マーベルゾンビーズ (MARVEL)

  • ヴィレッジブックス
3.89
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本棚登録 : 89
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863323636

作品紹介・あらすじ

彼方より飛来した未知のウィルスにより、地球の平和を守ってきたヒーロー達は人肉を喰らうモンスターと化した。飢えに悶え苦しむ彼らが次なる獲物に定めたのは…何と、あの宇宙魔神ギャラクタスだった!?誰もが耳を疑った、驚愕のストーリー設定で、読者の度肝を抜きまくったあげく、予想外の大ヒットを記録してしまった史上最凶の問題作、ついに日本上陸。

感想・レビュー・書評

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  • 自分はアメコミファンとしては頭の固い方なので、面白い・面白くないとかいう以前にこれってどうなんだ?と思ってしまう。

  • みんな大好きめりけん国ヒーローの皆様がほぼ全員ゾンビになってしまい、かつての仲間を食べたりあらぬ所がちぎれ飛んだりしまくりしかも救いが無い系の話、という内容から何処のパロディ系同人誌かと思われる所だが公式。めりけん国は心が広いね。数少ないゾンビ化していないキャラであるマグニート様がなんとかしてくれるに違いない!と思わせておいてあっさり■■■■■■■■たり、同フォージがこの時点で登場という事はお得意の機械でなんとかしてくれるに違いない!と思わせておいて■■■■■■■■たり、まさかの展開だ愉快愉快。あと巻末の「昔の表紙絵をゾンビパロにしてみました」頁が格好良すぎる。

  • ゾンビと化した5人のマーベルヒーロー、ジャイアントマン、アイアンマン、ハルク、ルーク・ケイジ、スパイダーマン。マグニートー、ギャラクタス、人類を喰い尽くした彼らは、さらなる獲物を求め、宇宙の彼方に去った。
    それから40年、ついに宇宙の全生命を腹に収めてしまった彼らは、再び、故郷である地球を目指す。40年ぶりの帰還の理由とは果たして…?おなじみのマーベルヒーローがゾンビと化す―そんな驚愕の設定で読者の度肝を抜いた大ヒットシリーズ。
    「アルティメッツ」などで、スーパーヒーローの人間性をえぐり出したマーク・ミラーの原案だけに、それぞれのスーパーヒーローの特徴を元にブラックなパロディにした描写(メイおばさんやMJを食べてしまったことをくよくよ悩むスパイダーマン、上半身だけになっても仕切りたがるアイアンマン、ゾンビになっても夫婦喧嘩するジャイアントマンとワスプ、食い意地のはったハルクなど)やスプラッター・ホラーの要素が、面白いです。

  • ひでぇは、これは。
    まあ、ゾンビっていうのは、そんなもんなんだろうけども。

    なにがひどいって、喰った後、理性が戻るという設定がひどいです。
    でも、楽しいといえば楽しい。

  • 作者のロバート・カークマンの言葉を借りれば「こいつは酷い、酷すぎて素晴らしい」作品。何気にゾンビが主役のゾンビ作品って珍しいよね。ヒットしたホラー映画がシリーズを重ねていくにつれてどんどんしょぼくなっていくのを踏襲した2以降の続刊の翻訳も期待したい。あと投げ込みの解説チラシが何気に主要なマーベルキャラの紹介になっているのもポイントが高い。

  • うわあもう最低!(ほめことば) ゾンビパロディ、マーヴル世界のパロディとして素晴らしい完成度で、人気も納得。表紙絵も苦笑&眼福。

  • 全部がゾンビ!全てがゾンビ!
    憧れのヒーローがまさかのゾンビ化w
    この設定を知った瞬間、Amazonでポチっちゃいましたよw
    シルバーサーファーや、固そうなデカいBOSSを貪り食うヒーローたちに超興奮しちゃったよw
    ハルクの食い過ぎワロタです!

  • 正義への渇望が食欲に、銀河を食べつくせ!!

  • 史上最強の問題作として有名な「マーベルゾンビーズ」が待望の邦訳。謎の宇宙ウイルスにより食人ゾンビと化したかつてのマーベルヒーローズが、市民を喰らう地球の脅威となり、主に自分たちの食糧問題に立ち向かって行く。
    どのレビューを読んでも、「酷い」と必ず書かれている。…そんなに酷いのか?読んで分かった。本当に酷いとしか言いようがない。が、より伝わりやすいニュアンスを求めるなら、「ひでぇwwww」になると思う。つまり褒め言葉なのだ。
    腹を満たした直後だけ冷静になって話し合いをしてるのに、だんだん腹減ってきたらもうそれどころじゃねえ!っていうしょーもなさが最高に笑える。正史では不殺を貫くスパイダーマンがすでにメイおばさんもMJも喰っちゃってて、冷静な時だけそれを後悔してたり。とにかく、食糧問題を超人達はどう解決するのか?そのアイデアも、オチも決まってるし、巻末のバリアントカバーアートがこれまた酷い!丁寧に元ネタまで載せてくれちゃってるヴィレッジブックスさんも最高。これは話題になるの分かるな~。
    ひとつだけ言うならハンク・ピムの行動だけは、ちょっと嫌悪感というか、その一線だけは越えて欲しくなかったというのが個人的な感想ですが。
    とにかく、マーベルゾンビでなくとも、これは読んでおいたほうがイイね。

  • 未知のウィルスによってマーベルワールドのヒーローたちがゾンビ化した世界を舞台にした番外編。生きていた頃の記憶と能力を残しながら、激しい飢えに耐えられずマグニートーやシルバーサーファー、ギャラクタスを獲物として狙うマーベルゾンビの物語は、設定も含めてぶっ飛び具合が楽しめました。ちょっとディープな俗悪設定もあって読者を選ぶけど、「こういうのもアリ!」と思わせる見事な構成です。にしても、メリケンの人はゾンビが好きだよね〜(オレも好きだけど)。

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著者プロフィール

(作)ロバート・カークマン:人気ドラマ『ウォーキング・デッド』の原作をはじめ、数々のヒット作のライターとして活躍。TVシリーズ『ウォーキング・デッド』『アウトキャスト』ではエグゼクティブ・プロデューサーも務めた。イメージコミックスの共同経営者でもあり、同社のSKYBOUNDレーベルのもとで自身のオリジナル作品を出版している。

「2017年 『アウトキャスト 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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