ストロベリ-・ショ-トケ-キが泣いている (ヴィレッジブックス F フ 2-2)

  • フリュー
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863326897

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目。
    軽く読めるコージーです。

    ヒロインは、ハンナ・スウェンセン。
    大学で修士論文を書いていたが、父親が亡くなった後、母や妹の傍にいるために、町に戻ってきた。
    ミネソタの小さな町レイク・エデン。
    ハンナは得意の腕を生かして<クッキージャー>という手作りクッキーの店を始め、繁盛している。
    母親と二人の妹は、小柄で完璧な美人。
    父親似のハンナだけが長身ですぐちりちりになる赤毛、ややオーバー気味の体重。
    すぐ下の妹アンドリアとは張り合って仲が良くなかったが、一作目でコンプレックスはお互い様だったと気づき、仲良くなった所。

    製粉会社主催のデザート作りコンテストが、この町で開催されることに。
    夏場は避暑や観光でにぎわう町だが、例年、冬はひとけがないので、歓迎されている。
    ハンナはプロとして審査にまわり、デザート作りのデモンストレーションをすることになり、テレビ番組でも放映される。
    一日目の審査で辛口の批評をした男ボイドが、自宅で殺された。
    またしても、死体の第一発見者となってしまったハンナ。

    ボイドは、地元高校のバスケットボールのコーチだった。
    ボイドが妻のダニエルに暴力をふるっていたことを知っているハンナ。
    このままでは、ダニエルに容疑がかかってしまう…
    ウィネトカ郡の新任の保安官助手のマイク・キングストンとは、デートを始めたばかりの関係で、まだ恋人ではないが、捜査には手を出さないように釘を刺される。
    もとからいる保安官助手のビルは、アンドリアの夫。
    アンドリアは協力を申し出て、姉に必要とされたいと願っている様子。
    クッキー作りの手伝いは下手なアンドリアだが、人あしらいは上手いので捜査には頼りになる。

    ハンナは、気の置けない友人のノーマン・ローズにも、証拠写真の現像を頼む。
    ノーマンは歯科医で、双方の母親は二人をくっつけたがっていた。少し年が上で、見た目はマイクほどハンサムではないが、人柄は良い。
    さて、ハンナの捜査、そして恋人選びは…?

    美味しいお菓子がどんどん登場。
    レシピ付き。
    思わず、昨日ストロベリー・ショートケーキを一個買ってしまいました。
    美味しかったけど、ハンナのレシピだとパウンドケーキでしかもサワークリーム入りだから、ずっと濃厚そうです。

    著者はミネソタの小さな町に生まれ、さまざまな職業を経験した後に作家に。
    2000年に始まったこのシリーズは人気を呼び、毎年1作は発行されている人気。

    • 円軌道の外さん

      はじめまして!
      兵庫県に住む、
      円軌道の外と申します。

      早速のお気に入りポチと
      フォローありがとうございました(^O^)
      ...

      はじめまして!
      兵庫県に住む、
      円軌道の外と申します。

      早速のお気に入りポチと
      フォローありがとうございました(^O^)


      自分も食べ物が出てくる小説や映画に
      目がないんで、
      この本気になります!(笑)

      シリーズ化されて長いんですか?


      好きを通じて
      本や映画や音楽の話をしていけたらと思ってるんで、
      また気軽にコメント頂ければ嬉しいです♪

      よろしくお願いします(^_^)v

      2012/06/29
    • sanaさん
      円軌道の外さん、
      はじめまして~!ようこそ☆
      こちらこそ、ありがとうございました。

      すごい、紹介した本全部にレビュー、それに~たく...
      円軌道の外さん、
      はじめまして~!ようこそ☆
      こちらこそ、ありがとうございました。

      すごい、紹介した本全部にレビュー、それに~たくさんのコメント数!
      コメントで交流されてるんですね。

      このシリーズは12冊は出ているはずです。
      美味しいお菓子のレシピがいくつも載っているんですよ。
      読んだ順番が滅茶苦茶なんですけど~全部読んじゃおうかなと改めてご紹介を始めました。

      映画も大好きです~。音楽は詳しくないけど…もちろん、好きは好きです♪
      これから、よろしくお願いします!
      2012/06/30
  • 図書館で。
    アメリカにもショートケーキってあるんだなぁ~とそちらにちょっと驚いたり。多分ショートケーキとは呼ばないんだろうけど。なんとなくですが、カップケーキとか、マフィンとかの焼き菓子(毒々しい色でデコレートしたものとか)か、ケーキだとタルトとかそういうものしかあまり無いような気がしていたというか。ホイップクリームを使ったケーキをあまり見かけなかった気がするなぁ。保ちが悪いからかな。
    お前にアメリカの何がわかると言われたらその通りなんだけれども。

