世界を変えた100日

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  • 日経ナショナルジオグラフィック社 (2008年10月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863130500

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世界を変えた100日の感想・レビュー・書評

  • 世界を変えた100の出来ごとを大判の写真と共に解説。

    写真が当時の雰囲気や興奮を雄弁に語る!!


    ・ライト兄弟の初飛行
    ・マチュピチュの発見
    ・ピカソも描いたゲルニカ空爆
    ・真珠湾攻撃の重要性
    ・広島原爆投下・・・エノラ・ゲイがリトルボーイを落とした日
    ・エベレスト初登頂
    ・キューバ革命軍勝利時のフィガロ・カストロ
    ・キング牧師の演説
    ・ケネディ暗殺
    ・ビートルズ、バンドを組む(サージェントパパー)
    ・人類初の月面着陸
    ・ウッドストック開催、平和の祭典3日間
    ・ライブ・エイドの開催
    ・ベルリンの壁崩壊
    ・チェルノブイリ原発事故
    ・ネット時代の到来
    ・そして・・・米国同時多発テロ。


    などなど、世界の空気を一瞬にして変えてしまった写真の迫力。

  • ―この年、この月、この日に"本当は"何が起こったのか。―
    1851年の世界初の万国博覧会から、2005年に起こる自然災害の脅威まで、写真が語る真実がここにある。
    帯にある、
    「世界は明日、変わるかもしれない。」
    の文字がなんとも印象深いです。
    自分がまだいない、昔の時代。自分が今、生きている、この時代。どちらもどの時代も、常に歴史は動いているんだなあ。

  • 写真技術の登場以来、カメラが目撃した100の出来事を、「ナショナル
     ジオグラフィック」誌と報道写真の殿堂「ゲッティ イメージズ」
    から選び抜いた写真を元に編集した写真集である。

    パリでの第1回万国博覧会からハリケーン・カトリーヌの爪痕までを
    取り上げており、戦争・内戦や処刑風景などの陰惨なシーンも多い。

    死体がもろに写っているので、グロテスクな写真が苦手な人には
    要注意な写真集だ。

    報道写真と言えばこういった気が滅入るような写真が多いのは
    確かだが、世界の歴史には明るい話題だって勿論ある。

    エッフェル塔の公開、英国ヴィクトリア女王の在位60年記念式典、
    ライト兄弟の初飛行、ウッドストックなどがそれだ。

    取り上げられた出来事や、写真についての解説もあるので、読み物
    としても楽しめる。

    ここで取り上げられている出来事は過去のなのだけれど、そのひとつ
    ひとつが現在に繋がっているのだなぁとも思う。

    写真はやっぱり面白い。あぁ…こうやってまた写真集が増えて行くんだ。

  • 戦争はプロパガンダであふれ、
    写真もまたそれに利用される運命をたどる。
    情報が勝者を決める。

    日本の真珠湾攻撃の歴史的重要性は測り知れない。
    「孤立主義」という政策を掲げていた
    アメリカの第2次世界大戦の参戦により、
    ファシズムへの勝利の道筋ができ、
    ソ連と西欧の民主主義諸国が勝利する。

    歴史に「もしも」はないけど、
    もし、真珠湾攻撃がなかったら、
    イギリスはヒトラーと和平を結んだかもしれない。
    ソ連もまた和平を受け入れざるを得なかっただろう。
    そうすれば冷戦は起こらず、原爆の開発も遅れただろう。
    東欧諸国は共産主義国ではなく、
    ナチスの衛星国になっていたかもしれない。
    そうなると現在の国連の枠組みがすべて変わってしまう。
    21世紀は今とは明らかに違う世界になっていたんだろうな。

  • 写真は歴史を裏付ける信頼できる数少ない証拠。1枚の写真で、ストーリーを勝手に想像しながら 読み進めた

    写真で 戦争、事件、差別の悲劇を見せつけられても、写真を見る私達は 反省しないんだなーと 思いながら読んでた

  • 取り上げられている内容で知らないものもあれば、知っていても、写真として視覚的に見るのが初めてのものがあったりした。写真から言葉では語り尽くせないメッセージが伝わってくる。

    一つの写真から伝わるメッセージの威力を感じる。強烈な語りかけは、動画に勝るとも劣らない力を持っている。

    ただ、撮る側のメッセージを強く反映させるための演出行為が写真報道初期の頃からあった事を知り驚く。

  • 1枚の写真は1000の言葉よりも語る。
    1851年の英国万国博覧会から2005年のハリケーン・カトリーナまでのおよそ150年を、歴史的瞬間をとらえた写真と歩む本。

