男はお金が9割

著者 :
  • 総合法令出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862803931

作品紹介・あらすじ

お金がある男は、トラブルを乗り越える力がある。困っている人を助ける「余裕」がある。「余裕」が、男の器を大きくし、「魅力的な男」をつくる。

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    言っている事の大部分は非常に納得できるが、筆者自身の愚痴や文句が作中に多すぎる。。。
    筆者は普段、一体どれだけクレームを受けているんだと、読んでいて笑いそうになった。
    そのあたりが筆者の狭量さというか、良く言えば繊細さを感じた。
    そもそも、「お金をもっとたくさん欲しい!!」と綺麗事抜きで言っている人の方が昨今多い気もするが・・・

    そういった作者の愚痴を除けば、内容自体はとても参考になる。
    「大事なのは金<命」ってのも頷けるし、「洞察力」に関しては自身の課題だなーと非常に納得。
    自分自身、ちょっと最近世間とかトレンドに興味がなさすぎるので、そのあたりはしっかり見た上で判断しないと。
    軽薄さやミーハーが嫌だと思うが、そもそも食わず嫌いなのは改めよう。
    成長のタネは、案外ミーハーの中に潜んでいるかもしれない。


    【内容まとめ】
    1.他に大切なものは沢山あるが、最も大事・重要なのはお金だ。
    →巻末:そもそも、この世で1番大切なのはお金ではない。命だ。

    2.お金持ちになったら何もかも上手くいき、楽しくて仕方がないというわけではない。
    大金を持つと、今度は税金という国家権力との戦いがあり、最強すぎてお金持ちでも負けてしまう。
    だが貧乏人は、軽蔑される。その屈辱は、筆舌に尽くしがたい。

    3.街に出て、世の中をよく観察しないといけない。
    洞察力を養えば、世の中の矛盾や珍しいことが発見できて、それを仕事に活かせる。
    あなたは回遊魚のように、毎日同じ仕事を繰り返しているだけで、周囲を観察していないのではないか?
    何も考えず、何も観察せずで成功するはずがない。

    4.真のお金持ちは、自分に必要な年収を知っている。
    「ストレスのない生活ができること。」これがお金持ちの定義だ。
    ストレスのない生活がなんなのか?これでお金持ちの定義は人によって変わる。
    →「あなたの欲望と夢に必要なお金は、年収にするといくらになるのか?」

    5.洞察力を養う。
    世の中には間違った教えや情報が氾濫している。
    「これは違う」と瞬時に反応して分析できる男は、まぎれもなく成功者かその予備軍である。

    6.妻がいても女が途切れない男の条件
    女は余裕を見せる男を好む。余裕を醸し出す癖をつけていれば、実際に余裕がある生活になる。
    そしてそれによって器も大きくなる。

    7.愚痴は、何も行動しない男の口から出るもの。
    何もしないから愚痴が出る。成功している他者を妬んでしまうのだ。
    「負けたら危険なので勝負しない」と思っていたら、その時点でアナタの負けだ。

    8.「頑張る」だけでは絶対にダメだ。
    決めつけたらダメだ。フレキシブルに脳を働かせ、世の中を大局的に眺め、行動する!
    楽観しないといけない。そして、楽観しながらも、ちゃんと行動も起こさないといけない。



    【引用】
    他に大切なものは沢山あるが、最も大事・重要なのはお金だ。
    これまで殺意を覚えるほどの屈辱を幾度となく味わってきた。

    お金持ちになったら何もかも上手くいき、楽しくて仕方がないというわけではない。
    大金を持つと、今度は税金という国家権力との戦いがあり、最強すぎてお金持ちでも負けてしまう。

    だが貧乏人は、軽蔑される。その屈辱は、筆舌に尽くしがたい。


    ・街に出て、世の中をよく観察しないといけない。
    洞察力を養えば、世の中の矛盾や珍しいことが発見できて、それを仕事に活かせる。
    あなたは回遊魚のように、毎日同じ仕事を繰り返しているだけで、周囲を観察していないのではないか?
    何も考えず、何も観察せずで成功するはずがない。


    ・真のお金持ちは、自分に必要な年収を知っている。
    「ストレスのない生活ができること。」
    これがお金持ちの定義だ。
    ストレスのない生活がなんなのか?これでお金持ちの定義は人によって変わる。


    ・あなたの欲望と夢に必要なお金は、年収にするといくらになるのか?