    という訳でヒロインが今回も大活躍。大活躍だけど…私だったらガレージには勝手に入らないな。あの時点で妹の旦那さんを呼ぶ。だって怖いじゃないですか。
    映像チェックも一人じゃやりたくない。怖いじゃないですか。

    色々とやりすぎな気もするけれども、発端は友人を助けるためというのは好感は持てる。最新刊のあらすじをチラ読みしたら、全然知らない名前の男性と新婚旅行に行っていた。なんてこと!(笑)そこはちょっと気になるような気もする。なので、もう少しシリーズ付き合ってみようかな。

  • 相変わらずサクサク読めるな・・・うーん面白い。
    スウェンセン姉妹の愛・・・いいね・・・。
    そしてハンナを巡って綺麗な泥仕合するノーマン医師とマイク保安官にはしゃいでしまう。ハードボイルドに潜む恋愛フラグが・・・好きなんで・・・。

  • 面白かった。後半ダラダラだったけど。
    アンドリアのレンプケじいさんの補聴器の話。ルーシーを発見した時のハンナの台詞。「鯖みたいに」は笑えた。

  • コージーミステリーらしい。
    確かに安心し楽しんで読める。謎解きできるタイプではないから頭も使わない。

    このシリーズは主人公が魅力的。きもったま母さん的なアラサー独身女性。
    彼女は彼女の絆は友情は睡眠時間に優先する、といって睡眠時間を4時間・2時間に減らしてでも世話を焼き愚痴を聞き、危ない橋を渡る。
    それは、どうやら彼女にとっては、掃除をしたり布団を干したりするのと同じていど、めんどうでも気持ちよくいるために必要なことのように感じられる。

  • 読むのに時間かかってしまいましたが、これぞコージーミステリ!って作品だと思いました☆それにしてもアンドリアがちょっとウザいし、ハンナが仕事しなさ過ぎって感はありますがf^_^;それも含めてこの作品の面白いところなのかもしれません。続編も読みます。

  • クッキーショップを経営しているハンナは、殺人事件によく出会ってしまうコージーなヒロイン(笑)。ふつうに暮らしている中の、証拠とかのネタが楽しい。コージーらしく、まあやりたいほうだいだけど、それが楽しい。

  • あまり難しい話を受け付けないような時に最適なシリーズ。ミステリーとしてはそんなになんだけど、登場人物が個性的で魅力的なのと、出てくるお菓子が食欲をそそってある意味危険な本。
    二人も殺されてるのに今回全然悲しくないのは亡くなった人達の人徳の問題でしょうね。
    ハンナのラブロマンスは全くと言っていいほど進展無し。まぁ、もうシリーズがこの時点で12冊出ていることがわかっているので、そしてまだ続いてるってことは、この先もなかなか進展しないはずって事ですよね。

  • 【あらすじ】
    ミネソタの小さな町レイク・エデンは、いつになくにぎわっていた。ハートランド製粉主催による手作りデザートコンテストの第一回開催地に選ばれたのだ。町いちばんのケーキ作り名人としてハンナも審査員に選ばれたが、審査員の中には意外な顔ぶれも。そのひとり、高校のバスケットボール・コーチであるボイド・ワトスンがこてんぱんに参加者のデザートを批評した夜、彼は何者かに殺された。そばにはハンナがあげたストロベリー・ショートケーキが―。またまた死体の第一発見者となってしまったハンナはやっぱり探偵役をやるはめに…。大好評お菓子探偵ハンナ・シリーズ第二弾。

    【感想】

  • お菓子探偵2作目。

    あらすじ
    町で製粉会社主催のお菓子コンテストが開催され、その様子が4日間ローカルテレビで放送される。ハンナは審査員。しかし、審査員の一人が殺される。彼はバスケットボールチームの名コーチであり、妻を殴る夫だった。操作を進めていくうちに、地元記者の女性が詳しいことをつかんでいる様子だったが…。

    ハンナと妹アンドリアが活躍。記者の家に忍び込んだり、店の経営そっちのけで聞き込みしたり。面倒見がよくて、パワフルなハンナが楽しかった。

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