評価:C
ヒロイン側が主導権取ってのシチュ、がメインの一作。
陵辱スキーの作者らしからぬ甘々大目。
中編(「お月様の女の子」)、前後編(「義理と言っても姉は強し!!」)に関しては手堅く纏まってるものの、今一つ感もあり。
締めで強引に持って行ってるのがやや難かと。
短編に関しては、陵辱系の2本(「潜入」、「庶民の勉強」)はいつものクオリティでなかなか良し。
残り3本に関しては、
・「姫と僕」
陵辱的プレイとシチュの乖離が、いい意味でギャップになっててそこそこ良作。
・「企め妹!」
はっちゃけた妹の陰謀による姉妹丼ルート。
妹のはっちゃけ振りと、デレた姉の甘々感はなかなか良し。
・「催眠女王様?」
催眠術で箍が外れて、ヒロインが主導権握りつつの甘々展開は面白い。
と、一捻りがあってそれぞれに楽しめるかと。
絵柄は、全体的に丸みを帯びてる感じ。
基本頭身は高めなものの、デフォルメキャラを使うことであまりそういう感じはない。
背景白いのはやや減点要素か…もう少し描き込んでもいいんじゃないかと、流石に白過ぎる。
もう少し絵に安定感が出れば、評価上げるかも。