産婆(さんばば)フジヤン ~明日を生きる力をくれる、93歳助産師一代記~

  • 産業編集センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863111592

作品紹介・あらすじ

【内容紹介】
シリーズ累計15万部『大丈夫やで』の著者、93歳・日本最高齢現役助産師坂本フジヱさんの明るく、楽しく生きるコツがわかる初の自伝が登場!!

「人生いろいろ大変やけど、生まれてくる大変さに比べたら、大したことないなぁ」(本文抜粋)
大正13年、和歌山県に生まれ、助産師になって72年。4,000人以上の命の誕生を見届けてきた著者の歩みと、そこから見えてくる「生まれてくること」と「生きること」。明日を生きる力がわいてくる一冊!!

タレントの関根麻里さん推薦!!
「不死身伝説が生まれるほどお転婆なお産婆さんの、待ったなしの人生!フジヤンのやさしい語りに、ふっと、心が楽になりました」

感想・レビュー・書評

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  • パワフルなフジやんから元気をもらえます。戦前~戦後の街や生活の移り変わりも興味深く読めました。

  •  今年最初の一冊はこれ。
    日本最高齢助産師、坂本フジヱさんの93年間の人生が書かれた一冊です。
    大正13年生まれというのを読んでびっくりしました。
    幼少期から始まり、戦争中・戦後の様子と坂本さんの人生が語られる中で、日本が移り変わっていく様子も感じました。
    戦争中のことをこれだけリアルに自分の言葉で語れる人が、日本にどれぐらいいるのかなと考えてしまいました。
    関西弁の語り口調だからこそ、リアルにそのときの様子をイメージすることができました。
    助産師になって、これまで取り上げた赤ちゃんの数は4000人近いそうです。
    「足るを知る子を育てる」という言葉が印象に残りました。
    一つのことをやり通してきた人の生きざまはかっこいい。
    読み終わった後、フジヤンに会ってみたい、そんな気持ちになりました。

  • 4,000人以上の命の誕生を見届けてきた
    坂本さんの言葉はとがったところがなく
    とても大らか。「一番大事なことは待つ事」
    といわれると 素直にうなずきたくなります
    確かに 私達 ちょっとせっかちに
    なりすぎてるんですよね・・・

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著者プロフィール

坂本フジヱ(Fujie Sakamoto)/著
大正13年、和歌山県に生まれる。日本最高齢93才の現役助産婦。20才で助産婦免許所を取得して、23才で和歌山県の自宅で「坂本助産所」を開業。73才で同県田辺市に移転。4,000人以上のお産にかかわり、93才の今なお現役。75才で黄綬褒章を受章。著書に『大丈夫やで~ばあちゃん助産師のお産と育児のはなし~』、『大丈夫やで2~ばあちゃん助産師の産後と育児のはなし~』、『ばあちゃん助産師 こころの子育て』、『ばあちゃん助産師 10歳からの子育てよろず相談』(すべて産業編集センター刊)がある。

「2017年 『産婆(さんばば)フジヤン 〜明日を生きる力をくれる、93歳助産師一代記〜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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