    写真提供はナショナルジオグラフィックとゲッティ・イメージズ。
    ナショナルジオグラフィックは世界の歴史、文化、地理など、地球の一瞬の出来事を見事に写真に収める雑誌で有名です。
    一方ゲッティは今やデザイナー御用達の写真素材を販売する会社で有名ですが、大元は「ピクチャー・ポスト」という質の高い写真を掲載する人気週刊誌で、合併吸収など紆余曲折があり、今に至ることがわかり驚きでした。

    さて、その2社がタッグを組み、厳選した100枚の写真は圧巻です。
    最初は第1回万国博覧会ということで、これから未来が待っているかと思いきや、やはり革命、二度の大戦、恐慌、紛争など血を血で洗う世紀が待っています。
    説明文ももちろんありますが、とにかく写真のインパクトがすごい。
    ピントや構図よりもその場の臨場感を伝えたい、現実で起こっている出来事を知ってもらいたい。ファインダー越しにカメラマンが語りかけてくるような気がするのは言い過ぎではないと思います。

    見た目綺麗な写真が良い写真なのではない。人の心に残る写真が良い写真なのだと改めて思いました。

    もちろん悲劇ばかりではないです。
    ライト兄弟の初飛行。北極到達。エベレスト初登頂。アポロ11号の月面着陸など。人類の挑戦と成功もそこには刻まれています。

    近代の歴史にある程度詳しいほうが、当時の様子をより深く知ることが出来ると思います。

  • 副題の示すとおり歴史の瞬間
    衝撃的である
    現在のニュースにはない高い報道性

  • 1851年の第1回万国博覧会から2005年のハリケーン・カトリーナまでのおよそ150年強の期間にカメラに収められた歴史の瞬間を集めたものである。帯には佐藤優氏による「カメラがとらえた歴史の舞台裏、その現場を追体験できる名著だ。世界は明日、変わるかもしれない。」という文が載せられている。なお、写真は、ナショナルジオグラフィックとゲッティイメージズから選ばれている。このおよそ150年の間には2度にわたる世界大戦とその他多くの争いがあり、科学の進歩があり、自然災害があった。そうして、こういった出来事は形を変えるにせよ、私たちが生きる時代にも起こりうることでもある。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があるが、本当の意味で賢く生きるためには私たちは歴史からも経験からも学び続けなくてはならないように感じた。

  • 歴史をまとめた写真集
    文字では伝わらない、写真の影響の大きさを改めて感じる。
    一方、文章の物足りなさや選ばれた事柄に物足りなさを感じた

  • これはナショナル・ジオグラフィックに掲載された写真を抜粋。簡潔な説明文。見応えは十二分にあり。津波が来た事を家族に知らせるために沖に走る母。エイズの子を抱きしめるローマ法王。写真が訴える力はすごい。

  • ピューリッツァー賞全集みたいのが欲しかったんだけど、少し高かったので、こちらを買ってミました。
    近現代史をおさらいしたような感じになりました。カメラが切り取る現実に対して、その奥のものをしっかりイマジネーションしないとなぁとも改めて。

  • 歴史的瞬間を1851年第一回万博から2005年のハリケーン・カトリーナまでを写真で。こういう写真って、教科書や資料集などでバラバラで見ることはあっても、時系列に一度に見ることってあまりないので、圧倒されます。このボリュームで2800円は安いと思います。2008年初版なのでありませんが、今ならたぶん東日本大震災も載るんだろうなと思います。
    <クッキー>

  • 大好きなナショナルジオグラフィック社が刊行した、歴史的瞬間を撮影した100枚の写真と、その事件や出来事の背景やその後の変化などを解説したもの。1851年5月1日のパリ万博から、1863年の米国南北戦争、1922年ツタンカーメン王の発見、1937年のゲルニカ爆撃、1967年ビートルズ、1980年連帯の公認、そして2005年ハリケーンカトリーナまで。戦争や虐殺などもとりあげているが、どぎつい写真はなく、子供とも一緒に見ることが出来る。映っているのはもちろん大統領や大スターなどもあるが、むしろ一般人が多く、教科書には無い身近さ、丁寧さを感じる。世界中で起こったそれぞれの出来事が「今」につながっているんだなあということを感じる一冊。写真はいいなあ。

