- Amazon.co.jp ・マンガ (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863490277
感想・レビュー・書評
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不幸で救いのないラストに思えるが、そこには確実に愛があった。人を傷つけた報いは必ず己に返ってくる、こういうカタチでしか成仏出来ない愛もあるのだろう。せめて夢の中でだけは、幸せな刻を刻んで欲しいと願わずにはいられない。
冒頭の「僕のカタギ君」という呑気なタイトルから始まって、ラブエロコメから怒涛の展開、そしてそれぞれのエピソードが収束され全てが繋がるラストまで、全く無駄がなく素晴らしい!
幸せに雛形なんてなければ、不幸にも雛形なんてないんだと思わせてくれる作品。途轍もない傑作のように思えるが、読後感の重苦しさがハンパないので個人的に☆4つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
未だ携帯コミックどまりですが…
重いですよね…
本当に辛い。
でも、他の皆様の仰る様に、罪と罰と償い、とか、深い愛の強さとかがドカン!ときて、最後に潟木に語る久保田の言葉が、墜ちて行くだけの心を、細くて暖かい光の筋が指してくれます。
良い作品です。 -
うわっ、なにコレ。しんどいっ。
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この本は、
ただのヤクザものとか
BLとかで
終わらない作品です。
もっと、もっと深く読んで
深く深く、感じ取ってほしいです。
この作品の伝えたいこと
悲しみ、痛み、思い
すべてが詰まっています
読んでください
読んで、思いを、掴み取ってください。
そして、感じてください。
それだけ、この作品には
色んなことが詰まっています。 -
全然全く好みではないが、作品としてはアリだと思う。
ちょっと文学っぽい感じ。エロい。
読みながら疑問に思っていたことが、途中でちゃんと解決されてしまってあぁorz
あれは目覚めない方が幸せなんだろうな……
好きな人はすごく好きそうな話です。 -
2017/04/19
絵が荒いぃぃ!!それも味か。
ヤクザが出る作品を探していて、レビューをチラ見したらハードだったとか重めな内容という感想が多かったので購入。
内容はそこまでハードではないけども、場面や空気を切り替えるシーンで見せるパンチの威力は、おぉっとなった。久保田君イイネ!だわ。
この本を開いて一発目の赤いページは武藤さんと坊だったんかね?
はるのこい ゆめあんない
好きな人の生霊と楽しいこと出来るなんて1番いいやん。キスも抱きしめることも出来ないから、いつかは虚しくなるかもしれないけど個人的にはとっても都合良くて羨ましいなぁと思ってしまった。 -
阿仁谷ユイジ
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作者買いし、軽い気持ちで読み始めて、完結となる書き下ろし作での衝撃のラストに絶句してしまいました。
BLでこんなに圧倒されたのは後にも先にもこの作品だけだと思います。
もともと阿仁谷ユイジ先生は好きでしたが、この作品がキッカケで信者レベルにまでなってしまいました。