脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)

  • 225人登録
  • 4.18評価
    • (24)
    • (29)
    • (12)
    • (0)
    • (0)
  • 30レビュー
制作 : Slavomir Rawicz  海津 正彦 
  • ヴィレッジブックス (2007年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863329249

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
ドン・ウィンズロ...
ジョン クラカワ...
三浦 しをん
ピエール ルメー...
村上 春樹
トム・ロブ スミ...
ジェイムズ・P・...
冲方 丁
村上 春樹
池井戸 潤
有効な右矢印 無効な右矢印

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • いやあ、凄いものを読んでしまった。
    電車で読み始めて、喫茶店、居酒屋とハシゴして今、家で読み終わった。
    6500キロを徒歩で歩く、しかも飲まず食わずに極寒のシベリア、灼熱の砂漠を超えて、世界の尾根のヒマラヤを徒手空拳で超えていく
    まったくすごいやつらだ
    当初の逃避行から、南へ、自由へという目的への為にただ歩き続けるその旅路にひたすら畏敬の念を感じる。
    人は簡単に死んでしまうが、また力強いものだと改めて感じてしまいました。
    やっぱり、本当の体験には敵わない
    クリスチーナが亡くなるところでは涙が溢れました。

  • 凄まじい話だった。
    文字通り手に汗を握って読む展開ながら、泣きどころも笑いどころもある。
    結局一番泣けたのは全てが無事に終わったラストのカルカッタの病院で、毎晩スラヴォが正気を失ってパンと寝具を抱えて逃げ出そうとするところ。これだけの体験のリハビリをするにはほぼ一生かかっただろうことは想像に難くない。
    「終わりに」の「何よりも大事なことは、自由は酸素と同じように大切だと、心底から感じることであり、自由はいったん失われたら、それを取り戻すのが困難だという事実を、本書を読んで思い出していただけたならこれに勝る喜びはない」という一文が、心に痛く染み込む。

  • 書かれていることが、どこまでが真実でどこまでがフィクションなのか分からない。あまりに信じ難いような苦難を乗り越えているからで有る。でもそんなことは大した問題では無い。

  • 本「脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち」驚愕の実話。第二次大戦中シベリアでの捕虜の決死の逃亡劇。
    http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2016-03-10

  • 2016.2.11-10
    シベリアからインドまで6500キロを徒歩で縦断した強靭さに感嘆。文章には現せない辛酸があったはず。

  • すごいの一言。一歩一歩進めばどこかに着くのだなあ。

  • 感動した。飽くなき執念が伝わった。

  • 1939年のポーランド。
    騎兵中尉だった著者はソビエト軍に逮捕される。
    身に覚えのないスパイ活動容疑。
    モスクワの収容所での過酷な拷問、そして裁判――――シベリア強制収容所での25年の強制労働の判決。
    モスクワから貨車で4800キロの距離をイルクーツクへ。
    更に鎖で繋がれ歩くこと1500キロ。
    一人一人と倒れる囚人たち。
    ようやくたどり着いた極寒の強制収容所。
    絶望だけの生活の中、著者は希望を捨てる事は無かった。

    選び抜いた7人で収容所脱出決行。
    目指すはインド。
    当然徒歩。
    シベリアを縦断、モンゴルからゴビ砂漠、そしてチベット~ヒマラヤ越え。
    苛酷な逃避行。
    彼等を支えたのは希望、執念、渇望、絆、そして・・・・・・


    途中で一人合流、最終的にインドに辿り着けたのは4人。
    苛酷極まりない脱出行。
    極限だからこその友情、そして悲劇的な別れ。

    絶望の中で出会った原住民たち。
    言葉は通じなくとも、最低限の礼節が繋ぐ人間同士の心の触れ合いもまた感動の場面。

    そんな物語の中核をなす部分の感動は当然として、映画ではそれ程語られなかった逮捕から収容所までの部分。
    スターリン体制・共産主義のダークな部分を改めて実感。
    著者もこの辺を強く告発したかった意図が窺えた。

    そしてインドに辿り着いてからのその後。
    ボーランドはソ連の下、共産国に。
    帰る国を失った。
    悲哀。
    脱出して尚、残酷な現実が待ち受けていた。
    戦争って、終わってなお未来をも収奪してしまうのね。


    この作品をモデルにした映画「ウェイバック」を鑑賞。
    速攻で書店に走って購入した作品。
    実のところ、曰くつきの作品らしい。
    後年、BBCの検証で脱出行程内に結構な脚色が入っていたことが判明(雪男との遭遇とか)。
    また、生還した仲間の消息が語られていないのが残念というか謎。
    ちょっとレビュー書く気が薄らいだ(笑)。

  • シベリア収容所からインドまで歩いて脱出したノンフィクション。読み応え充分でした。

  • 驚愕!

全30件中 1 - 10件を表示

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)に関連する談話室の質問

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)を本棚に「積読」で登録しているひと

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)の作品紹介

こんな極寒の地でこのまま朽ち果てたくない-第二次世界大戦のさなか、ポーランド陸軍騎兵隊中尉だったラウイッツは無実にも関わらずソ連当局にスパイ容疑で逮捕された。苛烈な尋問と拷問の末、下された判決は25年間の強制労働。そしてシベリアの強制収容所へと送られた。意を決した彼は6人の仲間と収容所からの脱走を計画し、見事成功する。なんとかシベリアの原野を抜け、徒歩で一路南へと移動を始めた彼らだったが、その前途には想像を絶する試練が待ち受けていた!極限状況を生き抜いた男たちの、壮絶なるノンフィクション。

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)の単行本

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)の文庫

ツイートする