  • 写真という「目にする」ことの力の強さを思い知らされる。
    写真が発明されてから現代まで膨大にストックされた報道写真の中から、世界を変えた事件や出来事(ややアメリカ寄りの選択になっている)を撮影した写真を短い文章で紹介した一冊だ。タイトルの通り、100日に厳選されて紹介されるそれは、内戦や紛争、天災や虐殺など重く苦しいものが多くい。各写真に添えられたごくごく短い紹介文ではその事柄の裏側までは迫れず、もっと知りたい、知らねば、という気持ちにさせられる。
    現代では世界中の写真が速報としてすぐに報道されるのが当たり前になっているが、まだ写真がそれほど身近ではなかった頃、「実際にあったことを写し出したもの」を目にするということは、それまで伝聞という形でしかニュースに接したことのなかった人類にとってどれだけの衝撃的な力だったかと思う。
    また、最初の頃の報道写真は「よりドラマティックになるように」と死体を掘り返したり配置しなおしたりと手を加えることが当然だったということにも驚いた。
    報道すること、知ることについても考えさせられる一冊だ。

  •  一枚一枚の写真に、歴史が生まれる瞬間がある。真実を伝える写真の功績はやはり大きい。

  •  歴史の教科書で見た覚えのある有名な写真のコレクション。凄惨な写真も少なくないが、こちらを表の歴史とすれば『百年の愚行』(Think the Earthプロジェクト、2002)は、人類の裏の歴史の写真誌といえる。

  • ナショジオが創立120年以上の協会である事にまずビックリ。歴史的出来事が写真に収められた一冊。写真が切り取った空気から出る臨場感は決して文章では表現できないものだ。2000年以降は、テロやら災害やらと、とにかく悲しい出来事ばかりで残念である。

  • この本は写真という技術が生まれてから現在に至るまで世界中の歴史を変えた100日の大きな事件が生々しい写真と詳細な解説でつづられており、これを読んではじめて知った部分も多く、衝撃を受けました。

    この本はカメラおよび写真という技術が生まれてから、現在に至るまでの世界中で起こった100日分の事件の中で起こった貴重な瞬間を捉えた写真と、詳細な解説が一冊にまとめて収録されたものです。どのようなものがあるかといいますと、

    1865年4月14日 リンカーン大統領暗殺
    1903年12月17日 ライト兄弟の初飛行
    1912年4月14日 タイタニック号の沈没
    1929年10月29日 世界大恐慌
    1941年12月7日 真珠湾攻撃
    1945年8月6日 広島、原爆投下
    1963年11月22日 ケネディ大統領暗殺
    1969年7月20日 アポロ11号の月面着陸
    1986年4月26日 チェルノブイリ原発事故
    2001年9月11日 米同時多発テロ
    2004年12月26日 スマトラ沖大地震

    などであり、僕はリンカーン大統領を暗殺した俳優のブースと主だった人間4人が絞首刑で処刑されている瞬間の写真を今回はじめてみたのでそれがすごくショックでした。そのほかにも1991年8月6日のwww(ワールド・ワイド・ウェブ)を創設したティモシー・バーナズ・リー氏の肖像がさまざまなウェブサイトで構築されている写真。このモチーフが多分、後にアップル製品で絵が描かれたスティーブ・ジョブズ氏の肖像画になっていくのかな?という思いや、ロンドン大空襲の際には地下鉄の通路に横たわってナチスの空爆から徹底抗戦をするロンドン市民。

    ウッドストック・フェスティバルで踊り狂う男女や愛と平和を歌うロックバンド。イスラエル建国の写真など、本当に貴重な写真の数々があって、読み応えがあり、さすがナショナル・ジオグラフィックのクオリティーだと感じました。ほかにも、人の心を揺るがすような写真がいくつも掲載されておりますので、こういったことに興味をお持ちの方は、ぜひ一読をされてみてはいかがでしょうか?

  • やっぱり写真は迫力が違う・・・と言いたいところなのだが、思ったほどではなかった。文章がなければ物語が見えないポートレートや記念写真みたいのも多い。イラク戦争や9.11とクリントンの不倫騒動が同じ目線で語られているのはえらい違和感が。北極点に到達したのはピアリとヘンソンとイヌイット4人、という書き口はなんか不愉快。上からの欧米目線。なんか、傾いてね? ナショジオ。

  • 人類の輝かしい歴史のひとコマもちろんもあるが、やはり戦争の歴史、負の歴史が多く刻まれていることが、人間の性を如実に物語っている気がする。
    人間は学んでいるようで、そのじつ、何一つ歴史から学んでいないという証拠なのかも。

  • 意外と見たことない写真が多かった。

  • 写真が新聞で使われるようになったのっていつからなんだろ。
    1951~2005まで、カメラが捉えた歴史が変わる瞬間。
    911とリーマン・ショックくらいしか思い浮かばない。95年のサリン事件の写真はあるのかな。でもあれは、「世界を変えた」という程ではないか。日本にとっては大事件だったけど。

  • 人類の歴史は戦争の歴史であるという事実を再認識した。

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