カーブボール スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師

  • 53人登録
  • 3.47評価
    • (2)
    • (4)
    • (8)
    • (1)
    • (0)
  • 4レビュー
制作 : 田村源二 
  • 産経新聞出版 (2008年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863060562

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
古賀 茂明
冲方 丁
ヴィクトール・E...
三浦 しをん
ジャレド・ダイア...
有効な右矢印 無効な右矢印

カーブボール スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 一人の嘘が戦争を引き起こした事例。
    情報が錯綜し曖昧な中で、何を信じて何を信じないのか、結果として大きな過ちでしたが難しい判断だったと思います。

  • 「イラクに大量破壊兵器がある」。米政府がイラク攻撃を正当化した言葉の源をたどると一人の男に行きつく。「カーブボール(くせ球)」と名付けられた亡命イラク人だ。本書にはCIA米中央情報局とBNDドイツ連邦情報庁が、このカーブボールの証言に翻弄される一部始終が見事に描かれている。これも特派員時代に取材しようとしたが、私などは著者ドローギン(LAタイムズ記者)の足元にも及ばない、断片的事実しか知ることは出来なかった。インテリジェンスの検証能力もなきまま、米国に追随する日本政府の立ち位置についても考えさせられる作品。(竹内明)

  • あの戦争がこれほどいい加減な根拠で行われていたとは!
    登場人物が多くて少し混乱させられるが、米独両国で〈カーブボール〉の情報が流通し、政治的な争いがあり、都合の悪いことが隠蔽されていったプロセスが具体的に描かれていて興味深い。
    訳文は読みやすいが、時々地の文に口語的な言い回しが入るのが気になった。

  • 一人の嘘つきにCIAが踊らされ、米がイラク戦争に突入することを描いたノンフィクション小説。本質的な問題点は、情報が目的を生み出すのではなく、目的が情報を生み出してしまったことにあるが、日本が負けると分かっていた太平洋戦争に踏み出した原因と基本的に同じであり、情報を扱うこと・選別することの難しさを教えてくれる。それにしても、ある男の嘘によって戦争が始まり、多くの人が命を失う結果になったこと、その規模感に圧倒されてしまった。

全4件中 1 - 4件を表示

カーブボール スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師に関連するまとめ

カーブボール スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

カーブボール スパイと、嘘と、戦争を起こしたペテン師はこんな本です

ツイートする