最後に手にしたいもの (翼の王国books)

  • 44人登録
  • 3.31評価
    • (1)
    • (3)
    • (8)
    • (1)
    • (0)
  • 5レビュー
著者 : 吉田修一
  • 木楽舎 (2017年10月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863241206

最後に手にしたいもの (翼の王国books)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 航空会社の機内誌に連載されていたエッセイ集をまとめたものだ。
    空の旅の合間にさらさらと読むのにちょうどよい、毒や害のない日常雑記が主だった内容になっている。
    掲載されるのが機内誌ということもあってか旅先を題材にしたものも多く、その旅の仕方がいい具合に力が抜けていて旅慣れた(精神的にも懐具合にも)余裕ある大人だなぁと思う。

    自分が好きなものを堂々と好きだ、というのは大切だ、という愛猫について語ったエッセイは毛布と闘い風呂場に出勤する猫がなんとも愛らしく、そうだな、自分の好きを大人になるとみんな表明しなくなるもんな、と実感した。

    アンコールワットで無作法な外国人観光客に出会い自分の記憶までもが汚された、と感じ、自分も無意識に現地の人に対して無礼なふるまいをしていないかと感じるエッセイには強く共感する。

    ひとつひとつのエッセイは短く、大きく心が揺さぶられることは無いけれど読んでいて心地のいいエッセイ集だった。

  • 読んでて波長があう、嫌味を感じない。もっとも都会で暮らし、想像力を駆使して自らの才能で稼いでいる作者と自分が重なる訳ではないが、歳が近い九州人だからだろうか。

  • 旅行記が多いと思ったら機内誌だからかな。
    好きな作家さんのエッセイは新たな一面で楽しい。

  • 読むと旅行に行きたくなる。
    旅のお供にも最適で、どういう風に楽しめば「のんびりと旅ができるか」の参考にんあると思う。

    個人的には台湾に行きたくなった。

全5件中 1 - 5件を表示

吉田修一の作品

最後に手にしたいもの (翼の王国books)はこんな本です

最後に手にしたいもの (翼の王国books)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

最後に手にしたいもの (翼の王国books)を本棚に「積読」で登録しているひと

最後に手にしたいもの (翼の王国books)の作品紹介

巨万の富や名誉を手に入れたあと、次に人が欲しくなるのは、この夕焼け空なのかもしれない。(本文より)


『悪人』『横道世之介』『さよなら渓谷』『怒り』などの ベストセラーで知られる芥川賞作家・吉田修一が、 日々を懸命に生きている大人たちに贈る、 どこまでも前向きで心に沁みる50篇のエッセイです。

大人たちを縛る「記憶」との上手な付き合い方がしみじみ伝わってくる 『泣きたくなるような青空』の25篇、
自分自身がいかに唯一無二でユニークなのかをあらためて自覚できる『最後に手にしたいもの』の25篇の、2冊同時発売。

また、出版業界としては異例の
・紙書籍
・電子書籍
・audible(本を耳で楽しむオーディオブック)

の3媒体同時発売!
audibleは『泣きたくなるような青空』を高良健吾さん、『最後に手にしたいもの』を眞島秀和さんに朗読いただきます。

最後に手にしたいもの (翼の王国books)のKindle版

最後に手にしたいもの (翼の王国books)のAudible版

ツイートする