世界の特別な1日 未来に残したい100の報道写真

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制作 : ナショナル ジオグラフィック  村田 綾子 
  • 日経ナショナルジオグラフィック社 (2017年6月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863133853

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世界の特別な1日 未来に残したい100の報道写真の感想・レビュー・書評

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  • 1869年の大陸横断鉄道開通から、2015年のシリア難民まで、世界に衝撃を与えた有名な報道写真100点とともに、現代史をたどる。各写真ごとに、歴史的背景や撮影の瞬間のシチュエーションをわかりやすく解説する。

  • 100枚の写真の中には見覚えのあるものが数点ありました。衝撃的な映像はいつまでも記憶に残るものです。今回特に惹きつけられたのは「広島の母子像」でした。母親が両手で我が息子の胸あたりを後ろから支えている姿なのですが、息子の少し眉をひそめた姿は、自分たちに何が起こったかを理解できないながら、明らかに怯えた表情と思われます。母親は茫然自失というか虚無的な感じが伝わってきます。母子の周りはすべてが失われてしまっています。この母子に、この後どのような苦しみが襲うのかと想像してしまいます。

  • 東京都写真美術館で行われている世界報道写真展2017を見てきました。勧めてくれた写真家は、この展覧会を見ることを小学生の必修の授業にすべきだ、と言っていました。行ってみて納得しました。そう、この一年の報道写真はなによりも雄弁な世界情勢の今を体感するコミュニケーションでした。ならば、本書はなによりも雄弁な世界史の教科書です。19世紀の後半に「太陽で描く」という技術によって生まれた写真表現は20世紀の激動を伝え続け、それを情報としてだけではなく感情という強いメッセージを伴うことに成功しました。写真だからこそ国境や人種や時代を超えて世界の出来事を自分事化することが出来る。その力が70億人の20世紀の世界共通感覚を作ってきたと思います。しかし写真もインスタグラムのように極私化することにより再び分断が始まっているのが21世紀なのでは?というような乱暴なこと、考えたりしちゃいました。

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