コミュニティ難民のススメ ― 表現と仕事のハザマにあること ―

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  • 木楽舎 (2014年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240803

コミュニティ難民のススメ ― 表現と仕事のハザマにあること ―の感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。
    今の組織がいやだとか、別のことをしたい、とか思っていたけど、特に銀行員の藤原明さんの事例を読んで目からウロコ。
    あわせて最近どこかで、公務員だというだけで、まずまちの人は話を聞いてくれる、というのを読んだのだ。
    この、せっかくの立ち位置を活かさない手はないんじゃないか?と思う。単純だけど。

  • コミュニティ難民、と名前をつけてくれたことは嬉しかった。

    でも筆者は、
    コミュニティ難民と言いながら、
    家庭を築けているではないかと思う。

    きちんと帰属意識をもって、
    支えてもらっているではないかと思う。

    女のコミュニティ難民は、
    コミュニティにも属せず、
    家庭も築けない。
    支えてくれる人もいない。

    もっと難民ですけど、と思う。

    あなたには帰る場所があるよ。
    奥さんと子どもがいるではないか、
    自分の命がつながっているではないか、
    何がどこが難民なのか?

    男性はいいですよね。
    自らお腹を痛めなくても、
    活動を止めなくても、
    誰かが命をつないでくれる。

    あなたは孤独になんかならないのだ。
    子どもを産んで育ててくれてる奥さんのおかげで、孤独になんかならないのだ。

  • うーん。期待しすぎたのかもしれないが、既読感が強く、途中からパラパラと流し読みしてしまった。

    仕事が分業化される中で、専門性が生まれ高まりながら、複雑に絡んで形を成していく。専門化が進めば進むほど、それらの専門性は分断し、やがて中間的な役割が再認識されていく。そうした役割が"価値っぽいもの"を生み出していこうとする。

    それらの役割が不可欠なのは重々承知している。だが、本質的な価値はどこにあるのだろうか。本書ではどこの自分であるかというアイデンティティを捨て、中間的な役割で表現していくことを提案する。一方であなたが何をしているかを強く求めていく。言い換えれば、何もしていないあなたには価値がない。

    中間的な役割は高度な専門性の上に成り立つ。だからこそ、誰よりも専門性を尊敬し、あなたが誰であるかを見なければならない。著者がそうでないと言っているわけでは決してなく、ただ上澄みをすくうだけの中間的な役割が増えることを危惧してしまうのだ。

  • 著者が自分生き方や考え方を、
    「新しい生き方」のモデルように示しているが、
    おそらくまだまだ少数派だし、著者の能力や気質あってのものが多いだろう。
    著者のようなスキルがない人にとって、
    どの部分を参考にすればよいのかがわかりづらい。
    所属せず、軸を定めずに生きるには、
    努力やセンス、行動力、コミュニケーション力など、
    それ以上の何かが求められるはずだが、
    その部分への踏み込みはもう少し欲しかったかな。
    ただ、本のデザインはユニークだし、
    横断的に生きるという発想自体も興味深いとは思う。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784863240803

  • コミュニティ難民:自分の価値観に則った生き方をしている人。公私融合で働くことで、パラレルになりがちな仕事と私事の境界をなくすことができる。一方、専門性が広く公の肩書がない為所属コミュニティが曖昧という難民性を持つ。

    コミュニティ難民の方々の事例も面白く読めた。特に小倉ヒラクさんはすごいね。彼の考え方好き。

    幅広く活動されてる方は多いものの、皆さん軸とする専門性は高く、器用貧乏という感じではなかった。みんながこうなったら社会は崩壊すると思うけど(笑)、僕はこういう働き方好きだなーとおもいます。

  • 【帰属意識と自分の”居場所”】

    ”居場所”とは、どこにあるのか探すものではなく、「今自分が居る場所」こそが居場所なのだ。
    コミュニティの重要性はもちろんだが、このコミュニティに自らを縛り付け動けなくなるのは本末転倒。

    『コミュニティは、結合することが容易であったのと同じく、分解することも容易でなければならない』

    帰属意識の自由度と同時に、肩書き、年齢や学年(笑)、職業などタグを付けて歩かないと自分を説明出来ない社会でなく、属性で人を判断する・されることからも自由でいられると生きやすい。



    【”大目に見る”】

    かつての地縁や血縁で結ばれたムラ的なコミュニティから都市型コミュニティへと文脈が変化していく中で、互いに迷惑をかけたりかけられたりすることが大前提だったムラ社会のシステムが都市では通用しなくなる。

    「許す/許さない」「白か黒」「善か悪」の二元論で性急に答えを求められる風潮。こうでなければならない、という圧力に自らがんじがらめになる中で、そのどちらとも言えないハザマや遊びを赦すグラデーションがある社会、”他者を赦す寛容さ”が何より大切な事に思える。

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コミュニティ難民のススメ ― 表現と仕事のハザマにあること ―の作品紹介

コミュニティ難民とは、現代日本における、創造的な漂泊の民である。

コミュニティ難民のススメ ― 表現と仕事のハザマにあること ―はこんな本です

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