- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863322097
感想・レビュー・書評
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小プロ『スーパーマン/バットマン』誌ではさえない終わり方をしてしまった「イヤーツー」。確かに乾いた大傑作「イヤーワン」の完成度には比肩しえないが、運命のいたずらが悲劇と幸せを運ぶ古典的センチメンタルなストーリーに説得力のある名篇だった。とがり切ってない頃のマクファーレンの画もいいさじ加減。
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*えり*
バットマンの活動一年目、二年目の物語。
この物語の重厚感がたまらんです!
しかし、イヤーツーは…
物語としては好きなんですが、
バットマンが銃を手にするってのはほんとやっちゃ駄目なのでは…
「ダークナイト」(漫画の方)でも、
「銃は…臆病者の武器だ
嘘つきの武器だ
簡単過ぎるからだ…
あまりにも簡単に、容易に人を殺す…」
と嫌ってたし、
何より両親を殺した武器を手にするのは…
ということで、そこだけが残念! -
「そうだ、父さん 僕は蝙蝠になろう」
ブルース・ウェインは如何にして蝙蝠の衣装を纏い
闇の騎士として犯罪者を狩るようになったのか。
そして、彼の友人たるゴードンはいかにして
汚職渦巻くゴッサム市警の本部長となったのか。
バットマン最初の2年間の物語を纏めた合本。
映画でこの闇の騎士を知った人への最初の1冊におすすめしたい1冊です。 -
12年ぶりに故郷のゴッサムシティに戻った若き大富豪、ブルース・ウェインは、バットマンとなって犯罪との孤独な戦いを開始する。
一方、ゴッサムシティに赴任してきたゴードン警部補もまた、汚職に塗れた市警内部で、正義を貫くべく孤軍奮闘する。同じ志に燃える二人の男の道は、やがて交わるかに思えたが…。
アメコミ界の鬼才フランク・ミラーが、ダークヒーロー・バットマンの誕生秘話をハードボイルドタッチで描いた傑作。
署内で汚職警官と孤独に闘うゴードン警部補、両親を犯罪者に殺された悲しみを胸にバットマンとして闘うブルース・ウェイン。2人の人間的な葛藤をリアルに描いていて、ハードボイルド小説のような味わいがあります。バットマン・ビギンズの元になったので、バットマンのファンには、必読です。