赤毛のアン (ヴィレッジブックス)

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制作 : 林啓恵 
  • ヴィレッジブックス (2011年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (442ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863323599

赤毛のアン (ヴィレッジブックス)の感想・レビュー・書評

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  • ヴィレッジブックスのシリーズ、「小公女」「若草物語」「あしながおじさん」は既読。
    この女の子たちは時間がたっても色あせず、生き生きとこれからも世界中の女の子たちに愛されていくでしょうね。

    アンよりもマリラに近い私にとってアンの饒舌さにはちょっと・・・(苦笑)
    ン十年前は私もこういうにぎやかな女の子だったのかな、と今更ながら反省してます。
    でも、アンのような子たちにうんざりされないような素敵に年を重ねるって事もいいんじゃない。ねぇ想像してみて!もしもよ、アンに出会わないでこれまで生きてきたとするときっと、鳥の声にも川のせせらぎにも耳を傾けられないただのつまらないおばさんになってしまったんじゃないかと思うの。あーきっとそうだわ、誰しもが目標を持って現実を真摯に受け止めなくちゃならないって牧師さんがおっしゃっていたけれどそんな現実がもし今とかさなったらどうしましょう。春夏秋冬の自然の味わい方も知らないつまらない大人になってそしておばあさんになってしまうんだわ。いつか神に召されるとき、自分の人生を振り返ってハプニングや悩みも多かったけれど、友だちとかお世話になった人とか素晴らしい思い出がそれこそひとつも思い出せないようなそんな最期を迎えるなんてげんなりしちゃう!

    と、アンの影響力に感服しております。

  • グリーンゲイブルズのマシューとマリラという兄妹の元に
    孤児院からアン・シャーリーという女の子がもらわれてくる
    というところから始る物語。

    お喋りで夢想家のアンを中心に色々なトラブルが巻き起こっていきます。
    昔、アニメにもなったことがあるので、有名な作品です。

    この作品の魅力は、何と言ってもアンというキャラクターの魅力。
    これほどの輝きを持つキャラクターは、今の時代にはいないと言っても
    過言ではないと思います。

    とにかくお喋りです! 
    1頁ひたすら一人喋りで埋まるなんてのは普通。
    多い時には2頁、3頁と永遠と思えるくらい喋り続けます。
    でも、そのお喋りが心地良い。ずっと聞いていたいと思えるくらいなんです。

    そんな彼女の成長を厳しくも温かく見守るマシューとマリラ。
    親友であり1番の理解者として傍らに立つダイアナ。
    そして些細な事からライバルとなってしまうギルバート。
    彼らがとても生き生きと描かれています。

    世界の名作と呼ばれる作品は退屈でつまならい物。
    時代にマッチしてなくて、古臭い物。
    そんな風に考えていた自分が情けなくなるくらい、
    面白く素晴らしい作品でした。

    言い尽くされた言葉を述べるのは抵抗がありますが、
    「名作には名作である理由がある」という意味が実感できる作品です。

    余談になりますが、新訳版の和訳はとても読みやすくなっています。
    訳者の方のアンに対する想いがとても感じられて良いですよ。

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赤毛のアン (ヴィレッジブックス)の作品紹介

プリンスエドワード島、グリーンゲーブルズで暮らす年老いた兄妹のもとにゆき違いから取き取られることになった孤児のアン。痺せっぽっちの赤毛の少女が出会うのは、満開のサクランボの木が香りたつカナダの美しさ、はじめて触れる家族のぬくもりとひとすじ縄ではいかない隣人、仲間たちと引き起こす大騒動、淡い恋心のめばえ、ひたむきに学ぶ喜びと将来への大きな希望、そして、大切な人との別れ-時に厳しく時に切ない表情を見せるこの世界に、強くしなやかに立ち向かうひとりの女の子を描いた、新訳"おとなの少女文学"シリーズ第1弾。

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