先輩 (EDGE COMIX)

著者 :
  • 茜新社
3.72
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本棚登録 : 463
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863492905

感想・レビュー・書評

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  • 切なくて、だけど幸せになれるとてもいい作品でした。

  • びっけ先生いいね!好きだった先輩が死に、出会った杜若くんに面影を重ねる。杜若くんは煌先輩を好きだけど死んだ人に重ねられてるの知ってて俺を見ててなるのちゃんと素直で真っ直ぐでいいな〜て思った。煌先輩の、先輩への気持ちの折り合いの付け方も綺麗

  • 絵の柔らかさや雰囲気が好みでした。相手を待つこと、相手を迎えに行くことの両者の心情がしっかりと描かれている印象を受けました。話も全体的に読みやすく最後まで落ち着いて読むことが出来ました。
    強いて言うなら、亡くなった先輩の話をもうちょっと掘り下げてくれてもいいのかなと個人的には思いました。

  • 大切な人は、想いを伝えたい人は、今そこにいますか…?


    鎌倉の高校に通う杜若 閃(かきつばた さき)は、登校中、道にうずくまる1つ上の先輩 ・藤浪 煌(ふじなみこう)に声をかけたことで知り合った。
    学年も部活も進路も違うけど、その後もなにかと一緒に過ごすようになるふたり。しかし、藤浪はつらい過去に囚われたままで……。
    繊細な描写とストーリーで描かれる、びっけの青春物語。

  • 二股からの四角?三角?関係が…。でもどろどろに感じないのは、空気感のおかげかなあ。
    一方通行な想いに胸がきりきりしますね

  • 萌えというよりは読み物。

  • BLでもこういう話があるんだと、ハマって読み始めてすぐに出会えた作品。
    地元鎌倉が舞台なので読んだのですが、厚い一冊丸々二人の事が丁寧に描かれていて素晴らしかったです。

    ただ一つ残念なのは、亡くなった先輩にさほど魅力を感じなかった事。
    重要なのは此処じゃなくて今なので全く問題ないのですが、先輩は二股かけられてもなおこの人の何処が好きだったんだろうというのが分かり辛かったです。

    先輩受だと思って読んでいましたが、実際どうなんでしょう。

  • 雰囲気にしては、急ぎすぎたもしくは台詞が多すぎたように思いました。余韻がもすこし欲しかった個人的に。登場人物全員、いわゆる漫画の生徒会にいそうなきちんと賢い、けれど学生、という造形がほんと素敵です。青春だ、なあ。切ない。しかし、ほんと一番切ないのユリさんだと思う。幸せになって欲しい。

  • あぁなんだろう、無条件で好きだわこれ。
    サラリと読んでもいいし、じっくり読んでも萌える~。 
    胸像さんたちの井戸端会議も好きだったわ。

  • 表紙の学生服=思春期的な熱さを青のカラーでまとめている感じがとても綺麗でびっけさんの本久々に買いましたが、今年のBL作品の中で文句なく個人的に一番好きな作品かもしれません。冒頭から引き込まれるストーリー、先輩への想い、置いていくもの、いかれるもの、様々な想いがあふれて、プラス鎌倉という舞台がとてもセンチメンタルで素敵な作品でした。鎌倉行きたくなってきたー!

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著者プロフィール

上質感漂う世界観と画風が人気の、注目作家。
代表作は「真空融接」「獏~BAKU~」「あめのちはれ」など。
現在は「ITAN」(講談社)で「王国の子」を、「ウィングス」(新書館)で「極彩の家」を連載中。
「ARIA」では2015年より「ヤギくんとメイさん」を好評連載中。

「2018年 『ヤギくんとメイさん(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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