- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863110717
感想・レビュー・書評
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まったく関係のない他人たちが、
サザエさん一家のように同じ家に住む話。
タイトルがおもしろそうで買ったけど、
言葉の言い回しが雑な感じがしたし、おもしろくなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んでいると結末が多少予想できるけど、最後の方は…。いつのことかわかりにくくて、読みにくい感じ。
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「家庭環境の変化が日本の低迷の原因なのではないか。成長を遂げていた古き良き時代の日本の家庭環境が現代で通用するのかどうかを研究するために協力をお願いします」
突然「総務省家庭環境分析センター主任研究員」を名乗る男性から、6ヵ月間の合宿に参加するように言われる主人公「由有菜」。
連れて行かれた場所は、見知らぬ他人が家族として過ごすために集められた家だった。
冒頭からいろいろ無理がある設定が気になって仕方なかったけど、登場人物がいい人ばかりだったのは良かった。
家族構成はサザエさん一家そのままなのに、お父さんは頼りないし、お母さんは無関心だし、義兄と兄は喧嘩してばっかりだし、理想の家族像からは程遠い状態。
それでも、1人1人がすごく優しくて誠実な人なんだということは分かった。
『サザエ計画』の本当の目的もちょっとしっくりこなかったけど、奇跡的な出会いの物語として楽しく読めた。-
こんばんは!
コメントと
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ありがとうございました(^O^)
コレ、ミステリアスでいて
シュールだ...
こんばんは!
コメントと
お気に入りポチ
ありがとうございました(^O^)
コレ、ミステリアスでいて
シュールだし
なんか面白い設定の小説ですね(笑)
噂は聞いてたんで
文庫化したら
絶対に読んでみたいです(^_^)
自分が政治家なら
『バックトゥザ昭和計画』で
今一度昭和の街並みと
昭和の生活を取り戻したいですね〜(笑)
あと昭和の頃の人々の活気と♪
2012/07/03 -
おはようございます!
コメントありがとうございます。
『バックトゥザ昭和計画』、面白そうですね。
どうせならもっと昔に遡ってもいいかもしれま...おはようございます!
コメントありがとうございます。
『バックトゥザ昭和計画』、面白そうですね。
どうせならもっと昔に遡ってもいいかもしれません(笑)2012/07/04
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「国家の秘密に行われている研究計画の対象に選ばれました」と突然集められた7人、日本の長寿家族アニメ「サザエさん」と同じ家族構成で6ヶ月間、疑似家族を装って欲しいという指示。何のための計画なのか、これはいったい何なのか…というお話。
もっと暗い展開になるのかと思いきや、ハートうウォーミングな明るい展開。なるほど、そういうことだったのね!と読後感は良い。
ただ文章が拙いため、だんだん読んでいると飽きてくる。「新人賞受賞作品」と聞いて納得。 -
【読書感想】サザエ計画 園山創介
ある日、交通事故で彼氏を失った主人公由有菜の家に、厚労省の役員が現れ、「半年間別の土地で赤の他人と擬似家族として生活してほしい」と依頼される。
しぶしぶ同意し、集まった擬似家族たち。
サザエ計画とは?擬似家族たちはこの生活を通してなにを得るのか。厚労省役員のねらいは?
ってなストーリー。
主人公が彼氏を失った女子高生ってのもあるし、
あまり賢そうでもなかったりして、
そんな主人公の語りがメインなので、正直イマイチでした。
タイトルが「サザエ計画」ってのでなんとなくシュールで面白そうと思って
買ってみたものの。。。
古きよき家族のあり方とかそういうのを書きたいんだろうけども、浅く感じてしまった。。。
この本、結構わたし的にはイマイチで読み切るのに時間かかりました。 -
家庭環境の変化が日本の低迷の原因なのでは・・・。そこで総務省が考え出したのが“サザエ計画”。
古きよき時代の日本の家庭環境を再現し研究しようというものだ。日本全国から7名が選ばれ、架空の家族として6ヶ月間生活をする。7人の選ばれた理由、サザエ計画の本当の目的とは。 -
それは古き良き日本の姿。
サザエとは、あの「サザエさん」である。だから、気楽に読んだら、ちょっとショックを受ける。ほのぼのした話ではない。でも、そういえば、アニメのサザエさんはともかく、マンガのサザエさんは(特に初期の)ちょっとほの暗い世相も映っていたような。
なぜ集められたのか、その理由はそんなにブラックなものでもなく、温かいものだけれど、だからこそ、家族ってなんだろうと思う。「家族」はそこに存在するだけではなく、少しずつの努力で作られているのだ。 -
書店で見つけて。かの万城目学を輩出したボイルドエッグズ新人賞受賞作。『サザエ計画』の名の元に集められた縁もゆかりもない7人の老若男女がかの国民的アニメーション『サザエさん』の家族に擬えてひとつ屋根の下で半年暮らすというとんでも設定。この『サザエ計画』に隠された真の意味、選ばれた7人の背負うものとは。序盤に重要な伏線がある。割りとスッキリした終わり方。2012/331
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サザエ計画の被験者として集められた7人。今までの生活と切り離され、新しい家族で新しい生活を送る半年。この半年が彼らにいったい何を与えるのか。
タイトルに惹かれて読み始める。
やっぱタイトルって大事だ。
家族ってなんだろう、一緒にいるってなんだろう。
意外にも考えさせられる内容だった。 -
題名と装丁がキャッチーな一冊。ほのぼの系かと思いきや、主人公の女子高生のもとに突然総務省の人が来て、これまでの生活とは完全に隔離、寄せ集めの架空の家族と生活させられるなんともミステリアスな展開。
主人公も含め、なぜこの人たちが集められたのか、何が目的なのか、段々背筋が寒くなってきますが答えはお楽しみに。
人を救うのはやはり人なのだと教えてくれる、不思議な涙が流れる作品でした。 -
題名に惹かれて思わず買ってしまった(笑)
どうしようもなくぶっとんだ作品かと思ったけど結構さわやか
な作品だった。 -
ある日突然男が招待状を携えて訪ねてくる。
応諾すると、仮想家族生活を送る事に。
妙な設定ながら、著者のメッセージはきちんと届いた。 -
読みやすくて面白かった。タイトルからしてどんな話なんだろうと思っていたが、意外な展開に驚かされた。あたたかい話だけども哀しい。
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この本を手にとる人たちは、
サザエ計画のために集められた主人公たちと同じように、住んでるところも年齢も性別も職業も、ばらばらだろう。
でもある瞬間、頭に浮かび上がるのは、きっと同じ景色だ。
心温まる家族小説、と思って丸腰で読んだら大変!
いきなり、本当にいきなり、つきおとされる。
だけど、とっちらかった気持ちの中に、少しだけ光が見える。
今読まれるべき本だとおもいます。
文章粗いけどこれからがたのしみ。