B.S.S.M. (EDGE COMIX)

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著者 : 井戸ぎほう
  • 茜新社 (2015年7月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863495227

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B.S.S.M. (EDGE COMIX)の感想・レビュー・書評

  • 自分の中では結構まともに見えてアブノーマルな、あぶなっかしい子の本当の純粋なトコみたいなのが見える作品だと思ってる。

  • ちらっと目に入ったレビュー評価が割と低くてショックを受けてる……
    普段なら好きにならないCPだなって思う。寡黙冷静クール×無邪気かわいいあほのこ…
    でも井戸ぎほうさんだからっていうフィルターがかかってんのかなーけっこう好きだったし受けちゃんかわいいかわいいと思えた。
    帯に「お前と同じで俺もラリってんの」ってあったから、けっこう基地外系というか、やばい奴らなのかな?って思ったけどそれはメインじゃなかった。帯って重要だと思う。この帯って適切なのか…?ラリってないしむしろ真逆の位置にいない…?
    ていねいに進む少女漫画だった。ふたりの心の変化がちゃんと順を追ってていねいに描かれてる感じがする。だから井戸ぎほうさんは好きだ~
    感情のこまかな動きを商業BL一冊で描くのってけっこうむずかしいのかなーって思うんだけど(なにも描いたことないけど)、この方の作品って、伝わりにくいけど「あーそれあるよねなんかわかる」みたいなのをふんわりやわらかい粘土で形作るみたいなところある。
    モブおじさんが絶妙なモブっぷりですごい。名前も出してんだしもっと印象に残っていいものを、見事に背景化してる。
    えろがあんまりなくてうれしかった。欲を言えば、最後までどっちがどっちなのかわからなかったら(明示されなかったら)よかったなあ。まあこれはこの左右だろうけど。

  • 評価低すぎてびっくりしたんですけど、多くの人の地雷であろう、しかも普通の高校生の話の中の『ドラッグ吸引』のせいですね。一度きりではありますが苦手な方はやめたほうがいいです。
    モブに《よくない大人》がちらほら出てきて、それが二人を平和に見守りたいだけの読み手の不安を煽るだけ煽ってくる。

    どこへ行っても、誰にでも甘やかされるように可愛がられるタイプの人が稀にいると思いますが、そんな受けの子が世の中のポジティブな面を教えられて育った楽天家(率直に言っておばか)でもあるため、リアリストというか、現実の苦味を繊細に感じ取るタイプの攻め君の気持ちをあまり上手く汲み取れない。っていう話だと思います。
    危ない橋を危ない橋だと理解しているのかしていないのか、「いい人だから」「友達になりたい」の一心で向こう側に踏み込んでいこうとする受けに「それなりに大事にしてきた」と同時に受けの周りの人間関係や本人を壊してしまいたい欲を持ち始めた攻めの悩みがずるずると作品の中にあるように感じる。

    真逆の人間と恋をすると、価値観の違いは明らかだし、一方が一方に合わせようとして済む問題ではない。どうしたって別々に生きてきて形成されたものは変わらない。
    最後の『その後』で、受けの物事を楽しむ気持ちが攻めに、攻めの抱えてきた切ない気持ちが受けに上手く分け与えられていたような気がします。

    全体的には悪い話ではないです。
    ただ、受けの軽率さが本当に怖い。幾つか作中には《分岐点》があって、彼が「(攻めに)見放されたくない」と思っていたからこそ大事にならずに済んだだけで、受けの『無邪気で人に愛される性質』が笑えないレベルで危ない人生を呼び込んでるハラハラ感とか。
    攻めの不安感の一部を読者に背負わせる一冊でした。

    追記メモ:ドラッグの出どころが眼鏡のお兄さん(ヤクザ)で、薬を受けに渡したマスクのおじいさんが名刺を取り上げたのはお兄さんがやってることを知っていてそれには関わらせたくなかったから、じゃないですかね? やっぱり「いい大人ではない」けど「悪い人ではない(厳密には悪意がないの意)」なのかな。

  • 初読のときに終始ただよう独特の雰囲気に馴染めない印象だったけど(というか無邪気に薬物を使う描写と空気感にぞっとして以後入り込めなかったんだけど)、さっき読み返したら普通にすごく良かった。いい話。

