- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863241053
感想・レビュー・書評
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「サラメシ」のコーナーの書籍化で、体裁は「翼の王国」で連載されている「おべんとうの時間」とそっくり。でも「時間」の方が格段におもしろい。やはり阿部直美さんの文章がないとなあ。
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プロの料理人が撮影用に作るお弁当じゃなくて、フツーの人たちの日常が垣間見れるようなフツーのお弁当が見飽きない。
以前読んだ「おべんとうの時間」は、もっとお弁当の持ち主のエピソードが書かれていた気がするが、こちらは著者自信の思い出や感想が多い。 -
NHK「サラメシ」内のコーナーが本になったもの。いろんな職場にお弁当を持ってきている人たちとそのお弁当を簡単に紹介している。
お弁当レシピ本の美しいお弁当だったり、ブログに載ってる凝ったキャラ弁と違うふだんのお弁当の迫力、おいしそうな感じ。対象を選んではいるんだろうけど、みんなこぎれいでおいしそうなお弁当なんだなー。最近勝手解釈のお国自慢が多い日本だけど、お弁当ってのは確かにすごいものかもしれないね。人生や暮らしぶりまで詰まっている……というか反映されていそうな気がする……というか伝わってくるような気がする。 -
人生色々だわ。
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阿部さんのおべんとうシリーズ、この本は「サラメシ」で訪ねた場所のルポでした。番組づくりの暖かい雰囲気が伝わりました。
相変わらず、なんて美味しそうなおべんとう写真!
どうやって取材先を探すのかと思っていたのですが、え〜?そうなの?
NHKスタッフとの番組作りや、阿部さんご自身のエピソードも交えながらの文章ですが、取材先のことを書いている途中でいきなり個人的なエピソードを織り込まれると、ここでその話する?とちょっと気を削がれるかも・・・。
ご本人に興味はあるので、間に挟まれた阿部さん自身についての記述は興味深く、面白かったのですけどね。夢の中でもお弁当を食べてる人を探しているという阿部さん、まさに「おべんとうの人」です。
永六輔さん亡き後、これからもお弁当を通じて、庶民の心を伝えていってください。 -
2017/04/27