切除されて (ヴィレッジブックス N キ 2-1)

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著者 : キャディ
制作 : 松本 百合子 
  • ヴィレッジブックス (2008年10月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863320895

切除されて (ヴィレッジブックス N キ 2-1)の感想・レビュー・書評

  • 日本でいう女性の自立というものは
    この本でいう女性の自立とは遠いところにある話だと思った

    女性は男性に隷属する存在であるというのは、
    男性の都合のいい理想である

    女性器が穢れたものであるから
    産まれてくる命が穢れないように切除するという不思議な理屈
    じゃなんで神のつくりたもうた女性の体に不必要なものが付いているのだろうか

    伝統的な悪習を断ち切るのは
    並々ならぬ努力が必要だが
    それが伝統として受け継がれてきた背景を理解することにより
    少しずつ理解され、変わっていくのではないか

    筆者は、闘い、自分らしく生きる権利を取り戻したが、
    もし、彼女に学がなく、彼女の家族も彼女に無関心であったら
    彼女自身も、自分の置かれている状況に疑問を持たなかったであろうし
    立ち上がる意欲など湧かなかったであろう

    虐げられている女性が、自分の生き方に疑問を持ちますように!!
    それが大きな第一歩だと思う

  • 図書館でパラっと開いて見たら、そのまま立ち読みで読み続けていた。

    生々しくて、悲痛。
    割礼の体験談は壮絶で。
    心の傷も体の傷もその後の人生に多大な影響を与えることを
    想像するだけで、胸が苦しくなるような。


    幼くして望まぬ結婚をさせられ、
    アフリカからフランスへ嫁ぐ。
    夫の発言も行動も驚くばかりだったけど、
    男性優位の社会では当たり前の考え方なんだろうか。

  • 割礼をうけた女性のはなし。
    強く生きねばならん。

  • 恐ろしくて怖くて、長い間手が出せなかった本
    アフリカや中東やアジア諸国、イスラム圏の一部で行われている「女性器切除」の習慣の事は知っていた。でも、事実を詳細に知るのが怖くて、この本が出版された時も手が出せなかった。
    ある時古本屋でふと目に留まって、悩んだあげくこの本に向き合う決心をした。
    よその国の「伝統や文化」だから、とか、遠い世界の話、としてではなく、同じ時代に生きるひとりの人間として、いまだ30の国々で行われ、年に200万人の少女が犠牲になっているこの問題について、考えてみたい。

  • フランスの移民社会における女性性器切除に触れた、数少ない日本語訳の本。興味深いが、一部に誤訳がみられる。

  • 1959年セネガルに生まれた私は、7歳のときに性器切除を受けた。13歳で見知らぬ男と強制結婚させられ、15歳のとき、その夫に連れられフランスへ。異国での愛のない結婚生活、家庭内強姦、性交と出産時の想像を絶する苦痛。切除は、私を心身共にぼろぼろにし、人生を奪った…。幾多の困難を乗り越えて立ち上がったキャディが今、すべての女性、すべての人にこの現実を知ってもらうため、自らの半生を赤裸々に語る―だれも、女性の生きる自由と悦びを奪うことなどできない!現代人必読のノンフィクション。

  • 当事者でなければ、書くことのできない内容です。

  • 読んだ本。
    FGM(女性器切除)関連。

  • 平和の対義語は戦争か?

    この本を読んで、そんな訳ないと思った。

    人権の守られた日本でも、様々な差別を受けることはあるが、世界には比べようもないほどの差別を受け、悪習にのみ込まれていく女性たちがいる。

    究極の男尊女卑。

    男たちが女を支配したいがために、女性器を切除する。女性に抵抗する権利はない。

    あまりにもショッキングすぎて、今の日本でぬくぬくと生きている自分を恥じてしまった。

    女性のみならず、男性にも読んでいただきたい。

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