    本編もおまけも一話ごとも、終わらせ方(引き?)の空気感が独特でオシャレで好き。モノローグも良くて、なんだかよくわからないけど胸がしめつけられて泣きそうになる読後感。
    「初めて恋をすること」が丁寧に描かれている作品だと思った。
    BLだけど、読んだら自分も恋をしたくなる作品かも。。

  • あふるるセンス。
    既刊「夜はともだち」とはうってかわって、至って超普通なDKが恋のお相手。
    とはいえ一見真逆な人物像に見え、井戸さんの創り出すキャラクターにはベクトルは違っても暴力的なピュアさ、という点で一貫性がある。とおもう。

    言葉選びもそうだけど、一コマ辺りに集約された空気、温度、においが視覚を通して伝わってくるのは、空間の切り取り方や光源の捉え方を含めたセンスによる部分が大きいと思うけど、それが可能なのも確かな描画力に裏打ちされているから。
    素敵です。

    水分、特に涙目の描写が好き。
    表紙もちょーー、めんこいです。

  • なんでこんなに評価低いのか分からない…もうつられて涙涙でした。
    2人が涙しながら想いを交わしていたシーンとかもう…あぁ…
    けいまが恋を自覚していく過程がとっても丁寧で甘苦くて泣くしかねえ…

    けいまが体験してた危うさって、一般的な「普通」の人は無意識に避けてるだけで実は簡単に直面できちゃうんだよね。
    人生ってそういうものだと思う。暗夜行路的な部分いっぱいあるよね、的な。だから結構その辺リアルだなーと逆に思った。
    井戸ぎぼうさんのそういう生々しいバランス描写がとても好きです。

  • 恋愛のはじまりや、恋愛の気づきをしっかり描いた作品。
    さびしさが「恋」のキーワードになるってすごくないですか…しかも相手のさびしさ…。
    とびきりのアホの子に見せかけて、人との距離を弁える天才で実は人間関係において聡明っていうキャラをちゃんと作れる作者の才能すごかったです。まあその人間が安全な人かを見る目は無いのですが笑
    その危うさをもう一人がサポートしていて安心しました。そちらはそちらで他人にうまく切り込めないで、自分の中で線引きしてしまう臆病なタイプ。ちゃんと気づいてもらえるようになってよかったね…!
    お互いがお互いの永遠の好意を信じられるようになるのをゆっくり見守りたい所存。

  • 前作の「夜は~」があまりにもツボ過ぎて今回期待値大で読みましたが……うん、これじゃない感がハンパないです。圭馬の学校外の交友関係は結局なんのフラグだったんだ??わざわざ裏稼業関係の人間である必要性はあったんか??モヤッとする。でも「その後」の旅行先での二人にはホッコリさせられたかな。

  • 商業BL漫画ってえろいシーンが必ず入るのが不思議なんだけど、男性の恋愛はやはり性的な部分が重要になってくるものなのか。
    登場人物の心情描写が雑然としていてちょっと前後の文脈がわからなかったりする部分もあるけど、それを抜けばあとはすごくいい。恋をして追いかけている側の方がドライで「お前なんかひとりぼっちになってしまえばいい」とか思っているあたりが現実的で好感が持てる。実際恋愛なんてそんなキラキラしたもんじゃないと思う。男女の恋愛漫画だとこういう辛辣なセリフやドライな恋愛とか描かれないからこの点は男性間恋愛の専売特許かな。

  • 内気で口数の少ない男子高生と、好奇心旺盛で社交的な男子高生のお話でまるんと一冊。思えばこの方はいつもこのパターンかも、社交的な子×孤独系な子。男子校の事は全く知りえませんが、男子校の雰囲気ってきっとこんな感じなんだろうなぁと思う思春期特有のよくあるアレコレ話を井戸ぎほうマジックで展開。それにしても、作家名と表紙だけで買いたくさせる人。