    ・お金持ちは考える時間を作り、貧乏人は考える事から逃げ出す。
    お金持ちがお金を失った時、お金の大切さやお金がなくなるダメージを考えるものだ。
    お金持ちは、お金を使った後に自分を戒めて改善し、節約するものだ。

    一方、貧乏人はお金がないのに日々無駄遣いをしている。
    そして無駄遣いに気づかないまま一生を終える。
    貧乏人は何に無駄遣いしたのかわからないまま貧乏になる。


    ・プレゼントをたくさんあげているのに、さらに要求してくる女がいるが、女には予め分をわきまえる必要かあることを教えておかなくてはならない。


    ・お金は札束を見せびらかしたりせず、上品に使って上品に言葉にすることが大事で、それができる男こそ一流なのだ。
    私は「下品」を嫌っていて、だからといって「質素」も好きではない。
    何事も「中の上」が素敵なのだ。


    ・お金持ちを目指せ。だが、下品になってはいけない。
    お金を稼ぎ、高額品を買って自慢しても、誰もついてこない。
    「バカだな」の一言で一蹴され、尊敬されることなどない。


    ・洞察力を養う。
    世の中には間違った教えや情報が氾濫している。
    それに対して「これは違う」と瞬時に反応して分析できる男は、まぎれもなく成功者かその予備軍である。


    ・制欲の強さはお金に変わる。
    あなたがお金持ちになりたければ、性欲を高めることだ。


    p106
    ・妻がいても女が途切れない男の条件
    女は余裕を見せる男を好む。
    余裕を醸し出す癖をつけていれば、実際に余裕がある生活になる。
    そしてそれによって器も大きくなる。

    妻以外の女からも声がかかるようになるには、余裕がある事と金持ちになる事が必要不可欠!
    美人で頭のいい子は、才能のある男かお金を持っている男としか付き合わない!


    p124
    ・割り勘は男の屈辱、女の敵
    割り勘に喜ぶ女などいない。
    見栄を張っているが、帰宅したらガッカリしているものだ。
    女性の善意に甘えるな。男が女に払ってもらうほど恥ずかしい事はない。


    p152
    ・回転寿司屋で何故か4000円以上使う貧乏な人たち。
    貧乏な家族は、実はお金がないのにお金を使う不合理な行動に出る傾向がある。
    お金の使い道を考えるか否かが、お金持ちと貧乏人の分かれ道!


    p159
    ・出かける事が家族愛?
    家族の食卓でじっくりと話をする事こそ、普段会社に行っていてあまり子どもと喋れない父親がする家族サービスではないのか?


    p162
    ・愚痴は、何も行動しない男の口から出るもの。
    何もしないから愚痴が出る。成功している他者を妬んでしまうのだ。
    「負けたら危険なので勝負しない」と思っていたら、その時点でアナタの負けだ。


    p173
    ・「頑張って働く」ことほどバカげたことはない。
    あなたはもっと気楽に生きないといけない。
    生活が苦しくなったからといって、「頑張る」だけでは絶対にダメだ。

    決めつけたらダメだ。
    フレキシブルに脳を働かせ、世の中を大局的に眺め、行動する!
    楽観しないといけない。
    そして、楽観しながらも、ちゃんと行動も起こさないといけない。


    p203
    ・貧乏人ほど成功している男を叩く。
    お金持ちは、「お金は悪ではない」と考えている。
    お金があれば、恵まれない人に寄付もできる。会社を経営すれば雇用も生まれる。消費して経済に貢献できる。株式市場も活性化できる。


    p209
    そもそも、この世で1番大切なのはお金ではない。命だ。
    しかし、その命を守っているのはお金である。

  • 良かった。二十代後半に読んだが刺激を受けた。

  • 『男はお金が9割』─この題名を見てあなたは何を思うか?
    気にくわない。と手にすることもない人は出世とは遠い存在になるんだろうな。
    しかしここまで 圧倒的大多数である平凡な人を 「クズ」「バカ」呼ばわりしている本も珍しい。読んでる分にはとても不快でこいつの人間性は嫌いだと思う反面、とても的を得ている意見もあって納得出来る(部分もある。)
    キレイごとしか書かれていない本よりも新しい発見がいくつかあった。

