政治とはなにか

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  • 総和社 (2012年3月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784862860583

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政治とはなにかの感想・レビュー・書評

  • 政治とはなにか/総和社

    ¥1,995
    Amazon.co.jp

    私が、著者の存在を知ったのは、私が支援している地方議員とその政策担当秘書の方と雑談をしていた時である。
    偶然、著者の話題となった。
    驚く程、好感度で物凄く評価が高く、それだけの人材がいたのか?と興味をもった。

    早速インターネットで調べてみると、Facebookに登録している。

    友達申請をして友達になっていただいた。

    そして、この本の出版を知り早速購入。

    以下、書評である。


    序論から始まり、第5章までで纏められている。

    特に注目して戴きたいのが、第2章である。

    私は、安倍晋三支持である。

    自虐史観を脱却し、教育改革を行わなければ、日本の再生など、あり得ないと考えているしその教育改革に取り組もうと先陣を切ったのが、
    安倍晋三だったからである。

    だが、実は安倍晋三に対してある不安を持っていた。

    決して口に出さないが、感じていた不安。


    それが、この著書の第2章で語られている。


    ハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けた。


    まるで、見透かされたように安倍晋三批判が綴られている。

    著書の類稀なる、才能に脱帽である。

    是非、手にとって戴き、教養を深めて戴きたい一冊である。

  • 野獣にも、神にもなれない存在としての人間。脆さや儚さを、その内側に抱えて生きなければならない存在としての人間。このような人間観をベースにして、ナショナリズム、保守主義、格差社会、昭和維新、国民主権、政治家など、多数のテーマを取り上げた論考集成。

    【若干の感想】
    「自由主義」という言葉をもう少し慎重に扱ったほうが良いような気がした。例えば、「「市場原理」を至上とする自由主義の哲学」(P142)という箇所や、「国民間の巨大な格差を是認し、弱肉強食の世を善しとする自由主義的思考」(P150)という一文は、「自由主義」全般がそうであるかのような印象を与えかねない、という点でいささか乱暴なのではないか。序章で使用している「新自由主義」という言葉に置き換えても良かったはず。

    とは言え、現代社会におけるニヒリズム的状況の直中にあっては、本書が取り上げたテーマのどれもが本質的に重要であり、議論の土台として読んでも面白かった。また、和洋を問わず著名な哲学者・思想家を数多く引用しつつも、具体的なエピソードを交えることで、読者にとって問題が現実的なものとして迫ってくる。

    日々、目の前の仕事に忙殺され、大衆の中に埋没する現代人(自分もその一人)だが、そこで立ち止まることなく「善く生きること」「共同体」そして「政治」というものを「青臭く」とも論じ合うことが必要なのだろう。
    人間という存在の現実から目を逸らさない著者の姿勢を見習いたい。

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政治とはなにかの作品紹介

『逆説の政治哲学-正義が人を殺すとき』(ベスト新書)が政治哲学の入門書だとすれば、本書はその洞察を更に深化、発個させた政治哲学における本格的論考である。現代の思想混迷の根底に「政治」の不在を見出し、「物語」の喪失を剔抉する。

政治とはなにかはこんな本です

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