  • 主人公が積極的に薬物乱用してる時点で嫌になってしまって、この話に良い印象がなく、どういう話なのか理解することもできませんでしたが、皆さんのレビューを読んでいて、やっとこの話の意味を飲み込めた気がします。
    自分勝手な人間が徐々に相手を思いやるようになっていく姿はとても楽しいのですが、今作ではけいまくんをあまりかわいいとは思えませんでした。恋を自覚してからはかわいいと言えますが、そこに至るまでの行動がいちいち危なっかしくて見ていると怖いです。
    いまの高校生がみんなけいまくんみたいだったら、と思うとゾッとします。
    最後に収録されている「その後」でけいまくんが、今までなおくんが抱えてきた切ない気持ちになって泣いているところは好きです。

    「のどかつかえて声がでない
    なおも ずっとこんな気持ちでいたのか
    俺も泣かないで話せるようになるから待ってて
    言うからそれまで俺のこと好きでいて」(本文より)

  • 私は好きです。絵もキャラも可愛い。
    ありきたりなBLって感じではないですね。この作者さんの描く漫画は不思議な魅力があると思います。

    色んな意味で、高校生という年代特有の危うさが描かれてます。きゅうっと切なくなる場面も見所かと!

  • 高校生×高校生 たぶん

    雰囲気まんが… ふしぎな感じで話はすすむ
    わりとセックスはする

  • 無口で何を考えているかわからない攻め×そこなしの馬鹿でアブナイほどに無邪気な受けの、不安定な日常。
    友達同士のはずなのに、なぜか“そーゆーこと”をする仲に。

    現代日本が舞台のはずなのに、絵柄も相まってどこかファンタジーのような独特の空気感がある。
    少年の魂の脆さ、危うさ、したたかさが詰まってる。

    友達とえろいことをする展開、じわじわ変わっていく関係、受けの積極的なところは好き。
    ただ全体的な空気がちょっと合わなかった。
    好きか嫌いかと聞かれれば好きだけど、読み返すことはないと思う。

  • 普通の男子高校生二人の日常…に、なぜに異質なモノをぶちこむのか…ちょっと読むのしんどかった。ヤクブツとか普通にアウトやん、隣でミカン食うとる場合やないぞ…。というこの日常と異常を無理やり交わらせた空気が逆に気持ち悪くて…。狙ってそうしてるんでしょうが…

  • 恋をして、成長していく。良いなぁ。ちょっと危なっかしいけど。

  • ぎほうサンらしい世界観で嬉しい反面、とにかく設定が難しかった。

    楽しい事が大好きでいつもニコニコ皆から愛されている けいまは、簡単に言ってしまえば危機管理が出来ないおバカさん。突き詰めたら、良いも悪いも気にしない快楽主義者。なお は真逆のリアリスト。けいま の危ない色気から逃げられないのに、すべてを諦めているって感じ。
    やまちょー先輩は個人の売人で、名刺くれたおじさんのシマで何か派手にやらかして鼻おられたんじゃないかと推測…。薬は御法度なとこ多いし。もしくはオリジナル捌いてるか。。

    けいま と なおの気持ちが寄り添っていく感じは流石だな〜って思うんだけど…けいま の誰でも友達!誰とでも遊ぶ!っていう発言が好感度を下げまくってくれて。ぎほうサンじゃなかったら読まなかったと思う。

    最終的には、なお の気持ちに気がついた けいま が なお の苦しみを理解して、楽しいだけじゃ駄目なんだと考え直してくれるので本当に良かった。ラストスパートの なお の涙は普段語らない分グッときた!

    とりあえず、帯のアオリ文は印象が違いすぎて詐欺っぽいですわ。。あと なお がツッキー過ぎて辛かった\( ˆoˆ )/

  • 必死に理解しようと努力はしてみたものの、ちょっとよくわからなかった…(´・ω・`)独特すぎる…。ていうか、麻薬はだめだよ…。健全な高校生が好きな身としては、もうそこでドン引いてしまった。でもよくわからないながらも、なおは好きでした。

  • 意味がわからない。
    受けがアホの子過ぎて苛々する。
    前のコミックスのお話はすごくよかったのに、どうしちゃったの。

  • 結局、ドラックのおじさんと名刺をくれたメガネは何者?モブのこと以外にも色々と回収されないまま急展開でハッピーエンド。あとがきにあった当初のバッドエンドが読みたいと思いました。

  • 受けの人の倫理観念のないあほのこさにイラッとしました。

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