この世ランドの眺め

著者 :
  • 弦書房
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本棚登録 : 22
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863290402

作品紹介・あらすじ

独特の語り口で「人間」を描き続ける作家・村田喜代子には、眼下に広がる世界はどう映っているのか。作家が見てきた景色とは……。意欲的に創作を続ける作家が、子どもの頃のこと、祖母のこと、本のこと、絵画のこと、旅のこと、自然のことなどを綴った珠玉のエッセイ集。「村田ワールド」のエッセンスがたっぷりつまった一冊。

感想・レビュー・書評

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  • この著者の婆ラバーさと柔らかく暖かみのあるドライさの根元が分かった気がした。何かやっぱ好きだなあ。にしても野又稔の話題が出てくるとは思わなかった。好きな著者が好きな画家を語ってるのは妙に嬉しい。

  • ワンちゃんが好きな村田喜代子さん、数年前シベリアンハスキーとお別れし、今はラブラドールと暮らしてるそうです。本川達雄氏の「ゾウの時間 ネズミの時間」を読んで、ペットロスの癒しになったそうです。体のサイズに応じて生きる時間は違うけど、みんなそれぞれの寿命を全うしてるという話ですよね。「この世ランドの眺め」2011.6発行です。エッセイ(事実)より小説(嘘)の方が恥ずかしいと仰る村田喜代子さんのエッセイです。そしてエッセイも書いてみるとやはり恥ずかしいとのことです(^-^)

  • 村田さんが何か書いていないかなあと思って探したらエッセイ集がありました。

     でも、まあ、やはり小説のほうが面白いな。あとがきでご自身も書いていらっしゃいますが、エッセイより小説のほうが恥ずかしいのだそうです。頭の中の妄想を描くわけですので。

     読者はその妄想を楽しむのです。


     九州の同人の頃のこととか、絵画に対する造詣とか村田さんをより知りたい方にはお勧めです。でも、私は村田さんの頭の中が好き。

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著者プロフィール

1945(昭和20)年、福岡県北九州市八幡生まれ。1987年「鍋の中」で芥川賞を受賞。1990年『白い山』で女流文学賞、1992年『真夜中の自転車』で平林たい子文学賞、1997年『蟹女』で紫式部文学賞、1998年「望潮」で川端康成文学賞、1999年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞、2014年『ゆうじょこう』で読売文学賞、2019年『飛族』で谷崎潤一郎賞、2021年『姉の島』で泉鏡花文学賞をそれぞれ受賞。ほかに『蕨野行』『光線』『八幡炎炎記』『屋根屋』『火環』『エリザベスの友達』『偏愛ムラタ美術館 発掘篇』など著書多数。

「2022年 『耳の叔母』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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