おべんとうの人

著者 :
  • 木楽舎
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本棚登録 : 117
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863241053

感想・レビュー・書評

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  • 「サラメシ」のコーナーの書籍化で、体裁は「翼の王国」で連載されている「おべんとうの時間」とそっくり。でも「時間」の方が格段におもしろい。やはり阿部直美さんの文章がないとなあ。

  • プロの料理人が撮影用に作るお弁当じゃなくて、フツーの人たちの日常が垣間見れるようなフツーのお弁当が見飽きない。
    以前読んだ「おべんとうの時間」は、もっとお弁当の持ち主のエピソードが書かれていた気がするが、こちらは著者自信の思い出や感想が多い。

  • NHK「サラメシ」内のコーナーが本になったもの。いろんな職場にお弁当を持ってきている人たちとそのお弁当を簡単に紹介している。
    お弁当レシピ本の美しいお弁当だったり、ブログに載ってる凝ったキャラ弁と違うふだんのお弁当の迫力、おいしそうな感じ。対象を選んではいるんだろうけど、みんなこぎれいでおいしそうなお弁当なんだなー。最近勝手解釈のお国自慢が多い日本だけど、お弁当ってのは確かにすごいものかもしれないね。人生や暮らしぶりまで詰まっている……というか反映されていそうな気がする……というか伝わってくるような気がする。

  • 人生色々だわ。

  • 阿部さんのおべんとうシリーズ、この本は「サラメシ」で訪ねた場所のルポでした。番組づくりの暖かい雰囲気が伝わりました。
    相変わらず、なんて美味しそうなおべんとう写真!
    どうやって取材先を探すのかと思っていたのですが、え〜?そうなの?
    NHKスタッフとの番組作りや、阿部さんご自身のエピソードも交えながらの文章ですが、取材先のことを書いている途中でいきなり個人的なエピソードを織り込まれると、ここでその話する?とちょっと気を削がれるかも・・・。
    ご本人に興味はあるので、間に挟まれた阿部さん自身についての記述は興味深く、面白かったのですけどね。夢の中でもお弁当を食べてる人を探しているという阿部さん、まさに「おべんとうの人」です。
    永六輔さん亡き後、これからもお弁当を通じて、庶民の心を伝えていってください。

  • 2017/04/27

著者プロフィール

阿部 了(あべ・さとる)
1963年東京都生まれ。気象観測船「啓風丸」に機関員として4年乗船後、シベリア鉄道で欧州の旅に出て写真に目覚める。東京工芸大学で写真を学び、立木義浩氏の助手を経て1995年よりフリーランス。2010年の写真展「ニッポンチャチャチャ」では、全国のキャノンギャラリーにてお弁当とポートレートをモノクロ写真で展示。著書に「おべんとうの時間」1~4巻、「おべんとうの人」(ともに木楽舎)など。「おべんとうの時間」シリーズは、フランス、韓国、中国、台湾で翻訳語版が刊行。2011年からN H K「サラメシ」にてお弁当ハンターとしても出演中。2018年7月21日~10月8日・東京都美術館「BENTO おべんとう展― 食べる・集う・つながるデザイン」展に参加。

「2018年 『ひるけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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