- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863130524
作品紹介・あらすじ
50通の極秘文書があなたの歴史観を覆す。9・11同時多発テロを事前警告した「大統領報告日報」、門外不出のCIA「内輪の恥」文書…他。
感想・レビュー・書評
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社会
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メモ「NSCの初代議長だったハリー•S•トルーマンは、いかなる’スパイもどきの作戦’をも決して承認しなかったことを退位後に語った。しかし彼の最初のNSC報告はーーすべてのNSC同様、重要で極秘扱いだがーー、秘密工作を公認し、イタリアの選挙で共産主義者に二度と政権を取らせないよう画策させている。やがてNSCのお墨付きにより、秘密工作は国策の一手段となっている。領土の近代的防衛を定めたNSC文書は、1950年4月にトルーマンに提出されたNSC68号文書だった。’我々が直面する問題は、この国のみならず文明そのもの、その繁栄か破壊かに関わる、一大重大事である’と文書に記されている」「国務省によれば、NSC68号文書は1977年に公開された。しかし、それに関する主要報告書は1998年まで入手できなかった歴史家もいる」
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感想未記入
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いつの時代にも、スパイ、裏切りはある。特に近代史におけるスパイ事案は興味深い。
意外とアメリカCIAなどは、二重スパイにより致命的な情報漏洩を繰り返しており、内部監視体制の不備があると感じる。
大体に置いて、仕掛ける側が有利な気がする。これを見破るには相当の見識、勘がが必要とされると思う。
情報機関を作るにしても、結局は人の育成が第一だ。
裏切りの動機としては、金、イデオロギー、抑圧、エゴ。
脅すよりも恩を売っておいて、協力者となり、後でいろいろ頼む方がよい。脅して相手を動かしても、相手はきちんと対応しない。そういう意味では、ハニーとラップは上策ではない。
金に困っているだけでは、スパイになりにくい。人事上の不満等が動機となる。
週刊誌の俗悪な記事を読んだ方が勉強になる。
スパイ小説もためになる。
暗黒社会論、悪の減少学を学べ。今の日本はあまりに性善説過ぎる。 -
アルマダ海戦から真珠湾攻撃のアメリカの暗号解読まで古今東西の歴史の裏側で機密指定をうけていたけど、指定解除されば文書。