旅行記・滞在記500冊から学ぶ 日本人が知らないアジア人の本質

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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863101654

感想・レビュー・書評

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  • 感想はとにかく、「自分の持っている倫理や価値観はあくまでも一つの倫理、価値観に過ぎない。」という事。
    某国の今の侵略戦争の様に明らかに黑であるものもあるが、世の中はそんな黒白はっきりしているものではない。
    その国や地域の歴史に基づいた倫理や価値観が存在する。
    この本を読むと、自分の見ていた世界がいかに小さいか、倫理や正義を振りかざす人間の視野がいかに狭いか思い知らされる。

  • 外国人から見た日本人像や韓国人、中国人の歴史的人格形成がよく分かった。

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著者プロフィール

1955年、大阪府生まれ。リベラルアーツ研究家、博士(工学)。京都大学工学部卒業、同大学大学院工学研究科修了、徳島大学工学研究科後期博士課程修了。1977年、京都大学大学院在学中、サンケイスカラシップ奨学生としてドイツ・ミュンヘン工科大学に留学。20歳の時の学友との会話とドイツ留学中のカルチャーショックの経験からライフワークとしてリベラルアーツに邁進することを決意。1980年、住友重機械工業入社。在職中、アメリカ・カーネギーメロン大学工学研究科に留学。帰国後、ソフトウェア開発に従事したあと、社内ベンチャーを起こし、データマイニング事業を成功させる。2005年から2008年までカーネギーメロン大学日本校においてプログラミングディレクター兼教授として教育に従事。2008年から2012年まで京都大学産官学連携本部の准教授を務める。在任中に「国際人のグローバル・リテラシー」や海外からの留学生に対して「日本の情報文化と社会」「日本の工芸技術と社会」など日英の両言語でリベラルアーツの授業を展開。2012年にリベラルアーツ研究家として独立し、リベラルアーツに関する講演や企業研修を行う。

「2022年 『中国四千年の策略大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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