刺青の男 (EDGE COMIX)

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  • 茜新社 (2008年9月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863490277

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刺青の男 (EDGE COMIX)の感想・レビュー・書評

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  • 不幸で救いのないラストに思えるが、そこには確実に愛があった。人を傷つけた報いは必ず己に返ってくる、こういうカタチでしか成仏出来ない愛もあるのだろう。せめて夢の中でだけは、幸せな刻を刻んで欲しいと願わずにはいられない。
    冒頭の「僕のカタギ君」という呑気なタイトルから始まって、ラブエロコメから怒涛の展開、そしてそれぞれのエピソードが収束され全てが繋がるラストまで、全く無駄がなく素晴らしい!
    幸せに雛形なんてなければ、不幸にも雛形なんてないんだと思わせてくれる作品。途轍もない傑作のように思えるが、読後感の重苦しさがハンパないので個人的に☆4つ。

  • 未だ携帯コミックどまりですが…

    重いですよね…
    本当に辛い。
    でも、他の皆様の仰る様に、罪と罰と償い、とか、深い愛の強さとかがドカン!ときて、最後に潟木に語る久保田の言葉が、墜ちて行くだけの心を、細くて暖かい光の筋が指してくれます。
    良い作品です。

  • うわっ、なにコレ。しんどいっ。

  • この本は、
    ただのヤクザものとか
    BLとかで
    終わらない作品です。

    もっと、もっと深く読んで
    深く深く、感じ取ってほしいです。
    この作品の伝えたいこと
    悲しみ、痛み、思い
    すべてが詰まっています

    読んでください
    読んで、思いを、掴み取ってください。
    そして、感じてください。
    それだけ、この作品には
    色んなことが詰まっています。

  • 全然全く好みではないが、作品としてはアリだと思う。
    ちょっと文学っぽい感じ。エロい。
    読みながら疑問に思っていたことが、途中でちゃんと解決されてしまってあぁorz
    あれは目覚めない方が幸せなんだろうな……

    好きな人はすごく好きそうな話です。

  • 2017/04/19
    絵が荒いぃぃ!!それも味か。
    ヤクザが出る作品を探していて、レビューをチラ見したらハードだったとか重めな内容という感想が多かったので購入。
    内容はそこまでハードではないけども、場面や空気を切り替えるシーンで見せるパンチの威力は、おぉっとなった。久保田君イイネ!だわ。
    この本を開いて一発目の赤いページは武藤さんと坊だったんかね?

    はるのこい ゆめあんない
    好きな人の生霊と楽しいこと出来るなんて1番いいやん。キスも抱きしめることも出来ないから、いつかは虚しくなるかもしれないけど個人的にはとっても都合良くて羨ましいなぁと思ってしまった。

  • 阿仁谷ユイジ

  • 作者買いし、軽い気持ちで読み始めて、完結となる書き下ろし作での衝撃のラストに絶句してしまいました。
    BLでこんなに圧倒されたのは後にも先にもこの作品だけだと思います。
    もともと阿仁谷ユイジ先生は好きでしたが、この作品がキッカケで信者レベルにまでなってしまいました。

  • BL漫画で、これほど圧倒されたのは初めてかもしれません。
    刺青を背負った3人の男の話なのですが、それぞれバットエンドです。切ないという気持ちよりも、少し恐怖心を抱くくらいの後味。
    潟木が刑務所から出て、これからラブラブ展開になるのかなと思いきやHIV移し……怖い!おおお怖い!あと耳鳴りの表現がとても良かった。
    殴ったり、殺したり、殺されたり、アングラな雰囲気の表題作でした。私はこういう話が大好物なので何度も読み返そうと思います。

    また他にも大学生の話が収録されていますが、こちらも良かった。好きな相手が生霊として現れる話です。

  • ~収録作品~
    「僕のカタギ君」
    ヤクザの下っ端?なのに名前は潟木(カタギ)くん&とってもキュートだけど恐ろしい一面を持った久保田くんの恋人同士のお話で、久保田くんはとっても姑息というか大胆というかとんでもないやり方でヤクザさんたちを捕まえていく刑事さん。
    カタギ君は恋人なのに久保田くんに捕まえられてしまう・・・
    「ラナンキュラスの犬」
    潟木くんの兄貴分・武藤とその組の坊(有馬)の逃避行までのお話。
    「狂い鮫とシンデレラ」
    武藤とボンを狙った埜上を久保田くんが捕まえるお話。
    で、最後の「みんなの唄」につながる。
    ↑これが4部構成で主人公はそれぞれ違ってるけど最後で全てがリンクします。

    「はるのこい」
    「ゆめのあんない」
    この2作品は全く別で、好きになってしまった同性の親友が生霊になって現れてH?してしまうお話。
    以上計6作品入ってます。

    最初はまぁまぁありがちな運びだったけど、読み進めて話が繋がり始めると凄かった・・・
    怖かった・・・

    BL漫画読んで泣いてしまった上に立ち直るまでかなり時間がかかってしまった作品でした。

    久保田くんは全てを見越してカタギ君を捕まえたんだろうか?
    その捕まえた日が武藤さんの命日だったと聞いて私は最初のニュース番組のところを必死に読んだ。

    有馬がアパートでおかえりなさい!って武藤に練習させてる所がかわいくて仕方なかったけど最後を読んでからこれを見ると涙が止まらなかった。
    普通の生活をしたかっただけなのに。
    なんで耳鳴りがしてるのか最初は気付かなかった鈍い私。
    そうか・・・夢だったんだ。

    もうこの話の運び方になんて凄い人なんだ!って思った。

    阿仁谷さんはかわいい恋愛を書く上にこんなにヘビーな作品も書けるのか?
    あまりのギャップの凄さに驚かされた。

    そしてかなり画にもこだわっていたと思う。
    ラナンキュラスの花なんて見た事もないけど綺麗だった。
    いつものキュートな女性ではなく凛とした綺麗な女性にも驚かされた。

    この人の画はわたなべまさこさん(だったかな?)を思い出させる。
    シャープな線や髪の流れ方とかが。

    途中で終わって欲しかった。
    みんなが幸せな状態で終わって欲しかった。
    久保田くんの最後のセリフが本当に突き刺さった。
    わかってたのかな?久保田くんはカタギくんにうつされた可能性の事。
    わかってたよね。
    2人で償いながら生きるのかな?
    漫画なのにこんなに先を考えたり本気で感情が入って出て来れなくなったのは「風と木の詩」以来だと思う。

    たぶん読む度に泣いてしまうんだろうなぁ・・・

    「はるのこい」
    「ゆめのあんない」
    これを読むとちょっと癒されるけどやっぱり足りない・・・

    読んで良かった。
    本当にこれからがすっごい楽しみな作家さんだ。
    でもハッピーな感じで終わって欲しかったのも本音。
    いつもの阿仁谷さんのイメージで読むと確実に破壊されマス。
    もはやBLとかいうくくりを超えてます。

    前回の蛇龍どくろさんの「エンドレスワールド」は重さや深さはあったけど最後は良かった~とハッピーエンドな形だったけど、この作品は終わった後の重さはハンパない・・・
    いろんな事を考えさせられた。

    好き嫌いが分かれる作家さんだけど、新しいBLの世界を切り開いてくれそうデス。

    はぁ~ヘビーだった・・・

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