- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863110717
感想・レビュー・書評
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題名と装丁がキャッチーな一冊。ほのぼの系かと思いきや、主人公の女子高生のもとに突然総務省の人が来て、これまでの生活とは完全に隔離、寄せ集めの架空の家族と生活させられるなんともミステリアスな展開。
主人公も含め、なぜこの人たちが集められたのか、何が目的なのか、段々背筋が寒くなってきますが答えはお楽しみに。
人を救うのはやはり人なのだと教えてくれる、不思議な涙が流れる作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
題名に惹かれて思わず買ってしまった(笑)
どうしようもなくぶっとんだ作品かと思ったけど結構さわやか
な作品だった。 -
ある日突然男が招待状を携えて訪ねてくる。
応諾すると、仮想家族生活を送る事に。
妙な設定ながら、著者のメッセージはきちんと届いた。 -
読みやすくて面白かった。タイトルからしてどんな話なんだろうと思っていたが、意外な展開に驚かされた。あたたかい話だけども哀しい。
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この本を手にとる人たちは、
サザエ計画のために集められた主人公たちと同じように、住んでるところも年齢も性別も職業も、ばらばらだろう。
でもある瞬間、頭に浮かび上がるのは、きっと同じ景色だ。
心温まる家族小説、と思って丸腰で読んだら大変!
いきなり、本当にいきなり、つきおとされる。
だけど、とっちらかった気持ちの中に、少しだけ光が見える。
今読まれるべき本だとおもいます。
文章粗いけどこれからがたのしみ。