レベッカのお買いもの日記 1 (ヴィレッジブックス S キ 1-1)
- ヴィレッジブックス (2003年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863326781
感想・レビュー・書評
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郵便で次から次へと来る請求書の山。
あーもう、と気晴らしに出掛け、気に入ったお店のショーウインドウを見つけると、また、買うわ買うわブランド品や化粧品やリネン類。
すぐ使うものでもないのに、たまらなく欲しくなり憑かれたように。そしてなごむ。
ついに借り越し超過で銀行や、カード会社から追いかけられて。言い訳して。
買い物症候群のレベッカ。お仕事が金融情報誌の記者なのにオバカな彼女。
というと悲惨な話のようだが、ちっとも。
銀行に追いかけられてドキドキ、はらはら彼女はするんだけどそれが楽しいんだ。
あら不思議である。
恋あり、サクセスストーリ風あり、最後はTV出演までしてめでたしめでたしで、お気軽本。
でも、すさまじい買い物の様子がこと細かく描写されているのが、私には限りなく面白うござんした。
私も買い物、好きですもの。
アメリカの本かと思ったらイギリス発でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは私はちょっと主人公が嫌いで良くなかったけど、若い人なら面白く読めるのかしらね、とお借りした本。
お買いものの本なら面白いんじゃない?と思ったのに、レベッカ凄く、ヒドかった。何も施しようのないダメ人間。
1.後先考えずにすぐばれる嘘をつく、根回しもしない。
2.全く知らないことでも知ったかぶり、しかも下手。
3.後先考えずに見栄を張る、補う努力はしない。
4.買い物中毒。
5.目に見えないところにしまったものは、消える。
もう、冒頭から終始こんな状態。職場とか他の場所で雪だるま式に増える嘘をつくのは100歩譲ってそういう性格なんだろうと思ったとしても。
スーズとタークィンなんて従妹同士で仲良しなのに、そのタークィンに身内のことやら何やらで嘘をつくって言う、そんなの一瞬でばれるでしょうに。そこを考えない浅はかすぎるレベッカ。
どんなに大切なことも重要なことも嫌な気持ちになるものには目も向けない。無かったことにする。忘れる。
そんな彼女が、もうこのままこの小説はこれで終わるのかなと、諦めていたら。
少しずつ状況が変わってくる。
お隣のご夫婦に誤ったアドバイスをして損をさせてしまったことを切欠に、見栄ばかりのがらんどうな心に、少しずつ火が灯っていく。最後の最後に、今まで無視してきた人たち(主に銀行の)と向き合い、無視してきたことにも向き合い、社会人として成長する。
読むのやめようかというくらいブティックでもフレーム作りでもどうしようもなかったレベッカだけど、ちゃんと自分の生活を立て直した。
とはいえそんなにすぐ立て直せるの?と疑ったとたんに銀行との約束を延期するし!
胃がきりきりしちゃう、と思っていたところに銀行からの手紙。PSを見てほっとしちゃった。 -
楽しくスイスイ読めたけど、この手の本には当然のごとく、最後はご都合主義。
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買い物好きにはたまらない一冊★
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この小説は映画化されました!
主人公が買い物好きすぎて若干壊れ気味な感じです。
でもハッピーエンドがすっきりします。
まだ続編も出てます。 -
「お買いもの中毒の私」原作。
楽天家で危機感のないレベッカに、どこか自分を重ねてハラハラしつつも、最後に大逆転、自分の行動力とバイタリティで一転して恋も仕事も手に入れてしまう様は、読んでいてすきっと元気になれた。 -
エンターテイメントとしては十分に面白い。
ただ、レベッカが銀行に対して駆使する言い訳の数々と結婚式の件はあまり笑えなかった。
NYでハッスル篇、ついに結婚!?篇、波乱の新婚生活!篇、ベイビー・パニック!篇まで一気に読んだけれど、読了後に残るものは特になし。 -
なーんにも考えずに楽しく読める本って、ある意味貴重!!
女子なら誰でもちょっとは共感するハズ。笑 -
イギリス行った後読んだので、
デパートの感じとか街の感じとか
想像できて楽しかった。
だがしかし、シリーズを継続して読むのは
ちょっとマラソンっぽい。
読むけど。。