産婆(さんばば)フジヤン ~明日を生きる力をくれる、93歳助産師一代記~
- 産業編集センター (2017年8月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863111592
作品紹介・あらすじ
【内容紹介】
シリーズ累計15万部『大丈夫やで』の著者、93歳・日本最高齢現役助産師坂本フジヱさんの明るく、楽しく生きるコツがわかる初の自伝が登場!!
「人生いろいろ大変やけど、生まれてくる大変さに比べたら、大したことないなぁ」(本文抜粋)
大正13年、和歌山県に生まれ、助産師になって72年。4,000人以上の命の誕生を見届けてきた著者の歩みと、そこから見えてくる「生まれてくること」と「生きること」。明日を生きる力がわいてくる一冊!!
タレントの関根麻里さん推薦!!
「不死身伝説が生まれるほどお転婆なお産婆さんの、待ったなしの人生!フジヤンのやさしい語りに、ふっと、心が楽になりました」
感想・レビュー・書評
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パワフルなフジやんから元気をもらえます。戦前~戦後の街や生活の移り変わりも興味深く読めました。
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今年最初の一冊はこれ。
日本最高齢助産師、坂本フジヱさんの93年間の人生が書かれた一冊です。
大正13年生まれというのを読んでびっくりしました。
幼少期から始まり、戦争中・戦後の様子と坂本さんの人生が語られる中で、日本が移り変わっていく様子も感じました。
戦争中のことをこれだけリアルに自分の言葉で語れる人が、日本にどれぐらいいるのかなと考えてしまいました。
関西弁の語り口調だからこそ、リアルにそのときの様子をイメージすることができました。
助産師になって、これまで取り上げた赤ちゃんの数は4000人近いそうです。
「足るを知る子を育てる」という言葉が印象に残りました。
一つのことをやり通してきた人の生きざまはかっこいい。
読み終わった後、フジヤンに会ってみたい、そんな気持ちになりました。 -
4,000人以上の命の誕生を見届けてきた
坂本さんの言葉はとがったところがなく
とても大らか。「一番大事なことは待つ事」
といわれると 素直にうなずきたくなります
確かに 私達 ちょっとせっかちに
なりすぎてるんですよね・・・