首飾りが月光にきらめく (ヴィレッジブックス F ク 3-7)
- ヴィレッジブックス (2009年1月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863321151
感想・レビュー・書評
-
19世紀倫敦。
一時、3名もの女性がテムズ川に身を投げ自殺することが続いたー
名家の男性アンソニーの婚約者もそのうちのひとりだったが、彼は婚約者の死にヘイスティングズという上流階級の紳士が関わっていたのでは、と疑い、その真相を追っていた。
そして最近社交界へ姿を現した謎めいた未亡人ルイーザもヘイスティングズの身辺を探っていることに気付いた。
なりゆきで二人は協力して調査をすることになり、次第に惹かれあっていく…
しかし、ルイーザは決して打ち明けられない恐ろしい秘密を抱えていた。
過去に殺人を犯し、別人になりすましていたのだー
タイトルが中身と合ってないと思う…
首飾りは確かに重要アイテムだけど、ぶっちゃけヒロインとは関係ないし。原題にからめて“テムズ川なんとか”にしとけばよかったのでは?
あと、終りの方P423に誤植もあるし。
そういう細かいこと抜きでも、私好みではなく今ひとつでした。
事件は複雑でハラハラしたし、当時の後見・収入源のない女性の悲惨さに悲しくなり、悪役のゲスっぷりにむかむかしたけど…ロマンス部分がね‐
一応ハッピーエンドだけど、すっきりしない。
ふたりが屈託なくくっついてほのぼのしてるところが欲しかったよ‐詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヴィクトリア朝ロンドンが舞台。メガネ女子が主人公。
「フランス語の手紙」って原文だと何なんだろう。-
そんな表現があったことに気づきませんでしたが(頭の中で勝手に変換していたのかも)、おそらく原文ではそのまんまfrench letterだった...そんな表現があったことに気づきませんでしたが(頭の中で勝手に変換していたのかも)、おそらく原文ではそのまんまfrench letterだったのではないでしょうか。フランス人はcapote anglaise、イギリスのコートと言っていたようですが、いずれも避妊具です。おそらく翻訳者の知識不足で直訳してしまったのでしょう。余計なお世話ですみません。2011/03/03
-
-
途中までは、会話と裏腹なやりとりが面白かったけれど、途中からは、エマとアンソニーの家族の方の、ぶっとびかたの方が驚き。
小説としての読み応えとしては犯人側の方のおいたちで掘った方が食指が動く。それなりにこわい描写あったし。
マーカスさんの活躍をもっと希望だった。 -
The river knows.
テムズ川で起きる殺人事件と解決、の過程でのロマンス。 -
購入済み
あらすじ
(BOOKデーターベースより)
19世紀のロンドン。婚約者がテムズ川で自殺してしまった名家の男性アンソニーは、実は婚約者の死にヘイスティングズという上流階級の紳士が関わっていたのではないかと疑い、真相を追っていた。そのうちに気づいたのは、ルイーザという名の謎めいた未亡人もなぜかヘイスティングズの身辺を探っていたこと。ふたりは協力して調査を進めることにし、やがてたがいに惹かれあっていく。しかし、ルイーザには恐ろしい秘密があった…。
ドレスって重かったのねぇ。
下着だけで8キロって拷問だわよ。
そんなのでテムズ川に投げ入れられたら泳げたって無理だわ、おぼれちゃう。
ココ・シャネルが生きた時代の設定だから
そう遠い過去のことではないのですものね。
おしゃするには体力も必要、かぁ。
The River Knows by Amanda Quick -
謎の未亡人ルイーザ(実は正当防衛で紳士を殺してしまった過去を持つ独身のレディ)とアンソニー・ストールブリッジ(名家の男性・・・と人物紹介に書いてある・・・)がアンソニーの婚約者フィオーナの自殺の謎を探るミステリー仕立て。
ストールブリッジ家の奇妙な面々が花を添える形。
面白かった -
ヒロインの過去のせいか、いつもの独特の魅力が薄れてしまったかも。
クイック作品は、ヒロインのちょっとズレた明るささ誠実さが私的には
ポイントなんでしょうね。