春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)

  • 16人登録
  • 3.89評価
    • (2)
    • (4)
    • (3)
    • (0)
    • (0)
  • 5レビュー
制作 : 木村博江 
  • ヴィレッジブックス (2009年2月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863321267

春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)の感想・レビュー・書評

  • ハイスクールの銃乱射事件で犯人に「どっちを殺せばいい」と選択を迫られた2人の少女。その二十年後、幸せな家族とともに暮らしている主婦のダイアナ。ふたつの物語が交互に語られていく。

    著者は詩人らしく、全編通して不思議な雰囲気につつまれていて、なにが現実でどれが幻想なのか最後まで分からない描き方になっている。
    コロンバイン事件に触発されて誕生した物語として読んでも、主婦ダイアナの暮らしが少しずつ変調をきたしていく心理劇?として読んでも、どちらでもおもしろいと思う。

  • 映画『ダイアナの選択』の原作。映画が良かったのと、解釈がこういうことなのかなと疑問なので、原作を読んだ。結局、映画とは決定的に違うところがあり、それによってダイアナの生き方、考え方の解釈が変わってくる。私は映画のダイアナの方が好きだが、原作の混乱するような展開は難しいが、どんどん追い込まれていく感じがものすごくうまい。映画も原作も美しい映像であること、十代の人生が奪われてしまうのはなんという悲劇なのか考えさせられるのは共通している。
    タイトル原題はThe Life Before Her Eyesであるが、春に葬られた光というタイトル。このタイトルはまさに物語を表し、悲劇と美しさを兼ね備えている、素晴らしい。

  • ミシガンと中年女の匂いがする。
    生のハンバーグを食べるところや、桃の天秤で胎児をはかるシーンなど、好きなシーンが多い。
    原書も読んだ。日本語訳は雰囲気があって良いとおもう、タイトルもそう。

  • ぽつぽつとした語り口で物語が進んでいく。メタファーで溢れて忙しい作品。
    現在と過去とが頻繁に入れ替わる物語終盤は緊迫感高めでおもしろい。
    文庫裏表紙のあらすじにほのめかされている程の意外性はない…と感じた。

    MVP:なし

  • これは映画『ダイアナの選択』の原作です。映画を観てから原作を読んだのですが、
    伏線など映画では理解できなかったものが、この作品で明らかになり、
    また、映画を観たくなる。そんな奥の深い作品でした。

全5件中 1 - 5件を表示

春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)を本棚に登録しているひと

春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)を本棚に「積読」で登録しているひと

春に葬られた光 (ヴィレッジブックス)の文庫

ツイートする