ほろにが菜時記 (ウェッジ選書 39)

著者 :
  • ウェッジ
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863100725

作品紹介・あらすじ

四季の食材について学名から故事来歴、味覚、調理、詩歌に至るまで鋭敏な感覚で味わい尽した究極の味覚随筆。

感想・レビュー・書評

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  • 歌人の食の歳時記季節の食べ物を細かく観察して、その美味しさ、逆に邪道!と思うこと、、繊細なのにきっぱりしている。

    一話が短くて読みやすい。
    あととりあえず庭に植えてみる感じがかわいい。
    スイカが嫌いで匂いだけで嘔吐を催す、柿が好きすぎて一個600円もする柿を買ったけどぐにゃぐにゃ甘いだけでまずかった、沢庵が好きすぎてでも完璧な沢庵探しは諦めている、秋になると妻と手分けして梨を買いまくる、鰯にオリーブオイルかけられてげんなり…、、フェンネル やバジル などのハーブの話も。


  • 詩歌

  • 歌人らしい独特の感性による食のエッセイ。

  • 12/6 読了。

  • いろいろな食物、特に読み方、字に関する拘りや想い。古の短歌も情緒を添える。

  • 著者は大阪に住んでいたので京都には距離感があるようです。

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著者プロフィール

1920年生まれ。2005年没。歌人。51年、第1歌集『水葬物語』刊行、以後、岡井隆、寺山修司らと前衛短歌運動を展開。現代歌人協会賞、詩歌文学館賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞、現代短歌大賞など受賞。

「2023年 『夏至遺文 トレドの葵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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