キーライム・パイはため息をつく (ヴィレッジブックス F フ 2-10)
- ヴィレッジブックス (2008年9月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (474ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863320819
感想・レビュー・書評
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お菓子探偵 ハンナ・スウェンセンシリーズ第9弾。
よくはわかりませんが、今回は大きなイベント中に事件が起こります。
様々なコンテストだったり見世物だったりアトラクションだったりが数日間に渡って公開されていた模様。
アメリカではよくありそうな感じのヤツです。
それにしたって退屈な小さな町で、こうも殺人事件が起こってたら呪われてるとしか思えませんよね。それを通さなきゃいけないんだから筆者も大変ですな。
少なくとも九人は被害に遭ってるわけで。回に寄っては数人…いや、私なら早々に逃げ出します。
事件はどうにも動機が弱まってきたかも。やり方も粗いですね。あまりどんでん返しもありませんし。やはりミステリーパートはオマケみたいなものと捉えて良いのかも。
毎回同じ感想にしかならないんですけどね^^;
ドロレスはリージェンシー小説を書いてるんだと思うんですが。これは前作であからさまな匂わせ方でしたよね?それ以外考えられないな。折しもうちの母も暖めている作品があるようで。まあそれはいいんですけど。母親のそう言う一面て何かこそばゆいと言うか。
ハンナの下の妹・ミシェルと仕事のパートナー・リサは良い子過ぎて。欠点は無いんですかね。言い換えれば欠点は。普通ならそう言うキャラクターには共感し辛いですし、好きになれないんですが、彼女たちは別のようです。私の中で。
それにしてもハンナのモテっぷりは異常!
ノーマンのリッチさと人柄があったら最強だと思うんですがね。夫として申し分無い!
マイクは恋人止まりでしょう。そうですよね?
永遠にこの結論は出さないままってパターンでしょうか。そんな気がします、強く。
でもそうするとそろそろマンネリ化しちゃってますよね、作品として^^;
次回何か新展開あると良いんですけど。
新展開と言えば、毎回主人公に劣らぬ活躍を見せる愛猫のモシェにはちょっとした変化が。
このシリーズ完結するんですかねえ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
モックアップルパイがなぜリンゴの味になるのか、レシピをみても想像付かないです。謎の食べ物ですね。
それもさることながら、チョコバーフライとは何と恐ろしい食べ物をアメリカ人は考えだすのでしょう!
自慢の手づくりお菓子とかいって、ゼリーの素とか平気で使っちゃうのもアメリカンですね。 -
お菓子探偵ハンナシリーズ9作目。
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話の流れはいつも通りなんですがやっぱり読んじゃいます。ピーチブレッドとかカプチーノ・ロイヤルとかすごいおいしそう。
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ハンナはやっぱりおもしろい!
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紹介されていたポップオーバーは簡単で美味しかったです。
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お菓子と事件と探偵の話。
いつも同じ展開のシリーズものなのだけど、挿絵のかわいさと出てくるスイーツたちがあまりに素敵だから何回も読んじゃった。
ブルーベリーが個人的にはお気に入りだったなぁ~ -
この本を読むと必ずコーヒーがのみたくなり、チョコレートクッキーが食べたくなる。罪作りな本である。
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楽しいコージー・ミステリのシリーズ。9作目。これから読んで差し支えありません。
2007年の作品、2008年9月発行。
クッキー・ジャーというお店を経営しているハンナ。
カールした赤毛、長身でぽっちゃり型の30歳。
小柄な美人の母と二人の妹に囲まれ、押しの強い母とはやり合うが、妹たちは自慢。
歯科医のノーマンと刑事のマイクという二人の男性に求愛されている幸せ者だが、まだ結婚したいと思えない。
愛猫のモシェの食欲のないのが一番の気がかり。
地元で3郡合同のカウンティ・フェアが開催され、ハンナはケーキの審査員として参加。末の妹ミシェルは美人コンテストに。
ハンナは、教育実習生の死体を発見してしまう。
大量の甘い物が出てきて、しかもレシピ付き。
気軽に読めて~食欲が出る!?
このシリーズ、2009年9月にこの作品をたまたま最初に読んだのですが、1作目から読破中です。
再読しているところなので、あとで加筆するかも。 -
ノーマンが全然素敵に思えない私は、どうかしてますか?