ここから出して!: 殺人犯に監禁された少女の告白 (ヴィレッジブックス N タ 2-1)
- フリュー (2007年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863329324
感想・レビュー・書評
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「ここから出して!―殺人犯に監禁された少女の告白」ベルギーの少女監禁連続殺人事件の被害者の実録。
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-12-03詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ベルギーの少女誘拐監禁事件の被害者が語る、
自分の身に降りかかった悪夢の物語。
犯罪の残虐性もさることながら、
この本のすばらしいところは、
解放後の人生が綴られているところだと思う。
ひどい内容に涙したいのなら、携帯小説で十分。
そうではなく、
精神を病まずに戦い続ける彼女の生命力に感服でした。 -
12歳のある朝、私は自転車に乗って学校へ向かった—
いつもと同じように始まったはずのその日、
サビーヌは見知らぬ男に誘拐されてしまう。
連れていかれたのは、
幅99cm、奥行き2m34cmしかない地下の隠し部屋。
黄色く塗られた壁に四方を囲まれた不潔な穴蔵で、
死に脅える日々が始まった。
与えられたのは腐りかけの牛乳に、カビの生えたパン。
その穴蔵から出られるのは、
“受難の部屋”で男の性的虐待に耐えるときだけ。
もう二度と家族に会えないかもしれないと思い始めたとき、
ついに—ベルギー中を震撼させた、
連続少女監禁殺人犯のもと80日間を生き延びた少女の激白。