートがある。また師匠となる先輩方がいる。ゼロベースで物事を考えるのではなく、そういったものを参考にし、身に付くまで何度も何度も実践をすべし。破は身につけたものに自分なりの工夫を付け加えること。離はそこから更に発展させて自分の流派を築くこと。守がない人は型無し野郎である。型破りになるにはまずは守が先にある。

    ④テコ入れ
    日々の仕事に忙殺されそうになっても長期の目線でのテコ入れを意識的にスケジュールに組み込む。

    ⑤両立
    これも特に重要な考え方。仕事では品質、コスト、納期といった一見矛盾してしまいそうなことばかりだけれども、そこを両立することに価値がある。何か一つを取るのではなく、複数の選択肢の中からお互いの利益になるような解を見つけることが大事。

    ⑥同時多面的
    物事を一面だけ見ていると抜け漏れが出てくる。あることをした時にどこにどのような影響がでるのか、同時多面的なものの捉え方が必要になる。

    ⑦自己選択
    人のせいにしたくなることも多いけれども、自己選択という考え方を持つべきである。変えられないものを受け入れる落ち着きを、変えられるものを変える勇気を。二つのものを見分ける賢さを。

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    一年前のチーム異動の時にも自分の価値の無さを痛感し、もうこんなことはないようにしようと誓ったのに、一年経った今また同じような状況にたってしまっている。上の人から欲しがられる人財に。部長が重要な仕事を任せたくなる人財に。日々の姿勢がこういった場面につながっている。

    自分が何を手に入れたいのかを明確にする。その為に何をすべきかを考える。そしてそれを実践する為に何を差し出すかを心に決める。

  • 「グローバルな世の中では、工場を代表に、同じ生産性ならよりコストの低いところを目指し、仕事が瞬時に日本を離れ、移動してしまうという現実があります。世界で最も人件費が高い国の一つである日本で仕事を続けたいのであれば、現実としてそこで働く個人がどの国よりも高い生産性を持つことが必要になります。この原理は、工場だけでなく、研究・開発でも、企画でも、サービスでも、同じです。逆に言えば、グローバルな時代というのは、家のドアを開けたら、企業を超え、国を超え、すぐに世界とつながれる、というチャンスの時代でもあります。」7つの行動原則がその世の中でやって行く為の基本OSになるってことか。なるほどね。

  • 非常に為になった。今まで仕事で指示されたときは、「このやり方が正しいか間違っているかわからないけど、まずは言われた通りにやってみよう。そのやり方を覚えた後、批判するなり自分のやり方に変えればいいや。」と思っていたけど、それはこの本の「守破離」の考えと近かった。いままで以上に「指示されたやり方」を身に付けてろことで、もっとステップアップしたいと感じた。

  • 非常に分かりやすかった。ワンピースを引き合いに出しているところなど、特に。

    私個人としては、まず、仕事は実技、すなわちスポーツと同じ方法で習得できる種目だということが目から鱗だった。
    私は、そもそもの取り組み方が間違っていたのだ。
    「守・破・離」の「守」の実践という話が、一番耳が痛い話だった。
    古典やその他師匠の「型」を徹底的に真似する。
    それが、仕事という実技を成功させるために重要なことなのだ。

    「型」と同様の言葉として、「フレームワーク」、「方法論」という言葉があると思う。
    これらは、大抵嫌われる。
    「そんなもの使ったって仕事が出来るようにはならない」と言われる。
    もちろん、これらだけで一級の成果を出すことは難しいだろう。

    しかし、まずはこれら「基礎」を身に付け、仕事ができない人間から脱出せねばならない。
    それを踏まえた上で、組織全体やステークホルダー各人の思いと、自分の思いを両立させることで、仕事のプロフェッショナルにならねばならない。
    その上で、専門知識や経験等を生かし、一級の成果を出せる人間になれるのではないか。


    また、この手の仕事の方法論や自己啓発本は、ある程度社会人経験を積んでから読むと、新人の頃には気が付かなかったことに気が付けて非常に有用であると感じた。定期的に読み直したい。

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自分を仕事のプロフェッショナルに磨きあげる『7つの行動原則』の作品紹介

年間1500人の若手・中堅ビジネスパーソンに研修を行う人気講師が、自分の20代の失敗・挫折経験から導いた、最速最短で成長するためのヒントが満載。

自分を仕事のプロフェッショナルに磨きあげる『7つの行動原則』はこんな本です

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