- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863494961
感想・レビュー・書評
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表紙やタイトルだけ見るとすごくじめじめ暗い話っぽい印象を受けるけど、中身は普通にほわほわのほほ〜んなBL。
まぁそこは四宮しのさんなので、ほんわかしつつもちょっとダークな部分もあるけど。
表題のカップルは、草食系オタク装ってるけど意外とそうでもないイケメン(森田)×素直になれないちびっ子(犬塚)。
犬塚が「俺は性格が悪い」って自称してるけど、わたしからするとただ超超マイペースな一人っ子気質なだけで他人の不幸を願ったりしないから、全然性格悪いとは思わなかった。
いやでも素直じゃないことをツンデレで済まさずに、ちゃんと“性格が悪い”って表現してくれてるのはいいな〜〜。
犬塚の初恋を回想する話で森田が過去の人に優越感を感じてるところ、なんだかひっそりNTRを感じてめっちゃ好き。
脇に出てくる、強面世話焼き(川崎)×ダメダメ小動物(古賀)のカップルもかわいい。
どちらかというと無意識に他人に依存しちゃう古賀の方が性格悪いと思った(笑)
四宮しのさんの描くBLはきちんと心の歩み寄りを描いてくれてるので何回読み直しても面白い…。 -
また読み返したくなる味がある人物ばかり。
もう何回読んだか。読み返す程に好きになるので評価をアップ。 -
★3.5
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大学生たち
オタクっぽい子×チャラっぽい子
先輩カップルもいる
ほんのりほんわかとすすむ… -
けっこう前に買ったまま登録してなかった。
タイトルと帯から、それはもうギスギスでくらーいネガティブな話かと思ったんだけど、そんなこともなかった…ふつうにふわふわBLだった…
どんな話だっけな~って思いかえしてみても思い出せないので、自分にはそのぐらいの印象だったんだと思う。
常にテンション低めでのーっぺり進むお話だった。良くも悪くも。 -
四宮さんの絵は線が細くちまちましていじらしい印象を与えるが、目つきの悪さを描かせたら線とのギャップで効果てき面である。性格が悪いと言うのは共感力の弱さであり、性根が腐っていると言う事ではない、と言う部分がきちんと描かれてる…。共感力の弱さは裏返せば実は超マイペースである、と言う事かもしれん。場の雰囲気は習慣で読む訓練が出来るが、その人が「何を考えているか」を考えようとするのはまた別の次元だもんな。
登場する人物それぞれ、ある種の極端さを抱えており、それが故に「性格が悪い」と評される時もあるかもしれないが、ある特定の人間と対する際に「本性」がさらけ出される構図が非常に面白い、リアルなんである。
性格が悪い=悪人、性格が悪い=腹黒い、と言うだけの理解力で読んではいけない作品。性格が悪いと言うのは、自分の性格の欠けている部分を認め、こういう所が性格が悪いと誤解されるんだろうな、と言う意味合いであり、ヤンデレっぽかったりダメ男っぽかったりするが、それが相手にとっては魅力的な部分でもあり厄介な部分でもあると言う、人間関係のもやっとした部分が描かれている作品だなぁ。 -
四宮しのさんの単行本は2冊目。しばらくぶりに読んだらやっぱりなんだかすごく好みだわ四宮さん。ほわほわ〜っとして。
性格悪いというか誰かや何かにすごく執着してる人って、隙があってかわいい。ずるかったりするのだけど、計算しきれていないところとかね。すぐ嫉妬したり。性格悪いから恋人以外に友達いないとかね。かわいいじゃないか!(自分じゃなければ言える) -
メインかぷより先輩かぷの方が気になります。