  • 男の本質を説いている作品。
    まずタイトルを見て、不快感を覚える人もいると思います。しかし、それでもまずは読んでみることをお勧めします。むしろ不快感を持った人の方が勉強になるのではないかと感じます。
    著者は現実主義者です。
    タイトル通りですが、決してきれいごとは書かれていないと思います。
    でも、これからの時代を生きていくためには、必要な考え方だと思います。
    何か悩んでいる人。将来が何となく不安な人。
    そのような方にお勧めです。

  • お金が無くても幸せとは、稼ぐ手段を全て失った男が作る最後の砦のような言葉だ。
    お金というのは、信用という抽象的な概念を具体化する最も分かり易い価値である。
    しかしその価値を求めるのは、最低限でも青天井でも良い訳ではなく、その人それぞれの適正値がある。
    本作品は、正にその価値の使い方にスポットを当てている。

  • お金は大事だ!ということを著者の赤裸々な「自慢」とともに、率直に書かれている一冊。とにもかくにも稼ぐことで得られるオトコの本能的な欲望と夢に訴えかけている。著者の「男はこうあるべき論」は、確かにそうだな、と思わせるところが多々あり魅了される。表面に現れている行動面というよりは、なぜそう考えるのかを受け取りたい。男なら一度は読むべき良書!

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  • 子供への教育がすばらしいと思う。

  • 男はお金が全て!的なタイトルは、好き嫌いが分かれるでしょう。
    お金がある男とは、洞察力があり、人と同じ行動をせず、会社にしがみつかず、必死に働かない、という。
    お金持ちは考える時間を作り、貧乏人は考えることから逃げ出す。
    そして、女との良好な関係性を築く。

    激しい表現があるため、嫌悪感を抱く人もいるのは間違いありません。一方で、インパクトが強く、惹きつけられるのも事実。

    本当のお金持ちとは、どういう存在か、考えるには、参考になる一冊です。

  • 【生き方】男はお金が9割/里中李生/20141127(90/264)
    ◆きっかけ
    ・日経広告。タイトルに惹かれた。

    ◆感想
    ・結構乱暴な言い方だったり、妻子いるのに女の話を堂々と描いたり、繰り返しが多かったりだが、本質を突いている指摘はいくつかあった。著者自身学歴コンプレックスがあるようで、その点は違和感。

    ◆引用
    ・お金持ちの定義:ストレスのない生活ができること。ストレスのない生活は何かよにって、どのくらいの年収にするかが決まる。
    ・人と反対の行動をとる。賢い人間を見抜き、ダメ人間から遠ざかれ
    ・外食しないと家族サービスではない?出かけることが家族愛?家族の食卓でじっくりと話をすることが家族サービス。
    ・自分の能力をどう発揮するか、面白ことはどこにあるのか。それくらいしか考えない。
    ・ストレスは快楽を得るための罰のようなもの。快楽:罰=80:20
    ・庶民の頑張るは生活から細やかな華まで奪い、良いことなどない。
    ・頑張れ、ではなく、負けるな。
    ・子供への教育:学歴にこだわらず、お金の稼ぎ方の教育をするか、一芸を磨かせることに全力で取り組むべき。お金がなければ無理してはダメ。自己責任で自由に勉強させるのが最良。おまえのために貧乏だ、苦労している、という姿は拷問。
    ・高学歴でもお金持ちになれる保証もなければ、女の子にもてて良い結婚ができる保証もない、と子供に言わなければならない。
    ・美味しいだろう、美味しいものが食べたければ勉強をがんばりなさい。
    ・人と違うことをするんだ、

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著者プロフィール

本名・市場充。1965年三重県生まれ。累計230万部を超えるベストセラー作家。エッセイスト。時代の趨勢に流されず、物事の本質をずばり突く斬新で辛口な筆致で、「強い男性論」「やさしい女性論」を展開。男女問わず、幅広い層から熱狂的な支持を得る。著書に[一流の男、二流の男][できる男は「この言い訳」をしない][「いい人」は成功者になれない!](以上三笠書房)、[「10年後」成功している男、失業している男](飛鳥新社)、[時代に迎合しない男の極意](フォレスト出版)、[一流の男のお金の稼ぎ方](総合法令出版)など多数。

「2013年 『成功を引き寄せる男の器量』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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