まあいっぺん聞いとくなはれ

著者 : 石崎義公

• 産経新聞出版 (2008年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[かふぇ。さんの感想 · 2011年10月8日]

就活で流行ったやってみなはれの精神とは別ｗｗ。取引先の社長さんに紹介されたので読んでみた本。高圧ポンプ業界という全くの異業種で世界シェア80％以上の（株）タカコの現会長さんが著者。1部が仕事。2・3部が様々な事象への苦言・提言。4部が自分史とかなり我が道路線の本。しかし、真っ先にそれを断り、大変気持ちよく、普段意識していない『気づき』を得られて参考になった。1部では、現場の意見に耳を傾ける重要さ、「できない」ことは今の自分ができないと思っているだけetc働く上でどのような思考が成功に繋がるかのヒントを得た。2・3部は多種多様な話題で著者の日ごろの思いの独白である。例えば、子供の携帯電話使用の規制について、カジノ建設、住基ネットetc。4部の自分史は長くなくすぐ読み終えることができた。何事にもアンテナをはって、会話のタネにしていきたい。