ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55
- 日経ナショナルジオグラフィック社 (2015年9月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863133174
感想・レビュー・書評
-
【目的】犬の問題行動の改善のヒントを得るため
犬はエネルギーに敏感な動物だ、という主張を読んでいて、確かに犬は「気がわかる」生き物だと捉え直すと腑に落ちる感じがあった。一方、犬との棲み分け、境界をどれほど明確にするかはそれぞれの犬と家庭次第だと思う。
本書を読んでいるとだいたいの問題行動への対策はまず「散歩量を増やすこと」で、その上でどれだけ行動が改善されるかで次の対応を考えた方がよさそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前回読んだ「あなたの犬は幸せですか?」とトーンは同じ。もともと散歩にはコマ目に連れて行くほうだけれど、そんなに犬にとって運動が大事だったとは、思っていなかった。
リードの使い方、飼い主の毅然とした態度、初めてあった犬に対して「触らず、話しかけず、目を見ない」というのも実際にやってみるとなるほど!と思う部分が多かったです。
以前に飼っていたヨークシャテリアは、たまたまなのか、問題行動が少なく、超小型犬というのもあり、そう困ることもなかったけれど、2018年11月にやってきた、ミニチュア・シュナウザーは、中型犬ということもあって、ささいなことでも結構大事になる。革靴何足も駄目にしたりとか…。
この仔はむちゃくちゃ運動量が必要だということもよくわかり、すごく参考になりました。
実際に犬を飼い始める前に読むと本当はいい本だと思います。 -
書き方は変えているが核となる内容は前著の『あなたの犬は幸せですか』と同じ。とにかく「運動・しつけ・愛情」の順番が大事だということ。
これを理解するには前著の方が読みやすいと思う。本書はあまり役に立たない体験談などでページを増やしている。新たな発見がほとんどなかったので☆3つ。