新規事業ワークブック

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著者 : 石川明
  • 総合法令出版 (2017年3月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862805485

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新規事業ワークブックの感想・レビュー・書評

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  • *検討する新規事業の目標や制約条件を考える上で自社の経営課題の分析は有効ですが、自社のことを分析するだけでは新たな商機を発見することはできません。残念ながらマクロな市場を見ているだけでは、そこにどんな商機があるのかは見つかりません。また、見つけたとしても、そのようなオープンデータから発見した商機は多くの場合、他者も気がついているので、激しい競争を覚悟する必要があります。自社の経営課題や市場のマクロデータの分析は、続ければ切りがないので仕事をしているような気分を味わえますが、実際にはこれらの作業をどれだけ繰り返しても、「どこに事業機会があり、儲けることができそうか」を探すことは困難です。結果、具体的な事業案の検討に進むことができずに、いたずらに分析を繰り返すことに陥りがちです。
    *始めてみないとわからないことが多いのが新規事業です。いつまでも社内で机上の議論を繰り返して時間を浪費するだけで一歩も前に進まないのは愚の骨頂です。また、新規事業は、「何が正しいか」という理屈だけでなく、「何をしたいか」ちう意思で決めていく世界でもあります。
    *関連部署とどう連携をとって進めていくのかは社内起業ではとても大事なポイントです。上手く進めることができるような社内の体制作りを上席の人に動いてもらう必要もあるでしょう。

  • 社内起業を前提として,新規事業を立ち上げる(決済を通す)ためのノウハウを解説した本.「事業とは"不"の解消」というポリシーで,どのように"不"を見つけ,整理し,検討し,決済まで持っていくか,というステップを逐次フレームワーク化(テンプレートはWebダウンロード付き)して解説しています.非常に実践的で「使える」印象を受けました.新規事業と銘打っていますが,既存事業の点検にも使えそう.
    新規事業創出の重要性を痛感している今日このごろで,そのための手法を「技術」にまで落とし込みたいなぁ,,という課題意識が最近の個人テーマですが,この本がその一つの解なのかもしれません.参考にして実践してみて自分なりにも考えてみたい(できそう)と思わせてくれる内容でした.

    理系出身でエンジニアの私からすると,出来るだけの一般化や論理立てを行うアプローチをほとんど無意識にとりがちなのですが,個人的な"不"を出発点として"共感"を求めていくというアプローチは新鮮でした.
    そもそも新規事業創出は,不確定な未来を作る(例え結果として間違っていたとしても)行為なので,合理性が金科玉条にはならないのですよね.

    そのような中でも,新規事業創出という活動に対して,「"不"を解消する」というある意味「技術」の目的と重なる部分を見つけられたり,進め方をフレームワークに落とし込むという一般化を提示してもらったりと,たいへんに参考なる一冊でした.

  • 企業内起業、新規事業を考える際に必要な手順、考え方、発想法、さらには企業内で決済をとるときの心得に至るまで、まさに「使える」知識がたくさん掲載、解説されている。ワークブックの名の通り、フレームワークやそのために必要な図も掲載されていて、これ一冊で相当勉強になる担当者必読の書だが、やはり本人の講演や指導も受けたいところで、これは是非お願いしたい。

  • 何かと漂流しやすい新規事業を考えていく上で、自分自身の基軸となる道筋を示してくれた「はじめての社内起業」の著者石川さんの2作目の本。示す道筋自体は前著と大きく変わりが無いものの「ワークブック」と銘打たれているように、実際に手を動かして考えることが出来る仕様になっており、非常に使い倒し甲斐のある一冊。理論は実践してなんぼ。そのためのサポートツールとして、ワークをしっかりこなしたいと思います!

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新規事業ワークブックはこんな本です

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